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STARMARIE THE SECRET THEATER ~いつか知ってもらえた時の為に~

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10月22日(日曜日)STARMARIE THE SECRET THEATER @TOKYO FM ホール(東京都 半蔵門)
 
この日は東京地方は台風接近に伴い朝から大雨でした。

僕は仕事が休みでしたので、昼から半蔵門のTOKYO FMホールまで、STARMARIE(スターマリー:スタマリ)のミニライブ「THE SECRET THEATER」

を見に行ってきました。

木下望さん高森紫乃さん中根もにゃさん松崎博香ちゃん渡辺楓さんの5人からなるアイドルグループです。

何度も書いてきましたが「死を歌う」というコンセプトで、楽曲の独特の世界観が特徴。

 

ここでまた僕がスタマリ愛を語り出すと長くなるので、今回は省きます。

 

僕が以前書いたスタマリ関係のブログをいくつか貼っておきますので興味があれば読んで下さい。

2017.08.30 STARMARIEワンマンライブ ~今回は何人死んだのか?~
2016.08.21 STARMARIEワンマン観覧記~死を歌いながら前向きに生きる~
2016.04.27 STARMARIE ワンマンライブ観覧記 ~『死を歌う』意義~

 

さて、スタマリメンバーも所属する音楽事務所(M-SMILEさん)もあまり今回のこのライブに関しては宣伝しておらず、まさにSECRETの公演、の様相でした。

 

しかも、今回はあらかじめ運営からツイッターで、
演出の都合上「着席での観覧」をお願いする
(異例の)アナウンスがなされていました。

TOKYO FMホールはオール着席だとキャパが150人程度と小さいので、あまり大々的に広めると着席での観覧に支障が出るというのもあったかも知れません。

 

あと、人数が増えすぎると終了後の特典会の時間が取れなくなっちゃう(この日は同会場に夕方にもう一つ対バンが予定されていた)っていうのもあったのかな。

それだけ少ない人しか知らない、秘密のライブ。
いつもSTARMARIEのライブは凝った世界観の演出が美しく楽しい。
 

と、いうわけで今日はどんな感じになるのか、楽しみにしていました。

開演前、入場してみるとステージ後方には壁全体を覆うような巨大なスクリーンが掲げられていました。

そこにスクリーンセーバーで、この日の裏テーマであるハロウィーンチックな5匹のオバケの映像が流れています。


5匹のオバケちゃんはスタマリメンバーのことを表しているのでしょう。
しばらくの後、画面は大きな月の映像にかわり、そこからこちらに向かって飛んでくる大量のコウモリのCGに。

これだけ見て、この日は

映像でかなり色々な趣向がありそう

と開演前から期待が高まります。

ライブの採算とか度外視して(笑)、

アイドルライブというよりはショー、芸術作品

として背景をしっかりと作りこんでくるのがここの所属音楽会社の良いところだといつも感心しています。

会場に入った観客は100人ちょっと。

雨で寒かったということと、着席ライブっていうことで以前オルスタのライブで盛り上がっていたおまいつのファン(=マリストさん)は少なめ。
 

そういう人たちは他界したのか、それとも沸けないライブの時は来ないだけなのか、

については内部情勢に疎いので知るよしもなし。

この日は台湾などアジア各国からの応援部隊もなし、でした。

ただ、最近見る限りでは、結構1年以内の自分より更に新規のファンも結構来ているような気がします。

 

上記のごとく僕はこれまで自分のブログで沢山書いてきているくらい、スタマリのことが大好きなのですが、所詮はDD。

この現場では超外様ですので

隅っこの方におとなしく着席、ですww

13時開演、だったのですが、なかなか予定時刻になってもライブが始まりません。

多分映像と音響の最終チェックに時間が掛かっているんだろうな、と予想。

また、スタッフさんが小型の携帯酸素ボンベを何個も運び入れたりしてて、もしかするとこれは結構ハードな感じでやるのかな?って予想。

(水は運び入れることは多いけど、酸素ボンベまではなかなか運び入れないからね。スタマリライブはダンスが本当に激しいのです。)

ライブが始まる前から僕の観察は始まる。

色々な状況を予想する、っていうのは個人的な性分です(汗)。

予定を大幅にずれ込み、13時20分近くにライブスタート!
会場が暗くなると後方の巨大スクリーンにヨーロッパ風の古城のCG映像が映し出されました。
そして、メンバー5人のビジュアル写真

城内に住むお姫さま、をイメージした感じのポートレイトで、

英語のネームロゴ入りです。

(これはなかなか豪華な作りだな。)

しかし、その後城の外部が暗転し、急に不気味な雰囲気に変わると、画面に突然リンゴのオバケが飛び出して現れました。

↑この日売られていたTシャツのデザイン、背面には英語で

「お化け屋敷に就職しよう」(※→STARMARIEの一楽曲タイトル)の文字が書かれている。

この絵と同じリンゴオバケがCGで声優の吹き替えでしゃべる演出。コイツがこの日の狂言回し役。

 

このリンゴオバケ、ケラケラ不気味に笑いながら我々にしゃべりかけてきます。

りんご内緒の話だけど・・・キミたちは死んだんだ~。騒いだって無駄だよ!こっちの世界の方がずっと楽しいよ。仕事だっていくらだってあるしねりんご

みたいな無責任なことをいいやがります


我々はもう死んでいて、お化け屋敷に就職しろ、っていうのか??

声優さんを使ったCGですが、あいかわらずこういう演出、よそにはないのでとっても楽しい。

ちょっぴりディ○ニーのパクリ(インスパイア)っぽいところもあるけど、背景CG映像はすごく綺麗でクオリティがバカ高い
結構金かかってると思うんだけど、どこから費用を捻出しているのか・・・採算取れているのか心配になるほどです(笑)。

りんごじゃあ、THE SECRET THEATER、は・じ・ま・る・よ~りんご

のリンゴオバケの合図の声とともにメンバー登場し楽曲がスタート!

セットリスト
(プロローグ映像)
01. 幻木町の怪人~町長選挙編~
02. モグラミステリツアー
03. 涙のパン工場「コンセル・カマタ」
04. 狂おしき月下の舞踏会
05. ガイコツたちのメンデルスゾーン
06. モノマネ師ネロ 
07. 本田教授のダイイングメッセージ
08. 三ツ星レストラン・ポールからの招待状
(映像)
(Spell of the Halloween)
09. サーカスを殺したのは誰だ ~trick or treat~
(パーティーは始まる)
10. お化け屋敷に就職しよう ~やっぱり辞めよう~
(絶望を喰らうコウモリたち)
11. スペル・オブ・ザ・ブック
 ※カッコ内タイトルはInstrumental
(映像)
12. ヘブンズ・ウェディング
13. 魔力が消える!
14. さよならお弁当
15. 星祭りの夜 君を殺しに行く
16. 屋上から見える銀河 君も見た景色
(エピローグ映像)
(Encore)
EN1 ホシノテレカ
EN2 ぐらんぱぐらんぱ


 

早速ここからライブレポートです。

この日のライブの内容は、
とにかく、スゴい
の一言に尽きます。

のっけの01『幻木町の怪人』から息をもつかせぬ激しいダンスと一糸乱れぬ5人の動きが我々観客の目を瞠らせました。

一曲終わったら、間髪いれず人気曲02『モグラミステリーツアー』

更にここから休むことなくフォーメーションダンスの美しい

03『コンセル・カマタ』

へと、流れるように進む演奏。


このライブは結局01.~08.まで約40分近く(!)ノンストップで激しく踊るハードっぷり。
歌はリップシング&曲によってはかぶせ、ですが、それを補ってあまりあるダンスクオリティとスピード!

TOKYO FMホールは天井が高く音響も良いとてもいいホール(僕は大好き)で、

天井から反響が降り注ぐように聞こえてきます。

そして、一曲一曲ごとに幻想的な背景のCGが流れることにより会場内が一気にスタマリの世界に引き込まれました。

コールをしたり、ペンラを持って振りコピをしたりして盛り上がりたい(これまでのライブではファンがそうしてきた)曲もあったのですが、

この日は着席観覧なので封印。
会場が明るくてあえてペンラを付ける必要もなし。

普段のスタマリのライブが、

観客がコールや振りコピで彼女たちのライブを支える、

という典型的なアイドルライブの形であったとすれば、
 

この日は今までのスタマリライブとはひと味違って、

まさに壮大なストーリーのある映画(THEATER)の一観客としてそれを眺める、

という感じ、でしょうか。

我々観客は新たに加わった「死の世界の住人」として、

死の世界を舞うスタマリメンバー5人(&映像)

をしっかりと眺め楽曲の世界に身を委ねる(集中することで楽しむ)仕様になっていました。着席観覧も理あり、と納得。


メンバー全員がみんな小柄で同じくらいの背格好。

話すとどの子も個性があって魅力あるメンバーですが、やっぱりこのグループの売りはライブでの5人の小さな体全身を使っての揃ったダンスパフォーマンス。
 

いつも以上にこちらが集中して見ていた、というのもありますが、シンクロも完璧、指先まで魂が乗り移り全身の振り付けで歌詞の世界を表現する姿。
 

本当は息が切れて苦しそうな顔をしてもおかしくないのに、

そのそぶりも見せずに曲ごとに笑顔、恐怖の顔、などの雰囲気を表情で演出するメンバー。

 

観客数が限定されていることもあってメンバーとの距離も近く、

会場も明るくいつもよりメンバーの表情笑顔がよく見えて、しかもいつものライブ以上にレスも届けてくれていたように思います。

 

あまりにもクオリティが高くて、

この日のライブのためにどれだけ練習を積み重ねてきたのだろう?

なんて考えると、ぐっと胸に来るものがありました。


毎曲が終わるたびに思い切り拍手を送りたいのに、

すぐ次の曲に入っちゃうから拍手できない、というのがもどかしくなるほど・・・(;^ω^A。

このまま続けてたらぶっ倒れちゃうから

「早く休め!」、「早く休め!」

って途中からこちら念じてましたw

 

08『三ツ星レストラン』が終わったところでようやく小休止となる映像場面になったのでホッとしました。
(こりゃ携帯酸素がなきゃダメだわ・・・。)

リンゴオバケに


りんご君たちが騒ぐから、オバケたちが目を覚ましちゃったじゃないか!りんご
って変な言いがかりをつけられて叱られた・・・・。

いや、全然騒いでないんすけど・・・みんな黙って集中してみてたんですけどww

ここからライブはハロウィーンの時期ということで、昨年のこの時期に発売されたミニアルバム
「Spell of the HALLOWEEN」

の楽曲、

この日のライブのメインテーマとも言えるゾーンです。


普段はやらないInstrumentalの曲と

定番曲09『サーカスを殺したのは誰だ』の変奏ver.

では、普段とは異なる、メンバーがばったりと寝転んで歌うシーンも。
10『お化け屋敷に就職しよう』の変奏ver.はとにかく間奏がカッコイイ。

こうやって、ライブにきちんとしたテーマを掲げて、ちゃんとそこのモチーフをライブ演出に入れてくるところがSTARMARIEは実に上手いと思う。

ここからまたリンゴオバケりんごくんの説教映像(内容は小難しいので忘れたww)を挟んでいよいよライブは佳境に。


後面の映像がまばゆいばかりのキラキラ黄色光のステンドグラスステンドグラスと十字架十字架キラキラ黄色にかわり、

メンバー生歌での12『ヘブンズ・ウェディング』を熱唱。ここからはライトファンタジーゾーンに。

STARMARIE世界のもう一つの側面である、感動系楽曲ゾーンです。
そして、ここまではほとんどリップシング&かぶせであったメンバーここからは生歌歌唱

その後も13『魔力が消える』から16『屋上から見える銀河』までは、極力メンバー自身の歌声で気持ちを届けることに注力。

事務所の社長さんがブログで、

「これからSTARMARIEの成長のために、あえて口パクを封印する」

と宣言して始めた新境地の曲が『ヘブンズ』でしたが、今後はライブでどんどん生歌でのパフォーマンスも増やそうという意欲の表れを感じました。

まだ、メンバーの声に荒さが残るところがあり(キーが高い)、

強弱・高低で上手く歌えていない部分もあったけれど、

メンバーの気持ちはとてもよく伝わりましたよ。

これは今後経験を積んでいくことでどんどん良くなっていくと思います。

リンゴオバケが

りんごさて、僕は行くとしようりんご

とお別れの挨拶をして本編が終了。

最後まで小憎らしかったけど、なんか憎めないヤツでしたww

 

こういう声優を使った映像シリーズは定番としてこれからもどんどんやって欲しいです。

実質70分ほどで16曲を詰め込んだ本編

→時間的にみてもほぼほぼ歌いっぱなし、ということですね。

 

どれだけライブの密度が濃かったか、

というのがわかります。

アンコールも感動系楽曲2曲でした。

『ホシノテレカ』『ぐらんぱぐらんぱ』両方とも僕が好きな曲で、

 

特に『ぐらんぱ』は前回のブログで書いたとおり、僕がスタマリで一番好きな曲で、聞くたびに泣いてしまう曲なのでこの曲をトリに入れてくれたことが本当に嬉しかったなぁ・・・。

 

さて、楽曲内で本当によく人が死ぬSTARMARIEなのですが、

僕が見てきた限り、今まではライブのラストになるとあまり人が死ななかった(笑)。

マリストさんたちも多分、アンコールでは

『姫は乱気流☆御一行様』、とか『メクルメク勇気』、とか、

『タイムマシーン・ラブ』『名もなき星のマイホーム』

みたいなポップな曲をラストにやってもらうのが好きな人が多いと思う。

 

だから、あまり今回の本編ラストやアンコールセトリを気に入らなかった人もいるかも知れません。

でも、僕はやっぱりスタマリの本分は、

「死を歌う」

だと思っているんです。
 

ですから、今回ここの運営が、

『ホシノテレカ』『グランパ』

人が死ぬ曲、でも見守ってくれている、っていう曲をラスト2曲に持ってくる、という新しいセトリの組み方には多分意味があって、

 

見る側に新たに伝えられることもありますよ、

っていう

表現の広がり、引き出し、

みたいなものを我々に示してくれたように感じて、僕は素直に嬉しかったです。

背景映像に歌詞が出て、

その意味が胸に迫ってきて、

一緒に口ずさみながらやっぱり今回も『ぐらんぱ』では思わず泣いてしまいましたww


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終了後の特典会では、Tシャツを買って、

メンバー全員とDDポーズでのチェキ(笑)、

そして、メンバーの渡辺楓さん(かえちゃん)とチェキをとって少しお話をさせていただきました。

今回のライブのスピード感が凄くて、感動したことを楓さんに伝え、

「息が切れないの?」

 

という質問をしたところ、

「酸素を吸ってた(笑)」

と・・・。やっぱり裏では大変だったんだろうな、と思いました。
 

「でも、これからももっと頑張る!」
と、おっしゃってました。
頑張れセカワタ!(「世界の渡辺楓」の略)

(感想)
当初、2daysある武道館のももクロのファンクラブ限定イベント(2日目)に落選してて、

この日はいわば「代替」としてSTARMARIEの公演を観に行った形でしたが・・・・。
大雨の中おして行った甲斐がありました。

最初ほぼ40分ぶっ通しで激しいダンス曲8曲を披露したのも凄かったし、

後半のメンバーの生歌での連続パフォーマンスは、

 

「いままでとは違った形のSTARMARIEを見せよう」

という運営&メンバーの意気込みの表れと感じました。

演出も、しっかりとしたコンセプトとテーマを掲げて、ストーリー展開、構成された一つの完成されたショーとなっていて、

むしろ8月の中野サンプラザで開催されたワンマンライブよりもずっと濃密な内容で100人強の観客の前で見せるには勿体ないと思えるほどでした。

ここの運営は、売れてないから、とか、予算がないから、と手を抜かない。

 

小手先の演出をせず、ちゃんと少人数の観客対象でも毎回しっかりした内容のステージを作ろうと努力しているので好感が持てます。

ここの会社の社長さんは以前SNSで
「STARMARIEはアイドルと呼ばれるかもしれないが、スタマリを見に来てくれる観客はオタではなく、僕は全員『ファン』だと思っている。メンバーには負荷をかけるかも知れないが、関わるみんなが楽しく、豊かな人生を送れることが、スタマリが長く続くことに繋がると確信している」
、といったような発言をなさっておられました。

オタとファンの違い、っていうのは議論の余地はあるでしょうが、彼の言っているところはなんとなく分かります。
 

今回のライブも、社長のそういう姿勢がよく現れていたように感じました。
 

メンバーも、夏の2回目の中野サンプラザを終えて、来年2月の3回目の中野サンプラザを迎えるにあたり、

運営のそういう意識を共有して臨むように変わってきているかもしれません。

陰では相当の苦しい練習を積み重ねて居るであろうこともなんとなく伝わってきました。
今までは結構愚痴や泣き言も言ってたのですが、今回はライブ中や終了後の特典会ではあまり苦労について多くを語らなかった感じ。

海外アジアや全国を飛び回っているスケジュールの中でこれだけのものを作り上げて来たことに、今までには感じなかった、先へ向けての強い決意、みたいなものが感じられました。

もちろん、努力とか工夫とかは他のグループだってやっているわけで、それだけで全てが乗り越えられるわけではないし、そんな甘い世界でもない。

 

それでも・・・・・

 

今は知名度は低いかも知れませんが、手抜きをせず今のうちからしっかりとしたものを作って見せて積み重ねていくことで、

(口コミで少しずつでも評価が伝わって)、

いつか多くの人に知ってもらえたときにきっと開ける道があるはず!

ももクロと同じ年(2008年)に結成されたグループが、ここまで何度かあった解散の危機を乗り越えて存続し、今これだけのモノを作って見せてくれている、ということに自分は感慨を覚えました。

感動できる現場に飢えているアナタ、

さあ是非スタマリの世界へどうぞ!

 

あと、この日、来年(2018年)の2月4日、三度目の中野サンプラザのライブの日と同日に、Newアルバムが発売されることが発表されました。今回はなんと、全曲新曲らしいです。
 

ところが、なんと僕はその日事情により運悪くライブは見に行けなくなってしまいました。

でも、アルバムは絶対に買います。

新たなスタマリのファンタジー・ワールドがどんな世界になるのか、楽しみに待ちたいと思っています。

------------------------------
(後記)

自分はマリストとはいえない、しがないDDですので、こういう記事の形で支援することしか出来ませんが、自分の記事を目にした方が、少しでもSTARMARIEに興味をもって、一人でも多く、現場に足を運んでくれることを期待しています。

今回、最後にあえて注文点をいくつか挙げるとすれば

「着席ライブ」であることを、会場でもしっかりアナウンスするなり、紙に書いて大きくわかるように掲示した方がよかったと思います。

ライブに行くときに公式ツイッターを見ていなかった人間は、ライブが始まった時に立っていいのか座って良いのかがよく分からなかったと思います。

ノンストップで楽曲をやるのは良かったけれど、ところどころ観客が拍手をするようなタイミングはとっても良かったかな、と感じました。

 


2017.10.26 中山莉子の生誕祭。~私、恥ずかしくないので!~

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10月26日(木曜日)「私立恵比寿中学 中山莉子 生誕ソロライブ『中山莉子の生誕祭。』@赤坂BLITZ(東京都 赤坂)

この日は仕事が終わってから赤坂BLITZまで出かけて、私立恵比寿中学(エビ中)の出席番号12番

 中山莉子ちゃん(りったん)

生誕ソロライブを観覧してきました。

彼女は現在16歳 中学5年(高校2年)生。

明後日の10月28日に17歳のお誕生日を迎えます誕生日ケーキ

今日は夕飯要らないよ、って言って、自分の次女と同学年のアイドルの生誕ソロライブに出かけていくっていうのも、なんとなく後ろ暗いところがありますが、まあ、あまり考えないことにしましょう。

りったんといえば、元々極度の人見知りであったのが、エビ中に加入して新たに手に入れた武器である「ぶっとびキャラ」でアイデンティティを確立。

雑誌のモデルもやるほどのかわいらしい美貌の容姿とのギャップの面白さと、最近成長して美貌に磨きがかかりファンが急増。

自分が赤坂に到着したのは開場時間少し後。

駅の階段を上ったら、ものすごい人の数だったので驚きました。

↑チケットsold out!

タイトルの「中山莉子の生誕祭。」は、彼女のブログのタイトルが『中山莉子のブログ。』と「まる」がついているから、多分そこから取ったんでしょうね。
 

ファンクラブ枠が1200名

2階席が立ち見と追加席含めて200名 合計1400名ってところでしょうか・・・・。

他の半地下系のアイドルは赤坂BLITZでワンマンやってもなかなか埋められないという事情があるというのに、

最年少メンバーの生誕ライブでここをギッシリ満員にさせてしまう、

トップアイドルグループの恵まれた環境。

 

この天地の開きは日の目を見ない他のグループからしたら、ひたすらうらやましい限りでしょうね。

僕はファンクラブ(FC)枠で1Fのオルスタに当選してましたけど、

1200番までのFC枠の1100番台後半、という、

これ以下はなかなかない、という素晴らしいKS番をいただきましたので、

ほとんどラストに入場、で、段差のない部分の後方、下手側に立ちました。

 

背が低い僕、やっぱりあまり見えないけど・・・

まあ、1推しではないりったんライブに当選させていただいただけでもありがたいと思ってこの扱いは受け入れます(笑)

会場は1Fも2Fもギッシリ。

りったんのメンバーカラーである水色のタオルを肩にかけて、水色のペンライトを持っている人がとても多い。
人気があるなぁ・・・。先輩メンバーもうかうかしてられないんじゃない?
 

前方のステージの背面にスクリーン。

そこにはサインペンで自筆で

「2017中山莉子の生誕祭。」

と書かれた文字と、りったんのサインが映し出されています。

 

さらにその下には、毛筆で
やはり

中山莉子の生誕祭。

と横書きで書かれた和紙が貼られています。

 

意外と力強い字を書くんですよね。彼女の芯の強さ、っていうのが感じられます。

19時。
会場が暗転すると前方スクリーンに

Happy Birthdayのメロディと共に万華鏡の映像が。

 

そして引きの画面になると、その万華鏡をのぞいたり、風車に息を吹きかけているのは浴衣姿の莉子ちゃん

 

アップになると、かわいらしい浴衣姿に、

早くも会場には

「カワイイー!」

の声援が飛び交います。


あとで聞きましたが、この映像は実のお兄さんが撮影したプライベートショットだったようです。兄妹仲が良いのですね。

オープニングムービーの後は、エビ中現場ご存じ

00. 『ebiture』

が会場に流れます。


「♪スターダストの、スターダストの『中山』です!」

の替え歌を口ずさんでりったん本人登場

バルーン袖の洋風おとぎ話から飛び出てきたような、お姫様のようなドレスでした。

 

(↑写真は「音楽ナタリー」さんhttp://natalie.mu/music/news/254461より )


胸の部分の中央が大きなハートの生地になっていて、

腰にもいくつもハートの布ボールが縫い付けられています。髪の毛はアップにしてボリュームを増やし、お姫様風の縦ロールのパーマ。

髪飾りは和菊が数輪、みたいな感じのオリジナリティある、凝った衣装です。お人形さんみたいで、会場からはやはり

「カワイイーハート!」

の嵐。

登場を終えたりったん、そこから立て続けに
01.『ハイタテキ!』 02.『制服報連相ファンク』の2曲を投入です。
緊張のあまりなんか変なテンションになってるのがわかります。

動きも顔もなんかぎごちない(笑)。

普段は歌わない全員のパートを覚えて歌わなければならないこともあってか、

ペース配分が分からないで最初から全力疾走。

覚えた歌詞をガンガンはき出す感じ!
 

まるで、期末テストの時、覚えた知識を試験の時に一気にはき出して、後はころっと忘れる、って感じにも似ています(そんなわけないかww)。
 

ダンスなんかもう二の次、ですが・・・・

いいんです(笑)

 

これでこそ莉子

 

りったんはやっぱりこうでなくてはいけません

私を含むエビ中ファミリー、莉子ファンの多くは、

あでやかに流麗に歌いながら舞い踊るりったんの姿なんぞ想像もしていないし、望んでもいないのですからね!
 

2曲終わったところで

もう肩でゼーゼーしてるのがまたカワイイ

ここで初MCから自己紹介。
中山「皆さんお元気ですかー? この2曲で、わたしの体力は 終わりました・・・
(会場笑)
あああ・・・やっぱり笑い泣き

ソロのために特別にあつらえてもらった衣装をかなり気に入っているご様子の莉子さま
 

中山「カワイイ衣装でしょ?ずっとこういう衣装着たかったんだー。エビ中では、こういう衣装は全然着させてもらえないから・・・
と爆弾発言。
 

あはは・・・

エビ中の衣装って、アイドルグループの中ではトップクラスで恵まれてるんですけどね・・・

地下とか知らないんだろうな(汗)。

カワイイ衣装を着てご機嫌のりったん、

話していくうちに少し気持ちも息も落ち着いてきたようで、ここから
中山「テンション上げて、カワイイブロックだー!」

とライブは第二ブロックへ。


大きなハートの3段がさね風船を持って

03.『大好きだよ』
風船は上からそれぞれ、 多分「i」「love」「u」って書いてあるっぽいけどだんだんフォントサイズが小さくなっているんで遠くからだとよく見えないな。

一番下は、よくわからないなぁ違うかも。視力検査みたい。

歌詞を歌うのにやっぱり不安の表情と笑顔が絶え間なくコロコロ入れ替わる。
 

「キンチョーしちゃってもう動けなくなっちゃうんじゃないか」
って思うけどなぜか動けちゃう、のがりったんの不思議な魅力、なんだよなぁ・・・

会場が彼女のデビュー当初の昔と違うのは、みんなそれを知ってるから、誰ももはや、ハラハラも心配もしないで水色のペンラを振っているってこと。

そして、次にはNegicco姉さんねぎのカバー
04.『ねぇバーディア』
が来ました。

「♪あなたにあなたにあなたに恋をしたんです」→(会場)「オレモー」


「♪好きになってもいいのかなー」

→(会場)「イイヨー」
の定番返し。

 

完全にオタが莉子さまに制圧された瞬間です。
 

おまけに最後は
「♪もう止まらない『莉子』ー」

ですからね。また超カワイイんだこれが・・・。

(語彙がどんどんなくなっていく・・・)

こんな感じで会場に水色のハートハートが充満してきたところで
05.『ラブリースマイリーベイビー』
いいセトリだ。

うりゃおいうりゃおい、会場内一部MIX。

間奏部分ではりったん、得意のバトントワリングを披露。

やはりりったんといえばバトン

 

中途、バトン空中投げ上げから無事キャッチ

全般的に肩の力を抜いて見られるライブながら、

この場面がライブで一番ハラハラしたかも知れません。
 

りったんは歌とバトンに集中しててくれればイイヨー。

ダンスはしなくてもイイヨー、

俺らが勝手に振りコピするから。

 

って感じで振りコピしててくれるファミリー、

 

実に温かい現場です(笑)

ここから2回目MC。
明後日の17歳誕生日に発売される莉子ちゃん写真集の話。

ロシアのウラジオストクで撮影した裏話とオフショットを披露。
「ハイ・・・ハイ・・・」

「なんだろう・・・?」

と、言葉につまった時の

お得意の口癖を交えながら

ここだけの話、と前置きして、

「ロシア市販のピ○シキはまずかった」

、とか、

「お宅訪問でロシアのご家庭がせっかく食事をごちそうしてくれたけどたべたあと胃もたれした」

、とか、

自らオフショット写真を正直に解説して下さる莉子さま。
 

ちょっとロリっぽくて危ない写真もあったりしたんで

オジサンはドキドキしちゃいましたよ。


中山「ここからはブチアゲブロックです!体力勝負だよ!皆さんが声を出してくれないと、わたし、頑張れないからー!」

の声とともに

06.『たまげた恋のエルニーニョ』
披露。
昨年の年末大学芸会でイソギンチャクの格好して歌った以来の曲が来たので驚きました。

ラストはみんなで
「♪ヘイ・ホー・エルニーニョ」
の大合唱。
そして、
07.『ザ・ティッシュ~止まらない青春~』
では間奏でメッセージサインを書いた水色のボールを会場に投げ入れるサービス。


サインボール100個用意した、っていうりったんだけど、

あのね、

『ティッシュ』の間奏は約33秒。

 

 

普通にやると一秒間に3個投げ入れないと終わらない計算なんですけどね(笑)

当然めちゃんこボールが余って、あとで処理に困ってた。

08.『ちちんぷい』
1番2番歌詞ごっちゃになってますけどそんなの関係ね~!(笑)
♪先輩の答えも大人の答えもなにもかも要らないね~な莉子

 

自分で曲の合いの手を入れて

ザクザク曲を進める自由すぎるりったん。

ここから3回目のMC。
余って処分に困った(笑)ボールをガンガン投げ入れた後は、この日のメイン企画ともいえる、ファンからの質問に答えるコーナー

あらかじめ質問箱にファンが書いた質問をいれ、

集めたものを取り出してその場で読む。トーク力、アドリブ力が問われるコーナーです。
 

中山「サクサクっと答えていこー!」
と一気に勢いに任せて進める姿にかつてのひ弱な面影は全くなし。

 

意外とうまくきり返すのに驚いた。

 

良い答えを返そう、なんて考えが全くないからむしろ上手くいくのだろう。

ここらあたりは真面目なの先輩たちにも見習ってもらいところ。
 

Q「滑舌が悪いのはどうやって気をつけていますか?」→

A「滑舌が悪いのは気をつけられない!」
 

Q「最近恥ずかしかったことは何ですか?」→

A「私は恥ずかしかったことはない!」
 

Q「最近面白かった(こばやし)歌穂ちゃんのエピソードを教えて下さい」→

A「なに、これ。ここは私への質問のコーナーでしょ?却下!」
 

Q「最近のファッションのこだわりポイントをおしえてほっしーな」→

A「(星名)美怜推しか?美怜ちゃんに聞けば?」
 

万事がこんな調子ww

合計34問の質問に答えまくりました。
 

その後のプレゼントコーナーでは出席番号12番に合わせて、抽選で選ばれた12人のファンに今回の衣装のサイン入りチェキをプレゼントした後は、
中山「いよいよラストの曲です。この曲を歌わずにはいられない!」
と叫んで
09.『HOT UP!!!』
熱唱。バーンとテープキャノンが炸裂して水色のテープが舞い落ちて本編演奏終了です。

本編ラストMC要旨
中山「今日はなんかあっという間に時間が経っちゃった。
16歳になった時には『かざらない自分』というテーマを決めたけど、今度の17歳の豊富は、特に大きなテーマを決めずにおきます。そういうのって思っても、なかなかその通りに出来ないモノだから。
特に大きなテーマを決めず、やりたいと思ったことを自分のペースでやっていくことでキラキラ輝いていきたいです。
ひとりの生誕ライブだというのに、こんなに多くの人に来ていただいて・・・。自分はライブはセトリの流れが大事だと思っているんですけど、やりたいことを自分で決めた、そういうセトリでした。全然きちんと歌えていなかったけど、なんだろう・・・とにかくこれが(私の)やりたいことでした!
昨年からずっと自分の写真集を出したいと思っていたんですけど、その夢があさって叶います。(刷り上がった)写真集の本をみて、こんな写真集が出来たんだって感動しました。是非沢山の方にみてもらいたいです。」


と語ってりったん退場。
飾らない、とらわれない、自由(フリーダム)、な彼女の良さが現れたMCでした。

自分は莉子推しではないのですが、アンコールを大声で叫びました。
アンコールは

EN1『MISSION SURVIVOR』

で会場全員でタオルを振り回した後、
中山「サン、ハイ、ドン!!」

のかけ声で
EN2 『サドンデス』
で大盛り上がり。

 

りったん一人で全パートを歌った直後、

突然スクリーン映像にエビ中のメンバーのムービーが登場。

映像のメンバーとのやりとりでダンスバトルをすることに。

 

バトルに破れて倒れる前に、りったんをディスる言葉を吐きかけるメンバーたち。

 

自分の生誕祭なのになぜそんな扱いをうけなきゃならないのムキー

と不満たらたらのりったん、

怒って夏のファミえん以来となる、2回目のダンスバトルを持ちかける展開に。


そしたら、今度はメンバー、手のひらを返したような褒め殺しの内容に。

さすがに恥ずかしくなったりったん

「♪私、生誕祭ということで調子にのってた。やっぱり、エビ中にヴィーナスは必要ないね」
 

とメンバーに謝罪し、うまくまとまる、

という流れでした。
 

でも、狭いオルスタでまたもや2回ダンスバトルにつきあわされたこっちはへばりました・・・・ゲッソリ
 

セットリスト

00. ebiture
01. ハイタテキ!
02. 制服“報連相”ファンク

(MC)自己紹介
03. 大好きだよ
04. ねぇバーディア(Negiccoカバー:替え歌)
05. ラブリースマイリーベイビー
 ※バトントワリング披露

(MC)写真集の話

06. たまげた恋のエルニーニョ
07. ザ・ティッシュ~とまらない青春~

 ※サインボール会場投げ入れ
08. ちちんぷい

(MC)質問に答えるコーナー~プレゼントコーナー

09. HOT UP!!!

(MC)挨拶
<Encore>
EN1. MISSION SURVIVOR
EN2. サドンデス


(感想)
中山莉子ちゃんの生誕は今回初めて行きました。

成長期を迎えてちょっぴりふっくらとした感じで、

かわいさ2割もやしましましって感じで、

最近仕事がつらくてエンプティ気味な自分も、

双眼鏡でずっと表情を追ってるだけではっぴっぴーな気持ちになれました。

 

ちなみに、質問コーナーで

「犬派ですか、猫派ですか、あなたはどっち派ですか?」
って

「いぬねこ。青春真っ盛り」

な質問したの、多分、私の職場に出入りしているわーすた推しの男

だと思います。

(初のエビ現場が上司に連れられての莉子生誕だと言っていた)

しょうがないやっちゃ。

 

あえて楽曲クオリティについては触れません。


現時点では、

歌とかダンスにはある程度目をつぶって、温かく見守りつつ、

彼女のパワフルかつ自由すぎるパフォーマンスに身をゆだねてあっはっはー!と大笑いするのが

正しいアイドル中山莉子の楽しみ方

だと思うので。

音楽スキルの成長なんてものはグループの中でおいおいやっていけばよいことで、まだ時間はあります。

ソロの生誕祭では弱点を修正して見せるよりも

個性のストロングポイントを最大限に押し出すこともファンが望んでいること。

りったんそういう立ち位置が許された希有なアイドルなのであり、

 

評判なんか気にせず自分の今出来ること、やりたいことを表現できて、ザクザク進められる、っていうのは若さの特権でもあります。

 

スターダスト事務所、エビ中運営の懐の広さを感じました。りったんは、忙しくて大変だろうけど、とても幸せな環境にいると思います。
 

そういえば、エビ中のぁぃぁぃ(廣田あいかちゃん)が転校した後は、りったんに推し変する、と宣言してる方、

僕の知っている限り周囲に2名くらいいます。
そういう方たちは、

素材だけならぁぃぁぃに匹敵する潜在パワーをりったんに見て(感じて)いるからかもしれません。

 

来年の生誕があるのか、あったら、どんな風になっているのか、見てみたくなりました。

機会があれば、申し込んでみようと思います。

 

りったん、
♪すすめすすめー!ラッキー探しに行こうよ!
「惚れた!」

とは安っぽくなるから言わない。)

来週推しの生誕あるし!

2017.10.27 エビ中秋ツアー川崎 観覧記

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10月27日(金曜日)「私立恵比寿中学オータムナインツアー2017~エビ中ってなんか説明しづらいけど見とかなきゃ損なグループなんだって!~」in カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)(川崎市 川崎区)

10月7日より始まった私立恵比寿中学(エビ中)の秋ツアー2017ですが、5カ所6公演目の川崎で自分もついに初参戦とあいなりました口笛


自分、本当は今回の秋ツアーはチケット落選と日程が合わなかったことで11月3日の群馬県桐生市公演(遠征予定)まで参加できないハズだったのです。


ところが、前日の10月26日にメンバーの中山莉子ちゃんの生誕ライブに行った折、

翌27日のツアーチケットを1枚余らせて困っている方と偶然出会うことができまして、運良くそれを譲り受けることが出来たのでした。

金曜は唯一仕事を早めに切り上げることが出来る曜日ですので、仕事を終えてから電車で川崎市に移動。
会場(ホール)のある、カルッツかわさきは、大昔、「川崎市教育文化会館ホール、川崎体育館」と呼ばれていた、一連の敷地にあるホールを改築・移築したものです。

横浜市出身の自分は小学生の時、この旧教育文化会館ホールまで、妹が当時習っていたクラシックバレエの発表会を観に行ったことがありまして、ここに来るのは実にそれ以来、約40年ぶりびっくりとなります。

 

エビ中を知って色々ライブ遠征などするうちに、

このように、20年、30年、40年ぶりに訪れるっていう

懐かしい土地・施設がずいぶん増えました。
 

オッサンが人生のノスタルジーに浸るのに、エビ中は一役買ってくれているのです(ありがたやありがたや・・・)。

以前は川崎駅東側のここら辺の地域には、

取り壊された川崎球場や、今でもある川崎競馬・川崎競輪などの施設が建ち並び、とにかくガラが悪くて道路が汚い、駅から遠い、というマイナスイメージが強かったものです。

川崎駅の西側の方が先に整備され東側は遅れていたイメージもあったんですが、今回行ってみたら40年前とくらべて道はずいぶんと整備され、清潔な感じに生まれ変わっていたので驚きました。

駅から遠いのは相変わらずでしたが・・・・(汗)

こぎれいな2階ホール入り口をくぐり、細い通路を通り迷路のような階段を上がって2階席に入ると、大昔のホールとは全く変わった、とても綺麗で広いホールが眼前に広がりました。

 

自分の席は2階席の9列目の中央あたり。段差のある後列の最前であったので、前後左右のスペースも広く、ゆったりとした良席でした。

ステージからは遠かったもののステージ全体を広く見渡せてラッキー。さっそく双眼鏡で観察。

舞台の上に

「エビ中って、なんか○○なグループなんだって!」

と書かれた看板が掲げられています。

実際はもっと長いタイトルなんですが、ごちゃごちゃ書き切れないから短縮したな。
『○○なグループ』、の○○のところ、自分なら何を当てはめましょうかね・・・
 

席は1Fから3Fまでぎっしりと埋まりました。

平日なのですがところどころ空席があったとしても1800人ほぼ満員といって良いでしょう。


18時30分 開演!

ここからセットリストと短評ライブレポを書いていきます。

今回の秋ツアーは毎回毎回セットリストが違い、何カ所に行っても楽しめるというのがウリ。


00.『ebiture』でメンバー入場。


01.『パクチー』

いまだに人気根強い曲。いきなりお得意のフォーメーションダンス披露。ここの会場は広いステージなのでぶつからずに安心して後ろに下がれる感じ。
 

02.『春の嵐』

聴くのは春ツアー→TIFと経て聴くのは4回目。真山(りかちゃん)のソロが凄い。春のツアーの時も凄いとおもったが、今はもっと良くなってる。この曲の振り付けは上方から見ると本当にいい。


03.『日進月歩』

実は聴くの初めて。大きな振り付けの動きが目を引く曲。カッコいい。ややキーが低いのでメンバーでも出しにくそうなところがある。松野莉奈さんが居たらどうだったかな、と、ふと思ってしまう。安本彩花ちゃんのメンバーに囲まれてのソロのところが、バラの花赤薔薇のようで美しい。後半の星名美怜ちゃんのセンターのシーンに震える(推しだからひいきしている、というわけではないよ)。大人への成熟が感じられるし、大学生になってからの努力しての上積みも。

(MC)~自己紹介~

今までと順番を変えてやっていた。ここも新しい工夫かな。
「常に変化を繰り返すエビ中」

みたいなことを彩花ちゃんが言っていた。ぁぃぁぃ(廣田あいかちゃん)は会場が広くてみんなに囲まれている感じ、を深々と味わっている。エビ中として大箱でやれるのは残り何公演?って考えているのかもしれない。美怜ちゃんは地元川崎なのでいつも以上に元気。

真山は(自分の名前も)「りったん」だ(たしかにそうだが)、と主張し昨日のりったん(中山莉子ちゃん)生誕祭の時の小ネタをひきずりつつ

「金曜というわけですよ。みなさん、制服だったり、スーツだったり、普通にグッズまとってたり・・・」

客席に仕事がてらなライトなファンディープなオタとが入り交じっている光景がとても珍しい模様。

ここから第二ブロック
04.『中人DANCE MUSIC』

笑顔とリラックスムードで心からの楽しさが伝わる演奏。

アルバム『中人』が出たての頃は未完成なゆるさが良かったが、今、この曲がこういう感じで歌われると、メンバーが同窓会で懐かしい校歌を歌っているような感じで本当にほのぼのする。女性がこの曲が好きな理由が今になってよくわかった。


05.『コミックガール』

双眼鏡でずっとぁぃぁぃを見ていた。
「みなさんお仕事お疲れ様で~す。でも、そんなの関係ないよ~」

って煽るぁぃぁぃ。

完璧ななりきり歌唱はさすがのプロ意識を感じさせる。でも、ちょっと冷めてる感じがしたのが気になった。

ここらあたりはあとでまた考えてみようと思う。
 

06.『売れたいエモーション』

聴いたのファミえん以来かな。安定。ウェイブも決まった。でもこないだ桜エビ~ず(桜エビ)がこの曲歌ったのを聴いたのがとっても良かったので、もうそろそろお姉さんはこの曲卒業でもいいかな。


07.『仮契約のシンデレラ』

エビ中の歴史でダントツ一番歌われてきた曲だけあってさすがのクオリティ。この曲はまだ桜エビには渡せない。

ただ舞踏会を踊る人数がだんだん減っていくのが寂しい・・・。なんとかならないかな。
 

(2回目MC)
「時代を超えて愛されるエビ中」

みたいなことを彩花ちゃんが言っていたけど、

古い曲も新しい曲もひっくるめて全部良い曲が多くて、セトリ内で混在していても違和感がない、というのがこういうシャッフル形式のライブではよくわかります。
 

ここから「ファミリーの皆さんとふれあっちゃおうコーナー」と題して、

あらかじめ選抜されていた会場内のファミリーの人にインタビューして、メンバーへの質問をしてもらう、

という今回のツアーの新企画がはじまりました。

メンバーがあまりちゃんと返しが出来ない時には真山がしっかりとカバーする構図、が今回も展開。

ここから第三ブロック。青春テーマ曲が並びました。
 

08.『靴紐とファンファーレ』

Newシングル『シンガロン・シンガソン』のカップリング曲を初披露。

マーチ形式と一部ポリフォニックな輪唱が入るところはチームしゃちほこの『パレードは夜空を翔ける』にも通じて個人的に好きなメロディ。

語りかけるような彩花ちゃんの歌唱が心地よい。

メンバー同士で手をつないだり、肩をたたき合ったり、タッチしてソロパートを受け渡したり、という振り付けとともに、

『靴紐』というワードでメンバーの『絆』を表現している。

ぎゅっと靴紐の絆を引き締め、これからもみんなで歩いて行くエビ中、ということなのだろう。


09.『全力☆ランナー』

スピード感が昨年の春ツアーの感動を彷彿とさせる。りったんのソロが力強くなっている。昨日ソロコンで元気を使い果たしていたと思ったんだけど若いってスゴイな。

来年は間奏の水鳥の部分、6人で回るのか・・・とふとまたついつい余計なことを考えてしまう。
 

10.『U.B.U.』

瑞季ちゃんがいなくなって久しく届かなかった高音(F:高いファ)が最近届くようになった。かぶせじゃないとすれば進歩。美怜ちゃんがボイトレで高音が出せるようになったからに違いない。きっとそうだ。


11.『アンコールの恋』

ステージが広いとフォーメーションが広く取れるのでこの曲のシンクロが映える。どうやら今回のツアーから?自分のパートで安本彩花ちゃんがいわゆるフェイク(アドリブ歌唱)を入れるようになったっぽい。ちょっぴりぎごちないけど、こういう挑戦をみるのは楽しいです。

(MC)

『禁断のカルマ』のテーマ「♪ラララララ~ラな・か・や・ま~」に乗せて
ロシア帰りという謎の美女が登場して「リコノフスカヤ?リコノワスカヤ?のバー」のコーナーがスタート。

いままでのツアーではミセス・ポール・ポーのコーナーだったのかな?今回ゲストがぽー(小林歌穂)ちゃんだから今回限り?

昨日りったんはソロコンで爆弾発言ばかりしてたのを見てただけに微笑しかでない。
りったん「歌穂さん?あなたは、中山莉子ちゃんの写真集を見ましたか??当然もう見ましたよね?じゃあ、その感想を体で表現してください」
ぽーちゃんにムチャぶりして困らせるするかと思えば、トークがグダグダになっても
「ここは、写真集の宣伝すればいいだけのコーナーだから」
と、もう言いたい放題のりったん。まさに禁断の中山、でした。

第四ブロック →楽しいフリコピ曲ゾーンとなりました。
12.『揚げろ!エビフライ』

伴奏がいつもと異なるサンバ風。途中ブブゼラも鳴り響いて激しく踊り狂ったメンバー。歌はリップシングでしたがタオル回しはやっぱり楽しかった。古い学芸会曲もこうやってアレンジ変えると新たに生まれ変わるんだな。って目から鱗。


13.『禁断のカルマ』

さっきのMCの時思わせぶりに替え歌Aメロが流れて肩すかしをくらったすぐ後に本チャンが入って来るとは思ってなかった。

エビ中で一番好きな曲の一つなのでライブでこの曲が入るだけで得した気分になります。
 

14.『ハイタテキ!』

カルマからのこの並びは嬉しい。歯に噛むのは「綿ガーゼ」安心つかの間限定。


15.『YELL』

ここらの並び本当に神セトリ。『Lジャンプ』はホールでやったら迷惑なので手でやりましたが不慣れなので逆向きになってしまったww。
立命館大学から横浜DeNAベイスターズにドラフト1位で入団予定の東克樹投手、一軍登板出来たらBGMこの曲使ってホッシーナちゃん!

 

(↑知ってる人にしかわからないww)

(MC)
ファミリーとふれあおうコーナーPart2。
こういうコーナーは質問内容と返し、がキモとなるので多分質問する方とはあらかじめ多少の打ち合わせ、仕込みもあったと思いますが、そういうところを抜いてもファミリーとメンバーでいい感じのトークが成立していたので、成功だったのではないかと思う。
今回のファミリーとメンバーのやりとりをみてて自分が教訓として思ったのは、

「人になにかを尋ねようとする時は、もし自分が同じことを尋ねられた場合に自分の立場ならどう答えるか、あらかじめ自分の意見もきちんともっておこう」

っていうことですかね。

第五ブロック 本編ラストブロック。
16.『なないろ』

春ツアーファイナル以来。あの時とは違う、満面の笑顔の彩花ちゃんをずっと双眼鏡で眺めていた。嬉しかった。


17.『君のままで』

彩花ちゃんのフェイクまた炸裂。これからはこういう感じでやっていくのかな。


18.『シンガロン・シンガソン』
初聴(実際はりったん生誕祭のBGMに流れてたけどしっかり聴いたのは初、ね)。
パラパラ、ロック、ジャズ、クラシック(カノン進行)など様々なジャンルのフレーズがおもちゃ箱のようにちりばめられた曲

形式だけみれば「使ってポートフォリオZZ(ダブルゼータ)??」みたいな趣だけど味わいと深みは全然違う。
変化し、時代を超えて、ジャンルを超えた楽曲を歌って我々に成長を見せてくれたエビ中の集大成

という形で発表されたんだろうなと感じた。
Instrumentalだけでも聴いても楽しめそうです。

歌詞はシンコペーションも多用されていて、歌うのは難しいのでまだ完全にモノにはなっていないけど、これからどんどん歌い込むうちに輝いていきそうな、そんな希望が見えます。フレーズが覚えにくいので一般にあまり人気は出ないかもしれないけど・・・

(MC)
本編メンバーラスト挨拶は当たり障りのない感じで、「平日にもかかわらず~」、とか、「皆さんのパワーにひっぱられて~」みたいな感じであっさり終了。特に「語り」とかはなし。

(Encore)
EN1『誘惑したいや』 
EN2『ポップコーントーン』
EN3『君に涙は似合わない』

今回はポップな曲をラスト3曲に持ってきて、大都市の公演らしくスマートな感じで綺麗にまとめたな、という感じでした。

「やっぱりエビ中はいいなぁ」って元気をもらって帰れるラストだったと思う。

(感想)
秋ツアーは当選してたのが1回の公演(群馬遠征)だけだったので、当初はいっそ前知識を全く入れず、ノーシンガロン・ノーシンガソンで臨んで、群馬で燃え尽きようっ、なんて思っていました。
 

しかし、思いがけずこの日川崎公演のチケットが手に入り、見ることが出来たので、また次の公演を見るポイント、みたいなものも見えてきて、楽しみが増えました。


まずは本ツアーのメイン曲である新シングルについて。

新曲『シンガロン・シンガソン』『靴紐とファンファーレ』の2曲についての印象は上に書いた通りです。

「なんか説明しづらいエビ中」というグループがなんであるか、を説明するための、エッセンスを凝縮したような2曲。

 

だから、実はとっても味わい深くて濃い曲なんじゃないか、って思う。

 

それでも、エビ中の良さを一言で説明できないのと同じように、結局この曲の良さもなかなか一回ではわかりにくいのかな、とも思います。

自分もまだ全然わかっていないような気がするし。

 

群馬でもう一回生で聴くチャンスがあるので、集中して聴いてみよう。
 

シングルが発売されたら、メンバーたち自身がこの曲についてのイメージを公の場で是非語ってくれることに期待します。

 

次は本ツアーの位置づけについて。

 

ファミリーからの質問コーナーとか、選抜されたファンからのリクエスト曲をセトリに取り入れる。などの新機軸があり、

より地域に根ざし、ファンによりそったツアーらしい工夫が随所にこらされていると思いました。

これまでのツアーでやってきた、

アルバム曲からの固定セトリを基本として、テーマを定めて演出する方法

も、これはまた各公演ごとのメンバーの調子によるクオリティの違いが見えたり、回を重ねるごとに完成していく姿が見えたりして、面白かったのですが、
今ツアーのように、

短期間で新旧曲すべてとりまとめてセトリをシャッフルして出してくる、っていう試みも、

どの場所へでかけて行っても何が飛び出してくるかわからないドキドキがあったりして、新鮮な楽しさがあります。

こういう形のアイドルツアーはなかなかお目にかかれない。
(ハロプロのグループあたりでやってるような気もするけど・・・)

やっぱり運営に相当の自信の裏付けがないと出せないですよね。

これまでの持ち歌全部を練習していつでもベストの状態で出せるように準備する、

エビ中メンバーはこの期間、本当に大変なはずだと思うんですよ。

プライベートの時間を削ってそれをこなしているメンバーには本当に頭が下がります。
良い物を見させていただいている、と感謝しかありません。

秋ツアーの舞台裏、の映像作品はこれまでなかったけど、どういう舞台裏事情があるのか見てみたい気もします。

さて、ここからはさらに突っ込んだことを書いていきます。

 

そんな大変な状況の中、メンバーは過度の気負いなくフツーにやれているように見えます。


さらに、この日は個性の発露を最小限に抑えて、グループトータルとして洗練されたパフォーマンスを心がけている、ように感じました。


ここがこれまでのライブツアーと違うところ、かな・・・。

 

ここ1、2年、個々の頑張り→成長→全体のレベルアップ、につながる、と信じて、ひたすらそれを目指してきたエビ中が、

今ツアーではメンバー達が最初から「全体の統制」、を意識して「全体の中の個」、として振る舞っている

そんな印象を受けました。


それはとりもなおさず、

今ツアーは、エビ中のメンバーの『個性』に依存せずに、エビ中の『楽曲』をいかに表現させるかに主眼をおいている、

ということなのかもしれません。

 

僕は行けなかったのですが、ちゅうおんあたりから、運営が今後を意識しはじめてか、大きく尖ったところや、凸凹していたところを削り始めた。そんな気がしています。

 

このことは現メンバー体制で、グループ完成の域へ向けて、いよいよ玉を磨いて光らせる作業に入った、ということでもあります。

 

ただ、そうなった場合、これまでのように、メンバーの個性に惹かれてエビ中を応援している人からすると、本ツアーのパフォーマンスは少し物足りなく感じることがあるかも知れません。

 

そこらあたり、以下にこの日個人的に気になったことを書きます。
 

(※ここからはあくまで自分の印象からの推論にすぎず、全く根拠もないことを書いていきます。

たった一回のツアー公演をみただけで全く見当違いのことを言っている可能性もあるので、読んでこれは違っている、と思ってもあまり責めないでほしいと思います。

今週群馬でまた見てきますので、そこで全く印象が変わる可能性がありますし、もしそうでしたらこの場で改めて撤回します。)

 

この日ライブをみていて感じたのは、来年1月に転校が決まっているぁぃぁぃが相当ギアを落としていた、ということでした。


先ほどコミックガールのところで書いたように、ぁぃぁぃの洗練されたパフォーマンスと要所を締めるアクセントはさすがと思わせるものがあり、全く不満はないのですが、

いつもの彼女のグイグイひっぱる桁外れのパワーを知っているファンからすれば

ちょっと元気がないようにも感じられた

 

むしろあえて気配を消しているような、そんな感じまで見受けられ、
 

これが故意なのか、無意識のなせるわざなのか、個人の判断なのか、運営の指示なのか・・・・?。

 

気になったのでした。

やっぱり、転校が近づくと色々あるのは仕方がないところではあります。

 

ここは本当に難しいところで、
ぁぃぁぃが本ツアーでいつも通り、いや、いつも以上にギアを開放してしまうようなことがあると、なおさら

ぁぃぁぃの抜ける穴の大きさ」

みたいなものが多くのファンに自覚されてしまう恐れがある。

 

そうならないよう、
ぁぃぁぃが居なくなっても大丈夫なように全体の精度・バランスを考える形をとる必要が生じて、自発的あるいは他動的に結果的に本ツアーがこういう流れに至っている、という推測もなりたちます。

 

メンバーは転校や転入でいずれ入れ替わる。でも楽曲は残るわけで、そこをどう解決するか。先を見据えての方策としてはありだと思う。

それはそれでとても良いことであります。

 

しかし、元気がない、とか、目立たないように見えるっていうのはちょっと寂しいことではあります。

ファンとしては残り何公演、ぁぃぁぃを見ることが出来るのか、という状況があるわけで、

万一そういう感じでずっと行ってしまって、いきなりお正月の武道館を迎えてしまうのでは、複雑な思いも生まれてこようというものです。


どうなんでしょうか。もう少し見守っていく必要がありそうですね

 

あー・・・・

 

次の現場まで時間がない状況で、仕事もあって思うがままにガっと書き殴って、はたまた読みにくい言いたいところの伝わらない難解な文章になっちゃったなぁ・・・失敗した。反省ショボーン

 

繰り返しますが、読んだ方にこの意見に賛同してもらおうとは全く思いませんが、この記事を読んで、残りツアーや今後の年末にあるライブでエビ中を見ていただいた上でのご自分の意見の判断材料にしていただければ、と思います。
 

と、いうわけで自分、

11月2日にマイナビBLITZ赤坂(先月まで赤坂BLITZ)まで星名美怜ちゃんの生誕に行き、

翌3日には泊まりがけで群馬桐生に遠征します。

忙しいね~

現地でお会いできる方もいるかもしれませんが、その際はよろしくお願いしますね。

 

 

2017.11.02 エビ中星名美怜生誕ソロライブ「ハタチ☆ホシナ」 観覧レポート

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11月2日(木曜日)「私立恵比寿中学 星名美怜 生誕ソロライブ『ハタチ☆ホシナ』」@マイナビBLITZ AKASAKA(旧:赤坂BLITZ)(東京都 赤坂)

私立恵比寿中学(エビ中)の我が推しメン、星名美怜ちゃんの生誕ソロライブに行ってきました。

美怜ちゃんはこの日(11/2)、ちょうど二十歳のお誕生日を迎えます。

エビ中生誕イベントは先週の中山莉子ちゃん(りったん)の生誕ライブから、2週連続の参加となります。

美怜ちゃんの生誕は前年の品川ステラボールに引き続き2年連続の参加、です。

昨年が子供と大人の狭間にいる女性としてのステージだったとすれば、今年は20歳を迎え、いよいよ大人となった彼女がどのようなソロコンサートを見せてくれるのか?

この日は平日ですから当然自分は仕事なのですが、この日は自分にとって1年の最大イベント。

絶対はずせないのであらかじめ早退を申し入れていたところ、運良く急患も重患も出ず、

16時50分頃に職場を離脱することが出来ました。これも日頃の自分の行いの良さがなすところでしょう。

赤坂の駅を降り立つと、やっぱり沢山の人、人。(正確にいうと莉子ちゃんの時よりは少なかったかな・・・これは勢いの差ってヤツだな)
りったんのライブは「惚れた」ピンチケっぽいヤツも多かったのですが、美怜ちゃん推しは私のような「大人」な男性や、彼女のファッションセンスにあこがれているカワイイ女性が多いです。

先週と大きく違っているのは、先週は、ライブの場所が「赤坂BLITZ」っていう名前だったのに、今週からは

「マイナビBLITZ AKASAKA」

なんて、みたいな変な名前に変わっていたことと、

先週がFC1100番台後半ととんでもないKS番だったのに、今週はなんとFCで二桁番号という神番号であったことです。

ファンクラブで推しメン指定していると優先的にいい番号をいただけるんですね。

 

これはもう神席に突撃するしかない。普段はあまりがっつかない人間なんですが、今回だけは別。

入場したらマラソンランナーさながらの光速ドリンク交換。

 

メインステージからも3列目

中央にちょっとだけ凸形にせり出しているセンターステージからも上手側3列目

という理想のポジションを手に入れることに成功しました。

会場は先週りったん生誕に引き続き中央に巨大スクリーン。自筆で
----------------------------------

MIREI HOSHINA
 20TH カップケーキ☆ハート
        2017 11.02
20歳 一緒にお祝いしてくれて
        ありがとう

   キミに39 ティアラ!(ミレリーナの絵)(サイン)
--------------------------------
の文字が並んでいました。

生写真のサインで見慣れた字ですが、線の細い筆跡にもスタイルの良さがにじみ出ていますね。

会場BGMは昨年に引き続き、美怜ちゃんのお気に入りと思われる楽曲が繰り返しかかっています。

(先週のりったんがエビ中の曲ばかりだったのとは対照的)

自分が聞き取れて知っている曲としては
・世界一HAPPYな女の子(℃-ute)
・TT-Japanese ver.-(TWICE→韓流ガールズグループです)
・踊るガリ勉中学生(私立恵比寿中学)
・ふりそでーしょん(きゃりーぱみゅぱみゅ→ここはハタチということで?)
あたり、かな。
男性アーチストの曲と洋楽もあったけど、ほとんど聴かないのでわかんない。

しかし、オキニ曲に一定の傾向がないなぁ(笑)

『ガリ勉』だけなんか異質な感じww

早く入場しすぎてずっとスタンディングで足も相当疲れてきたのですが、

開演3分前ごろ、楽屋裏からスタッフと美怜ちゃんの
「ハタチ!! We are エビ中! ハタチ! 一曲 入魂 ハタチ!」
みたいな元気掛け声がきこえてきて、私もエネルギー再注入。

19時ちょうど、会場が暗転すると、スクリーンに映像

ケーキをもった美怜ちゃんが
 

「今日は私の生誕ライブ『ハタチ☆ホシナ』に来てくれてありがとうございました。
11月2日、当日を迎えられて嬉しいです。もうすぐライブが始まるけど、ここでお知らせ。今回のライブ1曲目は、一部写真撮影OKのところがありまーす!みなさん、スマホの電源を入れて準備をしておいて下さいね。」

 

などと、語ったものですから、会場ざわめいて、慌ててスマホを取り出すみれりーず(美怜推し)たち。

そして、いよいよご本人登場です。
女王様風の白いマントを羽織って本人登場。

背中に20と大きくかかれています。
00.『HAPPY BIRTHDAY』が流れると、会場も合唱。
 

今年もアイドルらしい衣装。頭には王冠を模した髪飾り、両耳にはハートハート型のイヤリング。

胸には大きなピンクのリボン、フリフリスカートにはバラバラやガーベラのアクセサリーがついています。すらりと伸びたカモシカのような脚、

ピンクのヒールピンクの靴
先週のりったんのかわいさ、とはまた違う、This is アイドル、というカワイさを眼前で堪能。のっけから幸せな気分。

そして、ここからなんと、

01.『ラッキー7メドレー』と題した怒濤のメドレーがスタートしました。

一曲ずつ歌うとばかり思っていたファンも、予想外のメドレーがきたものだからびっくり!

 

メンバーのユニゾンのかぶせに他人のパートを歌う美怜ちゃんのソロの配合が絶妙のバランス。
 

『ラブリースマイリーベイビー』
『キャンディロッガー』
『ハイタテキ!』
『売れたいエモーション』
『未確認中学生X』
『仮契約のシンデレラ』
『ポップコーントーン』

ラッキー7な7曲をメドレーで披露。
途中のぁぃぁぃメンバーコールのところは、全部『美怜』コール(ラブスマ)。
「♪ぴぴぴぴぴぴぴ」連続攻撃(未確認)。

「♪売れてお金持ちになりたいな、でもそんなこんなで早6年」(売れエモ)

「♪ちょっと!生誕グッズ買った?」(売れエモ)
など、面白いアレンジもありました。
 

美怜ちゃん、踊りながら左右のステージに素早く激しく動いて会場ファンにまんべんなくサービスするかと思えば、

次の瞬間にはバッと飛び出してセンターステージに移動。

スゴイ体力です。

途中、スクリーンに「写真撮影OKだよ!」のテロップが出ると、ファンが一斉に写真を撮り始めましたが、

 

美怜ちゃんの動きがあまりにも神速すぎて、みんななかなかいい写真が撮れなかったんじゃないかなww。

 

僕はカメラ撮影の才能がゼロ、ですので、早々とあきらめ、彼女のめまぐるしく変わる表情と、一挙手一投足(実際はほとんど脚だけww)、
眺めてうっとりとしておりました。なんかあまりにも近くて、幸せすぎて細かなところ覚えてない。おかしいな。


ラストのポップコーントーンではふだんぁぃぁぃ安本彩花ちゃんが歌う「♪Yeah Yeah」

を渾身の美怜ver.で聴けて、ポーズも決まりました。

ここでMC
美怜

「皆さん、『ハタチ☆ホシナ』に来て下さった、皆さん・・・えっと、こんにちは・・・(会場が)凄いピンクだ・・・」
 

結構緊張していて噛み噛みな美怜ちゃん。同じことばを繰り返しちゃったりしてる。

場慣れしている彼女でもやっぱりソロコンのはじめは勝手がちがう感じ。でも、だんだん落ち着きを取り戻して自己紹介。

「ハタチ☆ホシナ、盛り上がってほっしーな!」
短縮バージョンとフルバージョンを両方やるサービス。

「っていうことで、ハタチになりました!私、生誕ライブの時には絶対にマントを着たい、ってお母さんと話していたんです。ママも乗り気で。昔マントをつけた衣装があって
大昔、『ひれふせー』ってのあったでしょ?
(2013年末SSA、『エビ中のスターコンダクター』)あのアベンジャーズみたいなイメージ。あれをママも気に入ってたみたいで。
でも、(実際にマントを着て踊ってみたら)メッチャ熱い(笑)」


「と、いうわけでまだまだ曲は続くわけですが、盛り上がっていけますよね?」(会場歓声)

と、ばっと、マントを脱ぎ捨て(会場なぜか興奮ww)、

アイドルアイドル衣装全開!ブロックへ。

02.『藍色のMonday』(美怜ver.)
アルバム『エビクラシー』の「自身曲」をたっぷりと聴かせる美怜ちゃん、センターステージからメインステージに移動して、1F、2Fにまんべんなく手をふるところもアイドル美怜の真骨頂。

03.『誘惑したいや』
最初のソロパートが美怜ちゃんパートっていうことでワクワク聴けました。
「♪ポロポロポロ」の歌詞の時の感情を込めた表情。

そして、一段と力を込めての

『♪後悔したくなーい!』

の歌唱にかき乱される私の心ww

ここからガラっと雰囲気を変えてロックな感じで

04.『君のままで』
「♪Say yeah」は会場全員で合唱。

普段は安本彩花ちゃんの歌うCメロのところ、美怜ちゃんも大人の女性らしい力強さで歌ってくれました。

多分美怜ちゃん、この曲がとても好きなんじゃないかと思うんだ・・・。

会場に手拍子を促して、chayさんの
05.『あなたに恋をしてみました』歌唱。
何年か前のドラマの曲ですよね。聴いたことはあったけど、すぐ題名が出てこなかった。
、というフレーズがいっぱい出てくる曲なんですが、

「♪恋~」っていうところになると妙に音がズレて上ずる美怜ちゃん。

それはまだ、恋をしたことがないからだよね。そうだよね??

ここで一旦退場。会場スクリーンに映像が流れ始めます。
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雨模様の駅。スズキのミニの車が映し出され、近づくと、運転席には私服の美怜ちゃんの姿が・・・
 

何か、我々はこれからとんでもなくヤバイものを見せられるんじゃなかろうか・・・ww

そこに、エビ中メンバーの先輩、真山が登場。
(しかし、真山の私服、なぜか前面に巨大なヒョウの顔・・・このセンスがもうね・・・後は言うまい・・・)

どうやら美怜ちゃんの運転で二人でドライブに行くらしい。

場所は鎌倉へ行くことになったようです。
「鎌倉でしらす丼って食べたことないんだよね、食べたかったんだ~」
と、うきうきの美怜ちゃんに対し、
 

「本当に怖いんだけど・・・」
と本音をもらす真山。


おそるおそる乗り込みビデオ係で運転中の道路と美怜ちゃんの横顔を交互に撮影、です。

無事に高速道路(横横道路?)に乗れたようですが、

ナビに従えない美怜?
 

「キャー、道間違えた!!」
「あー!また道間違えた!!」

と、こちらの心臓に悪いセリフ連発で、なんか恐怖映像になってる。

そこから映像は一気に飛び、いつのまにか現地に到着。駐車場車庫入れのシーンはなし(察し・・・ww)
昼ご飯は美怜ちゃんがしらす丼

真山はよく分からないハムカツ丼みたいなの。
「オイシらす・・・」

ぽそっとつまらないギャグをつぶやく美怜。食レポなし。客観的にはあまりおいしそうに見えない。

報国寺に移動。有名な竹藪を散歩しておやつの和菓子と抹茶を堪能する二人だが、風景レポなし。

「報国」にかけてということで『制服報連相ファンク』を歌いながらの移動には、風情もへったくれも無し。
 

(雨だから嫌だ、って美怜ちゃん言ってたけど、

鎌倉は雨が似合う街なんですよ→元地元民)

由比ガ浜?のに移動。

ちょっと国道134号を走って海気分を味わう二人。
 

そして、海についたら、早速『ゼッテーアナーキー』を歌うお約束。二人ともまだまだ子供。

でも、ちゃんと二人で9のサインを出すのが少し泣ける。

最後はまた、食事映像。

またスイーツ(笑)

美怜ちゃんが食べてたのは

有名店「もみじ茶屋」の抹茶ティラミス(枡に入っています)

だと思われる。

真山は巨大な白玉ぜんざい。
 

美怜「オイシらたま・・・・」(→もうそれはいいよww)

鎌倉行ったけど、結局お寺とか風景の映像がほとんどなしで、食べてる映像ばかりでしたが、真山から、20歳になっての変化などを教えて貰ったり、有意義な旅になったようです。

 

帰りの夜の運転映像はなし(察し・・・ww)
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脱力映像を見た後、

 

美怜ちゃん、さっきのアイドルアイドルとは打って変わってのカッコイイ衣装で再登場。

黒と銀、一部ピンクを基調にしたワンピース、アクセントはピンクのリボン。黒のロングブーツ。
髪型はエクステのパーマポニーテールに。

イヤリングは銀のトライアングル。

そしてリップも濃いめのに塗り直し、シャドーもややキツくして

一気に大人の女性に変身、です。

さっきのも良かったが、僕はこっちがより、好みだ・・・。

昨年に引き続きアリアナグランデの
06. 『Break Free』 熱唱。
音源はかぶせではあったものの、またもや激しくステージ全体を動き回って、エネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれました。昨年よりも良かったな。

この衣装でアリアナがきたら、もしかしたら・・・なんて期待していたら、どんぴしゃで
07.『sky is the limit』
が来たので大興奮。ここまで俺得なことがあろうか・・・


エビ中のユニット曲では一番好きな曲で、僕は今でも通勤途中で良く聴いてます。2015年SSAで彩花ちゃんとのコンビで歌って以来。

あの格好良さにしびれたんですよ。

いつ歌ってくれるか、って心待ちにしていたんですよ。
この日はオリジナルな振り付けで、全編自分の歌声で届けてくれました。
美怜

「みんな盛り上がってんの?!」
「はい、はい、はい!」

と煽る姿がカッコ良かった。

これは絶対映像化して出して貰わないと困るな。

08.『全力☆ランナー』
笑顔を少なめに、キリリとした表情で歌う大人☆ランナー

お化粧のせいもあるけど、ハッとするような美しさに息をのむ。 

これは映像化して貰わないと困る。

ここでまたカバー曲、美怜ちゃんが大好きなmiwaさんの
09.『アイオクリ』
です。さきほどとは一転、切ない表情にうっすらとした微笑。良いですね~。
「♪神様がくれた、かけがえのない時」
っていう歌詞が、まさにこの今、って感じがした

これは映像化して貰わないと・・・。(wwしつこい)

(MC)
美怜「楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、次の曲が最後になります」(会場:えー!??)
「私は今日でハタチになりましたが、まだまだ気持ちは子供のままでいたい!」(会場歓声)
「最後、聴いて下さい!『U.B.U』!」

10.『U.B.U』
です。カッコイイ曲、素敵な曲をやって、大人だなー、って思わせても、ラストがウブなのがサービス精神旺盛な美怜ちゃんらしい。

本編ラストMC
「最初はメッチャ緊張していたんだけど、終わっちゃったら、寂しくなりました。今日は、限られた時間の中で、めいっぱい曲をやりたいって思って、懐かしい曲から、一回しか聴いたことのないような曲をやろうとしたんですけど、結果、それは、自分を苦しめることになりました・・・(笑)びっくりするくらいハードで、キンチョーして、なんか、今もまだ終わってないような、もう、終わったよね??ちょっと一回休憩・・・」

(と、一息つく)。

「MCを少なめにして、ちょっと話す機会は少なくなっちゃうけど、曲を詰め詰めにしました。楽しんでいただけたでしょうか?」
「自分のやりたいことを詰め込む、こういうのを考えるのは楽しいし、考えることで、また次(の機会)に生かせることが出来ているのも楽しい。エビ中はメンバーそれぞれ、生誕ライブをやらせてもらえる機会があって、みんな色々考えてやれているので嬉しかったです。それでは皆さん、ごきげんよう」

と挨拶して本編終了。

間髪入れずに会場はアンコールの声が。もちろん僕も大声でアンコールを主導しましたよ。

ほどなく
「アンコールありがとう~」

と再登場した美怜ちゃん。上半身は生誕Tシャツに着替えています。
「一人でやるけど・・・」

と、いきなり8日発売予定の新曲
 

EN1.『シンガロン・シンガソン』
を一人熱唱。曲の最後でわざとよろける美怜ちゃん。
 

この日、ちょうど公式MVがYouTubeで発表されたんですけど、このMVで、美怜ちゃんラストの決めポーズでグラグラってよろけてるんですよね。
(ラストでメンバーがよろけるNGシーンをそのまま入れちゃうのって、ももクロの「Z伝説」以来?)

当然この日の昼に僕は見てて知っていたのでこのネタには笑わせて貰いました。


MV裏話。
美怜「まさか(よろけたNGシーンが)使われるとは思ってなかった~(笑)でも、『何回転んでも立ち上がる』、っていう(歌詞の)この曲には合っているんじゃないかな、って・・・」
との発言に会場もオーなるほど、と頷く。

アンコールを異例の長さでとって、
「ここからコーナーをやります」

とバースデーコーナーに移行。ファンのハッピーバースデーの歌の後、いちごタルトのケーキのろうそくを吹き消し、晴れて飲めるようになったシャンパンをおそるおそる開けて、
「ついでくれる人、だれもいないんだね・・・」などと文句をひとくさり言いながらも、一人でグラスに注いでファンのピンクのサイリウムと乾杯。

ちょぴっと飲んだシャンパンのお味はどうやらお気に召さなかったようで?顔をしかめ
美怜「わかんなーい!・・・なんかね・・・・ジュースの方がおいしいよ!」

その後、記念撮影の後、ファンに挙手させて質問に答えるコーナー。「今、行きたい国は韓国。いつか行ければ、っていう国はNY」


「20歳で着たい振り袖は赤、最近決めたんだ!でも、簡単に決められるんだと思ったら、中の重なっている部分(襟)も決めなきゃ、で大変だった」


「車は赤いミニが欲しい。でも、赤だと事故るっていう噂を聞いたから、黒とかカッコイイのがいいかな」


「したい髪型は今やっている髪型(ロングポニーテール)。でも、ここまで(エクステなしで)伸びるのって相当先だよね。2年くらい、多分その前に切っちゃうかな」


「20歳の目標?テレビに沢山出たい!私はおしゃべりが好きなので、番組に出てトークとか、そういう経験をもっと磨きたい」


「一人暮らし??ムリムリ。私、料理・洗濯・掃除が一切、でっきませーん!一人暮らししたって、多分ママが家に毎日のように来て、タッパにご飯をいれてきたりして、お部屋も掃除して、ってなっちゃうと思う。だから意味がない。ママ、これからもよろしくお願いしまっす!」
と、ケーキをひっきりなしに食べに戻るためww、時間をロスしながらも出来る限りの質問に精力的に答えた美怜ちゃん。

いよいよ大詰め、ということで、
EN2.『明日も』(大原櫻子さんカバー)

をしんみりと歌って、ラストにもぴったりでこれで終わりかなっておもったところ・・・・

美怜「皆さんにいつも勇気をもらっています。これで終わり、っていうのはなんかさみしい。やっぱり私は『ホシナミレイ』として、最後は、こうやってステージに立っている私を応援してくれる皆さんにお礼をしたいです!」
と挨拶し、
EN3.『キミに39』
を今年も届けてくれたのでした。


「♪あたしのこと見てくれる人がこんなにもいるなんて」

の所では2F全体を大きく見回して、感謝の意を表現

ピンクのテープキャノンも飛び出して、全面ピンク色に染まった会場も沸きに沸いたのでした。
キミに39をいわゆる伝統の「39衣装」以外で歌ったのはこれが初めて、かな?
ラスト挨拶
「誕生日当日に皆さんと一緒にお祝いできて、ありがとうございました。20歳とはいうけれど、まだまだ私は未熟で、上達しなきゃいけないこともいっぱいあって、今歌った『キミに39』の歌詞みたいにおっちょこちょいなところもいっぱいあるんですけど・・・。それでも、みなさんが私を見て、元気になってくれたり、笑顔になってくれたり、そういう存在になれるように、頑張っていきたいと思っています。これからも、ハタチの星名美怜を応援して下さい」
とごきげんようの挨拶をして、この日のライブを締めくくった美怜ちゃん。
そして、最後は出口で昨年同様にファン全員のお見送り。

 

一人一人にこの日の衣装の生写真を手渡しでプレゼントする、というサービスで、ファンを笑顔にさせてくれました。

(感想)
昨年のような、涙の(謝罪)会見?もなく、ファンを壇上に上げてのゲーム、みたいな企画ものもなく、
アイドル歌手「星名美怜」

として、歌とダンス、パフォーマンスそのものだけでファンを魅了し、

心から笑顔にさせてくれた素晴らしい生誕ライブでした。


前半の衣装は、それこそ昔からある、自分が子供の頃にみていたThat'sアイドル、って感じでしたし、

後半の衣装は、ハタチの大人の女性アーティストとして、新しい姿をみせてくれましたし、

一度のライブで二度おいしい、二つの魅力を堪能することができました。


これらの相反する衣装をどちらも難なく着こなして全く違和感がないっていうのは、エビ中ではやっぱり美怜ちゃんだけなんだよな、と思う。


カワイさとカッコよさ。
それらが無理なく共存できているのが、

「Born to be idol」

星名美怜ちゃんの星名美怜ちゃんであるゆえん。
 

そして、ファンへの感謝の表現とサービス精神はデビュー当初から今でも全く変わっていないのが本当に嬉しい。


カッコイイ曲をやって、もう完全に大人かぁ、と思わせながら、突然、『U.B.U』をやってくれたり、

最後はやっぱり、『キミに39』で終わってくれる。
 

そして、MCの合間や、曲の合間にちょっぴりミスったり、ドジったりするところや、

映像でのキャピキャピした感じが、

 

手の届かないところに行っちゃわない、まだこっちに居てくれる

 

って僕らを安心させてくれるのです。


アイドルとして生まれたけど、完全無欠のアイドル、ではない。

 

アイドルしかできない不器用さ、彼女はまだ僕たちを必要としてくれているような気がするんです。

 

だから僕たちは彼女を推さざるをえない・・・・

 

そして、もちろん、

 

僕たちも彼女が必要だ。
 

そのWinWin & 3939な関係が、

ずっと永遠に続くことを祈って・・・

 

星名美怜、20歳の夜に乾杯!


星名美怜生誕2017ソロライブ「ハタチ☆ホシナ」セットリスト
(BGM)
世界一HAPPYな女の子(℃-ute)
TT-Japanese ver.-(TWICE)
踊るガリ勉中学生(私立恵比寿中学)
ふりそでーしょん(きゃりーぱみゅぱみゅ)
 etc.

00. HAPPY BIRTHDAY
01. ラッキー7メドレー(ラブスマ~キャンディロッガー~ハイタテキ!~売れたいエモーション!~未確認中学生X~仮契約のシンデレラ~ポップコーントーン)
(MC)
02. 藍色のMonday
03. 誘惑したいや
04. 君のままで
05. あなたに恋をしてみました(chayカバー)
(映像)「ドライブしようと鎌倉へ(with真山)」
06.  Break Free (アリアナグランデカバー)
07.  sky is the limit (トータルスロットル一人ver.)
08. 全力☆ランナー
09. アイオクリ(miwa カバー)
(MC)
10. U.B.U.
(Encore)
EN1. シンガロン・シンガソン
(HAPPY BIRTHDAY→ケーキ、シャンパン開封→質問コーナー)
EN2. 明日も(大原櫻子カバー) 
EN3. キミに39

2017.11.03 エビ中秋ツアー桐生 遠征記

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11月3日(金曜日:文化の日) 「私立恵比寿中学オータムナインツアー2017~エビ中ってなんか説明しづらいけど見とかなきゃ損なグループなんだって!~」in 桐生市市民文化会館・シルクホール(群馬県 桐生市)

先週の川崎に引き続き、私立恵比寿中学(エビ中)の秋ツアーライブ、2カ所目に参加(そして自分はこの日でツアーはラストになります)してきました。

前日2日に赤坂での星名美怜ちゃんの生誕ライブを観に行って、終了後にファミリーさんとお酒を飲み、夜中帰宅後で少し仮眠をとって、ブログをかき上げてから3日の昼前に自家用車で出発、です。

首都高速道路から東北自動車道に入り、岩舟JCTから北関東自動車道で桐生入り。というコース。


秋の行楽シーズンで、3連休の初日。天気も穏やかな秋晴れ、ということもあって、群馬県の館林あたりから、埼玉の岩槻あたりまで30km以上の渋滞、が生じておりちょっと心配しましたが、なんとか無事に抜けることが出来、15時ちょうどくらいに桐生市に入りました。

僕は今回、とある事情により翌4日から妻の実家の福岡に行くことが決まっており、4日はあらかじめ職場で有休をとっていました。

と、いうわけでこの日はとまりがけのプチ遠征ということにしました。

(昨年秋ツアーの松本が楽しかった、ので、泊まりがけで現地をみたいっていうのもあった)

 

現地のシティホテルにチェックインしてから車をおいて歩いて桐生市市民会館に移動、です。

赤城山がくっきりとみえて、渡良瀬川の青い流れが涼やかで、のどかでいい景色。

桐生は空気も澄みきった良い環境の街です。


でも、群馬第5の都市のはずなのに、

駅前にも市街にもほとんど通行人がいない(笑)
 

整然とした街並みと、大きな病院や学校や建物のハコモノはあるんだけど・・・なぜか

人だけがいないww

んです。


10年前くらいにみた、ウィル・スミスの出演映画

「アイ・アム・レジェンド」

を思い出してしまった。

 

(宣伝に騙されて当時小学生の長女と観に行ったが、ただのB級ゾンビホラー映画でした。娘にはかわいそうなことをした。)


(ちなみに、平成27年の国勢調査をみると、桐生市は群馬県で一番人口減少が深刻な都市らしいです)

http://toukei.pref.gunma.jp/kokusei/27kakuhou2.html
 

本当にここの道でいいのかな、って不安になりながら歩いていったら、見えてきました桐生市市民会館。

↑地方行政にありがちなすごい近代的な建物ですが、近づいてみたら、うわ・・・ここだけ凄い人が集まってたww 

桐生市には今、

本当にエビ中ファミリーしかいないんじゃないの?

って感じです。

 

僕以外の人たち、みんなここまでどうやってみんな来たんだろう?

電車?車?

 

 

地方のライブ会場でまわりに見るものもないと、早めに来ても待ち時間にやることもないんだろうけど、すでにかなりお酒飲んでグデングデンになって調子悪そうな人がいました(大丈夫かな~汗??)。

↑知り合いもあまりいらっしゃらないので、外にいてもしゃあないな、とすぐ入場。

物販で本当に久しぶりに生写真を買ってみました。

 

昔は写真厨で、数年前はかなりトレードも熱心にやってたんですが、最近は下火ですしサイン率も落ちたんで買わなくなっちゃった。


↑結成以来の生写真通し番号7000番(キリ番は運が良いと「全員サインバージョン」がある)の記念番号がちょうどこの日、この桐生で発売

 

ってことで6セット(6000円分)30枚買ったら、

小林歌穂ちゃんのサインが当たった。
 

↑そして、7000番、引いたのにサイン・・・なし・・・orz。

これ、結構ダメージでかいな(;^ω^A

 

これだったらキリ番なんて引かない方が幸せだった・・・

会場はとても綺麗で先週の川崎ほどではないがゆったりした感じです。
先週の川崎はスタンディング席でしたが、今日の桐生は僕は着席指定です。

2F中央やや上手よりの最前列。

相変わらずホールツアーの着席指定はいい席が来ますね。

16時30分ほぼ定刻通りライブスタートです。
この日のセットリストはこんな感じでした。

00. ebiture
01. 買い物しようと町田へ
02.
03. 金八DANCE MUSIC
(MC)~自己紹介
04. 靴紐とファンファーレ(新シングルカップリング曲)
05. I'm your MANAGER!!!
06. 大人はわかってくれない
07. 紅の詩
(MC)~ファンからの質問コーナー①
08. 藍色のMonday
09. 日進月歩
10. 禁断のカルマ
11. フユコイ
(MC)~ミセス・ポール・ポーのバー のコーナー(ゲスト 中山莉子)
12. 梅
13. 未確認中学生X
14. MISSON SURVIVOR
(MC)~ファンからの質問コーナー②
15. 大好きだよ
16. なないろ
17. シンガロン・シンガソン

(Encore)
EN1. キャンディロッガー
EN2. CHAN-CHARA-CHAN
EN3. YELL


水色の曲は先週の中山莉子ちゃんの生誕ライブで演奏された曲。
黒の下線の曲は先週(前回)の川崎でも演奏された曲。
ピンク色の曲は前日の星名美怜ちゃんの生誕ライブで演奏された曲。
です。

ここ1週間エビ中の現場密度が高く、

このように曲によっては

生誕ソロでのバージョンと、

エビ中全体のバージョン、

を短期間で両方聞くことが出来たわけですが、それぞれの趣の違い、みたいなものがよく分かってなかなか面白かったです。


みんな大好き『ハイタテキ!』は前3回のライブですべて歌われてました。人気も汎用性も高い曲、ってことですね。

個人的には『梅』『カルマ』が久しぶりに揃いぶみしたのが、初期の頃のライブ感あって楽しかった。

MCは相変わらず、って感じです。
ぁぃぁぃ(廣田あいかちゃん)

「『見とかなきゃ損』ってことは、今日観に来たみんなは、『得』ってことだよね。」


小林歌穂ちゃん

「群馬。『ウマの群れがざわざわする(???)』くらいのライブにしたいです!」
 

真山(りかちゃん)

「昨日美怜ちゃんの生誕ライブ観に行ったんだけど、はじめてファミリーの『背中』を見たんだよね。ファミリーの背中の輝き、を感じることができた。美怜ちゃんよりも、ファミリーばかりみてた。今日はこちらからは背中の輝きは見られないけど、みんなが背中の輝きを後ろに伝えていって、後ろの壁に跳ね返って見えるくらいの、盛り上げが欲しい」
 

などと、それぞれ『らしい』挨拶をしてたけど、

意味があるのか、ないのか・・・ww

ここら辺りは安定のエビ中クオリティ

、って感じでした(もちろん褒めている)。
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ポー's BARのコーナー

では先週の川崎でさんざん中山莉子ちゃんにいじられたリベンジとばかり、小林歌穂ちゃんが莉子ちゃんを逆にいじり倒します
 

小林「『アンコールの恋』での「♪まだ、忘れられない」をここでやってもらえませんか」


中山「やってもいいけど、ちゃんとふくらませてくれんでしょうね??」
 

小林「はいはい」
 

中山「まだ、忘れられない!」(会場大歓声!)
 

小林(スルーして)「それはさておき、中山さん」(会場笑)
 

中山「コラー(iДi)!!
 

小林「中山さんにとって、『忘れられないもの』って何かありますか?」
 

中山「うわっ!そういうことか!!」
(と、やられた表情となるが、なかなか上手い答えをひねり出せず焦る中山)

小林「出ないようでしたら、質問を変えましょうか。」
 

小林「中山さんといえば、『惚れた?』が有名ですが、今ちょっとここでやってもらえませんか?」
 

中山「待ってよ、今度こそ、ちゃんとふくらませてくれるんでしょうね?!」
 

小林「はいはい」
 

中山「じゃあ・・・『惚れた!?』」(会場「惚れた!」の大歓声)
 

小林(華麗にスルー)「じゃあ、中山さんが惚れたものはなんでしょうか?」
 

中山「わーーーん・・・・えっと、えっとなんだろう??群馬の会場と、ファミリーのみなさん、に惚れた(^▽^;)???」(会場拍手)

 

小林「まぁうまく逃げましたねー・・・・( ´_ゝ`)♪(小馬鹿にした顔で)でも、なんか『薄っぺら!』みたいな・・・?」
 

中山「オイ!ちょっとー\(*`∧´)/ここふくらませるところでしょー!!(怒)」

2週続けての「同級生対決」は1勝1敗の痛み分け、でした!

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さて、そろそろ楽曲のお話。

新曲の2曲(『シンガロン』『靴紐』)についてはあとで書くとして、まずはそれ以外のセットリスト曲から。

 

前回のツアー川崎の時の記事で、

今回のツアーはセットリストにストーリーの必然性がない分、

全体の統制を非常に重視し、メンバーがグループの中の個、として洗練された振る舞いをしている、と僕は書きました。

今回も同じ印象をうけました。

どの曲が出てもミスがないように、全般的にかぶせを多用して、

川崎の時と同じく、非常に綺麗にまとめてきた、って印象。


ずっとハイアベレージで安心して見ていられましたが、

そうなると、かつてのエビ中の、ケレン味、みたいなところにはちょっぴり欠けるところもあったかなぁ・・・

だったらいっそ左脳的な分析なんぞ一切せずにライブに身を投じて委ねるべきだったな、と。
 

着席で動けない、大声も出せない自分としては、

思っていたような高揚感が得られず、

ヤバっ、しまった

という焦燥感がありました。


着席指定は、

立ってコールとかやってると気づけない細かなところや、

ライブのセトリの流れ

根底にながれるテーマ

グループのストーリー

などの「空気」に気づきすくい取るには絶対的にいい席なんですが、


本ツアーはセトリはシャッフルであるし、

ここまで完成・洗練された演奏となると、

別に座ってみていることのメリットはあまりなかったのだった・・・(汗)


遠征組が多かったと思われるファミリーが

1Fと、2Fの僕の後ろから、コール、振りコピで踊って熱いエネルギーを送っている姿をみていてその楽しさが伝わってくると・・・

 

着席で黙ってみてる自分は

やっぱりスタンディングで熱を届ける側に身を置きたかった、

って後悔しちゃいましたね。
 

今回の秋ツアーは、

運営が我々に見せる構成されたショー、というのではなく、

ファンとメンバーとで、現地で一緒に作り上げるライブ

っていう形だったのだ。それに気づくのが遅かった。

 

自分は取り残された感を強くしたのでした。

あと、けれん味がない、とはいったけど批判ではないですよ。

個々にいいパフォーマンスも多かったし、決してつまらなかった、と言ってるわけではないので念のため。
 

たとえば、
『日進月歩』のスケールの大きな振り付けは前回同様素晴らしかったし、
『紅の詩』は春ツアーの頃より声が出るようになって、迫力が出ていたし。

メンバーと会場で指を一本天井に向けてかかげるシーンはファミリーの総意が形になって現れて、見ていて心地よかったです。

かなり曲が育っているな、と感じました。
『フユコイ』安本彩花ちゃんのフェイク(まだまだ色々頑張ってる途中ですね)や、

『キャンディロッガー』のこじゃれた感じ、

なども曲が出たころは出せなかった、成長したエビ中の姿が見られて「おおっ」て思いましたよ。

そろそろ新曲のお話に行きましょうか。


『靴紐とファンファーレ』
は川崎から2週連続2回目、でしたが、先週の感想からさらにつっこんだところで、

これはやっぱり最近のハイレベルなエビ中、のクオリティに合わせて作られた楽曲、

という感を強くしました。
 

ポリフォニックなハモり、メンバーのバトンタッチ、手をつないでの歌唱、もそうなんですけど、

全般的表現は、メンバーで鍛錬しここまで培ってきた技術、が結実している様相ありと思いました。


手の動きやアイコンタクト、は『まっすぐ』のハンドシグナルやアイコンタクト、

スパっとキレのある身のこなし、手の振りは『スーパーヒーロー』あたりからのいい流れが着実に受け継がれているような気がします。

振りの表現だけで人を惹きつける力を持てるようになったらグループとしてたいした物、です。
 

楽曲に合わせてサッと手を上げる直線的な動き、はメンバーで揃えるのはそれほど難しくないと思われますが、

大きく手を回す「回転の動き」をメンバーで揃えるのは相当難しいと思うけど、そこらがきれいに揃っているのもとても素晴らしい。

 


そして、ツアーのメイン曲
『シンガロン・シンガソン』
ですが、前日にMVが公開され、だいぶ曲の全容がつかめてきましたよね。


ミントグリーンを基調としたポップでちょっぴりサイケなMV映像は、

楽曲提供者のMrs. GREEN APPLE青りんごさんへのリスペクト(「StaRt」のMVとの類似性もある)、ともとれますし、

来年転校することが決まっていて、この曲の主役ともいえるぁぃぁぃのメンバーカラーへの郷愁、ともいえますね。


楽曲の歌詞はよく聞けばエビ中の歴史そのもの、っていう感じで、

「♪何度転んでも起き上がればいい」

とか、

「♪ギャンギャンギャンと泣いたっていい」

みたいな分かる人には痛いほどわかる内容で、

聴いて泣いちゃう人も多いと思う。

でも、余所のグループとはちがって

まじめな歌詞でことさら深刻に世間に訴えかけたり

ルサンチマンや反骨精神

みたいなものを出すことをしないのがエビ中の良さ、なんだよね。

このMV見てても
みんなずっこけてて、

倒れて寝てダレてるけど、

「まあいいか」、って

ゆるーく起き上がってきて笑いとばす

っていうのがいかにもエビ中らしくてカッコイイのです。

もし

「死にたい」

なんて思ってる若者がいるんなら、

SNSで知らない人に相談なんかせずに、さあ今すぐ

『シンガロン・シンガソン』

を聴きなさい!


この曲、振り付けもゆるくして、

昔の楽しかったエビ中学芸会、のノリをわざと残している、

のが見て取れますね。

 

サビに流れる学校のチャイム(キーンコーンカーンコーン)のモチーフは、『ebiture』から『永中』、『アイマネ』と脈々と流れ継がれる永遠の中学生である彼女たちにとっての永遠のモチーフでもある。

 

このMVでは今の彼女たちの実力なら、みんな動きを揃えようと思えば揃えられるのに、

わざと自分のペースでやってるし、

ラストは美怜ちゃんがぐらついてるカットをわざと採用してるし・・・。

で、MVはそうなんだけど、

それが一転、実際のライブでは全部ビシっと揃ってるんですよ。

狭いところにびっしり並んで、

前方のメンバーが後ろをみずにバシっと下がって

すぽっと空きスペースに収まったりする。
 

そういうのがまたたまらなくカッコイイんですよね。

↑シンガロンのジャケットの清楚な服で完璧に踊ったとき

MVと違ってどういう形になるのか、見ておきたかったなぁ・・

 

翌日の大阪の無銭ライブは多分シンガロンの衣装でやるかな?

映像があれば、是非見てみたい(まだ探してない)と思った。
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閑話休題

 

この日もファンからの質問コーナーがありましたが、

一人目のファンの年配の男の方の質問が、

この日のライブのちょっとしたスパイスになっていたので一応書き記しておきます。

ぁぃぁぃ推しだというその男性は、ぁぃぁぃに向かって
「(1月の)転校後の野望、はなんですか?」
という質問をなさいました。

ここまで、ぁぃぁぃの転校についてはあまりファンもメンバーもあえて触れていない(半ばタブー?)、という感じがあったので、

ストレートな質問内容には結構やきもきしましたが、

実際のところ、僕も知りたい質問内容であった(多分みんなそうだったと思う)ので、彼女がどう答えるのか注目していました。

「ついに聞かれてしまったか・・・」

みたいな感じでとっさはちょっと動揺して、
「うーん、なんだろう・・・なんだろう・・・えっと・・・」
みたいにしばらくは答えに窮していたぁぃぁぃでしたが、

その後はさすがのプロ、といった感じできっちりと対応。

ぁぃぁぃ

「これまで転校後のことについて言ってこなかったのは、アイドルをやらせてもらっている以上

『アイドルの間はアイドルでいたい』

と、思っているからです。
次に『何をやります』、とか『何になりたい』というのはなくて私は多分ずっと

『ぁぃぁぃ』

なんだろうと思う。
では『ぁぃぁぃ』が何をしたいといわれるなら、
『やりたいことをやるのが野望』、

なのかも。
何か楽しいことをしたい。私は10代ずっとがっつりアイドルやらせてもらってきました。

最後だけアイドルじゃなくなるけど、最強の10代を作り上げたいんです。

残り1年、やってみたいことをやってみようと思っています。」
 

ときちんと答え、ファンを「さすが」、とうならせたのでした。

小林歌穂ちゃん

「うーん、深イイ話レバーを押したい~」

と感心。

よくよく文脈を読めば、いわゆる官僚的な模範解答で、

詳細・肝心なところは答えてない、という厳しい見方も出来なくはないけれど、

ちょっとみなさん、

相手は18歳の女の子ですからね?

18歳の女の子に、将来のこと、を尋ねて、

ここまでの回答が出来るっていうのは本当に凄いことですからね。

みなさん、ぁぃぁぃは精神が大人だから忘れているかもしれないけどww。

(自分は18歳の頃なんて、な~んにも考えていなかったもんね~w)

案の定、質問者の方(○○さん)は、ぁぃぁぃはじめメンバーみんなに、「じゃあ、○○さんの野望はなんですか?」

っと逆襲されてしどろもどろになってました。

 

だから、前回の川崎の記事のときに僕は
「人になにかを尋ねようとする時は、もし自分が同じことを尋ねられた場合に自分の立場ならどう答えるか、あらかじめ自分の意見もきちんともっておこう」
って、言ってたでしょうに(笑)

♪先輩の答えはもう要らないね
っていわれちゃうよ~


質問2人目で、星名美怜ちゃん推しの女の子が、

僕も推している美怜ちゃんの好きな曲、について質問してくれたのでいい情報を得られてラッキーでした。

星名美怜ちゃんの推し曲は
盛り上がり系『ミッサバ』
ほっこり系『誘惑したいや』
でした。
(誘惑したいや、ソロコンで歌っていたもんね)

美怜ちゃんの締めのあいさつ
「20歳になっての初めてのライブでしたが、こうやってステージに立っている時は、私はまだ中学生です。20歳になった実感はまだわきませんが、この空間が楽しいし、いつまでも中学生の気持ちで楽しんでいきたいです。」
って言ってくれて、僕も同じ思いを新たにしたのでした。

終演後
プチ遠征、っていうことで夜は地元の居酒屋に、って思ったんだけど、桐生って


↑駅前なのにお散歩マップ、があったりする状態で店が超まばら(笑)


居酒屋7軒しかない(笑)


↑そんななかで良さそうな店が1軒あったんで、ひとり美怜ちゃんの20歳の祝杯を2夜連続であげたのでした。

翌4日朝東京にもどって、そこから妻の福岡の実家に移動(一泊)

の強行スケジュール。
 

連休明けたら3日不在のツケで職場が予想通りの展開(T.T)

ここ数日、

シ○デイル・シ○デナイゲーム(不謹慎なので伏せ字)

になっておりまして、

更新が遅れてしまって申し訳ありませんでした。
 

秋田分校行かれる方、楽しんできて下さいね!
お台場どうしようかなー。

2017.11.10 STARMARIE ショーin ソフマップ 次は悪魔、はじめます。だってw

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11月10日(金曜日) 「STARMARIE SHOW in ソフマップ」@ソフマップ秋葉原①号店8F・マップ劇場(東京都 秋葉原)

(※これは2週間前に(こっそりw)行った現場の記事です。何を今頃って感じですが(汗)、仕事が忙しくて全然更新できなかったのよーん)


この日(11/10)は診療終了後、オタクの殿堂秋葉原まで出かけて、STARMARIE(スターマリー:スタマリ)のミニライブを見てきました。


スタマリ現場にはいつもぼっち参戦だったのですが、この日は初めて友人を連れて二人で参戦、です。
その友人のYP氏は、

年齢は僕より一回り半以上若くて、日本の大企業に勤め将来を嘱望されている、背が高くてナイスガイなイケメンサラリーマン
 

元々ももいろクローバーZのファン(モノノフ)だったのですが、知り合って話すうちに、色々な現場を見てみたい、というので、最近は

放課後プリンセスなどの現場に連れて行ってあげたりしてます。
そんな彼(YP氏)から、

「先生のオススメのアイドルってなんですか?」
って聞かれたので、
 

「今一押しはスタマリだよ」
って答え、

YouTubeでSTARMARIEのオススメ曲などを布教したのでした。
 

その際、スタマリ現場で

「布教用に」

ファンが無料で配っている、『非公式ガイドブック』、も渡したら、

真面目な彼、ちょっぴり予習もしたようで、是非連れて行って下さい、と先日頼まれた次第。
(新規さんおひとり様ご紹介来店でーす!!)

この日現地(ソフマップ①号館)で待ち合わせ。

 

6FのCDショップにて対象のSTARMARIEのCD、DVD、ポストカードなどを1000円分以上買うことで、19時から8Fのマップ劇場で開催されるミニライブの観覧券がもらえます。

また、お買い上げ1000円ごとに特典券1枚がついて、終演後の特典会(接触イベ)に参加が出来るという、よくある仕様ですね。

↑自分はスタマリの最新アルバム、『FANTASY THEATER』 ¥3500円を購入し、特典券3枚ゲット。

YP氏から1枚もらって合計4枚。全員握手なら4周分、チェキなら2回分、ということになります。

ソフマップ8Fのステージはそれほど広くありませんが、こういうアイドルのミニライブをやるにはいい環境。

近くにあるAKIBAカルチャーズ劇場とならんで、地上進出をめざすアイドルの登竜門です。

 

前方5列ほどが座席で、後方は柵付きのスタンディングエリア。

この日この秋葉原の隠れステージ?に集まったのは合計で60人くらいだったでしょうか。

 

僕は例によって3列目の隅っこに目立たないように着席、です。

19時ちょっと前にメンバー木下望さんと、松崎博香ちゃんが影ナレで、この日のライブの注意事項説明。


のんちゃん(木下さん)は甲高い声で噛み噛みのアナウンスでそそっかしさ満載。

一方、ひーちゃん(博香ちゃん)の声は落ち着き払って本職の女子アナみたい。

 

(どっちが年上なのかよくわかりませんねぇww)

ちょっと時間が押して19時09分頃にミニライブがスタートしました。


ギギギーッ

と、重いドアを開ける効果音の後、パイプオルガンの重厚な響きが会場に流れます。暗闇の中メンバー5人が登場しました。

この日のセットリストは以下の通りでした。
01. かけおちしようよ
02. 屋上から見える銀河 君も見た景色
03. スペル・オブ・ザ・ブック
(メンバー紹介アナウンス 英語ver.)
04. 姫は乱気流☆御一行様
05. ナツニナレ
(MC)
06. 私の居ない世界で君は明日を迎えられる?
(MC)2018年2月4日 中野サンプラザワンマンライブ タイトル「~第四幕 悪魔、はじめます。~」発表 


対バンなどとは違って、STARMARIEだけを観に来てくれているファン相手ですので、

定番曲の

『サーカスを殺したのは誰だ』、とか

『ポールの招待状』

なんかは入らず、タイアップ系の曲もとりいれて、秋葉原感?があるセットリストでした。


YP氏にとって、スタマリ入門的にはちょっと渋すぎる選曲かな、

とも危惧しましたが、

YP氏が喜んでいたので良かったですww

途中には、スタマリの海外の公演の時に流されるメンバー紹介(英語ver.)があり、これを生で見られたのは僕も初めてなので嬉しかったです。

この日、

来年2月4日(日)に中野サンプラザで開催されるワンマンライブのタイトル発表がメンバー自身の口からなされました。
 

毎回毎回、『死』にまつわる奇抜なライブタイトルで独特の世界観を醸成してくれてきたスタマリさんですが、今度のタイトルはなんと、
「悪魔、はじめます。」
だそうで・・・・。

YP氏、僕に向かって
「なんだか冷やし中華みたいですね~」
だって。
 

それ、僕も思ったww、
 

(会場にいた人も同じこと思った人いたんじゃないかなw)

しかし、

悪魔を始める

って、どんな感じになるんでしょうね。
 

実は、この2月4日は、STARMARIEの新アルバム(全曲新曲)の発売日でもありまして、当然アルバムの内容も、ライブのタイトルとリンクしたものになるはずですから・・・。

 

きっと悪魔的要素が満載となっているのではないかと・・・・・(゚_゚i)。


これまで、STARMARIEはファンタジーユニットとして、

ずっと死にまつわるエピソードの語り部を標榜してきました。
 

たしかに、
彼女たちの楽曲では、何度も書いてきたように、本当に色々な人が死ぬんですけど、
これまで、彼女たちが扱う(歌う)「死」の物語は
善なる世界、

聖なる世界、

不可思議な世界、

不条理な世界

での死、でした。

その中で、メンバーはあくまでストーリーテラーに徹していたわけです。

ところが、今回は「悪魔を始める」、という。


メンバーがついに「邪悪な世界」に手を染め、自らの手で能動的に死を呼び込むつもり、

ということなんでしょうかね?

うーん、気になる・・・。

メンバーは素はとても素直でいい子たちばっかりなので、

それがライブでどれだけ豹変するのか、

どんな邪悪っぷりが描かれるのか、

来年2月4日のワンマンとアルバムが俄然楽しみになってきました。
(と、いいながらその日は予定があって行けないんだよね~ゴメン)

終演後の特典会では、ご新規さんYP氏がいよいよアイドル接触デビューです。

握手で全員と話していましたが、緊張して耳が真っ赤になっていたのが後ろからもよくわかって面白かったです。

(人の接触姿をウォッチして茶化すのって、反則だけど楽しいよねw)

どうやら、YP氏が3列目でステージを見ていたのを

スタマリメンバーのうち、

木下望さん、高森紫乃さん、松崎博香ちゃん

の3人がステージ上から見てて、覚えてくれていたようで、

接触で彼女たち、そのことを彼に言ってくれたそうです。
 

接触童貞だったYP氏、もうそれだけで感激しちゃってました。

 

基本、メンバーみんな性格が良くて神対応ですからね。


さて、自分は全員チェキと、メンバー個別チェキの2枚。
個別メンバーの時には今回も、渡辺楓さん(かえちゃん)とお話ししました。

どうやら楓さん、

STARMARIEについて僕の書いたブログを発見して、

過去記事からいくつか読んで下さっていた

そうです。
思い込みで結構厳しいことも書いたりしてるので恥ずかしいのですが、

 

光栄の至り。

今後は礼賛記事ばっかり書くとしましょうかねww

「アルバムのレコーディング頑張ってね!」
と、申し上げたら
「うん、頑張る!」
とおっしゃってました。

会場を後にしたのち、

YP氏に秋葉原のメイド(アイドル)レストラン

(いわゆるひとつの、「ア○ィリア」ねww)

をご紹介し、そこで一緒に飲んだわけですが、


↑木下望さんが、ライブ後にこんなツイートをしているのを彼に教えてあげて


「『新しい出会い』とは間違いなくYPさんのことだよ。喜んでくれてよかったね。」
って言ったら、

 

すっかり舞い上がっちゃったYP氏
「おお!!そんな嬉しいツイートをしてくれてたんですね。これでますますSTARMARIEに入れ込んでしまいそうです!」
だって(笑)

「♪おっさん それが『オタクチョロい』っていうんだぜ♪」
ってそこはきちんと「指導」しておきました。

 

まあ、いい出会いになったんじゃないでしょうか。連れてきた甲斐もあったというものですw

 

2017.11.23 たこ虹なにわンダーランド2017レポ ~希望のダブルレインボーを見たか~

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11月23日(木曜日・祭日)たこやきレインボー「なにわンダーランド2017 ~OH!CIRCUS~」@幕張メッセ 国際展示場8ホール(千葉県 幕張)

勤労感謝の日のこの日は、幕張メッセまでたこやきレインボー(たこ虹)のワンマンライブ「なにわンダーランド2017」を観覧してきました。

 

なにワンダーランドとは、毎年秋や冬にたこ虹がテーマをもって開催するワンマンライブです。昨年10月30日に中野サンプラザで開催された公演を観覧しており(その時の記事はコチラ)2年連続2回目。

 

去年はお城とお姫様の世界だったけど、

今年はOH! CIRCUS!(「大阪」とかけてる、まいど寒いけどよく考えるなw)ということで、テーマはサーカスらしいです。

 

たこ虹の現場としては9月10日に日比谷野外音楽堂で行われたOIF(大阪アイドルフェスティバル)(その時の記事はコチラ)以来2ヶ月ぶり、です。

娘たちは朝からみんな思い思いに遊びに出かけて行ってしまい、妻は朝からずっと自室で寝っぱなし。家長の僕の勤労に対する感謝の念など全くないようなので、ならばかえって気楽というもの。
夕方16時前にひとりで家を出発。

最寄り駅から幕張本郷駅まで電車で行って、そこから海浜幕張駅経由のバスにのって現地幕張メッセの展示場に到着したのが17時ちょっと前。

↑この日は天気が悪かったこともあるのですが、休日なのに展示場近辺はガラーンとしていました。
 

↑この日の午後は大きなイベントがなく、たこ虹のライブの他、NMBとHKTの握手会(すでに終了?)と、富士通の社員向けのイベントがあっただけ。
 

この時間に会場にいたのは、オタク、それも虹家族(たこ虹のファンの通称)と富士通の社員家族だけ、といった感じです。


この日のライブ開始は18時半ですが、実は16時半からすでに開場していました。

それはどうしてかと申しますと、展示場の8ホールがライブの行われる会場なんですが、開場から開演までの2時間は、

となりの7ホールでたこ虹運営&レーベル(avex)主催のアトラクションや抽選を楽しめる、

という企画が開催されていたのですね。


↑具体的には、展示場2Fの入り口から、まず展示場の7ホールに入場して、そこでチケットもぎりと手荷物検査を受けて、アトラクション会場に入ります。7ホールは丸々アトラクションと物販エリアで、7ホールと8ホールは奥の通路で繋がっており8ホールの1/4くらいもアトラクション。
そして、残り3/4ほどの面積がライブ会場となっています。


演出的にいえば、サーカスの出店で賑わう広場の一番奥に、特設ステージ(テント?)があって、そこでショーが行われる、という設定とでもいいましょうか。

↑2Fから7ホールのアトラクションエリアを眺めたところ。

ちょっと隙間が多くて過疎ってるっぽく見えるけど、それは気のせいだと思うの・・・ww

 

開演前は客席とアトラクションエリアとの行き来は自由、なのですが、ライブ会場だけは撮影禁止、と指示されました。

虹家族は会場で、物販やCDを購入することで、買い上げ1000円ごとに、「イベント参加券 兼 抽選券」がもらえます。

その券を使って、会場内の色々なアトラクション(けんだま、射的、輪投げ、だるま落とし、ストラックアウト、エアサッカーゴール、バスケットピンボール、神経衰弱 etc.)を回って挑戦してもいいし、

福引きコーナーで福引きをやってもいい。
 

アトラクションや福引きが当たればたこ虹関係の限定レア(サイン付きのものもあります)商品をゲットできます。

外れても綿菓子やポップコーンの引換券、レイン棒(実はただのうまい棒ww)がもれなくもらえたりするんで結構楽しめます。

そのほかに、DJ体験コーナーや、ミュージックカードを買うことで引けるくじ、お子様向けに定番のふわふわなどもありました。

↑会場のあちこちでは道化師の格好をした大道芸人さんが沢山ライブパフォーマンスを見せてくれます。まさにサーカス、の空間を余すところなく再現した、夢のワンダーランド(と、自信満々に言い切るww)

です。

↑昔のライブの衣装展示もあります

 

自分は物販でTシャツとポーチその他を買って、イベント参加券を7枚手に入れ、福引きにつぎ込みました。


一度に5枚しか出せないらしい。列を進ませる配慮か、他のアトラクションが過疎るのを防止する策なのか・・・。


ガラガラガラ・・・・(福引きを回す音)

 

2周回って7枚使い切りましたが、
結局あまり可愛くないステッカー1枚、

センスの良く分からない缶バッジ1枚、

うまい棒(外れ)5本でした。

福引き会場のお姉さん

「『レイン棒』があたりました!おめでとうございます!」(→ハイテンション)
 

僕「・・・・・・。」(ハズレだろ~)

もう物販を買い増す元気もお金もないので時間が余りまくってしまいましたが、外に出ることも出来ないので

戦利品の1本1kもするありがたーいうまい棒を食べて時間つぶし。
 

うん、やっぱりうまい棒はうまい。

でも、喉が渇いた・・・。
 

飲み物でも買うか・・・・

 

売ってない。(オイオイ)

中では飲み物売ってない、って書いておいておくれよー。

会場内の一部にはスクリーンがあって、たこ虹ちゃんの以前のライブ映像と音が流れていて、その前でコールして踊っている虹家族さんもいましたが、やってるのは数名のツワモノだけで決して盛り上がってるとは言えなかった。

そういう所はア○みたいにモノノフが騒ぎ回ってるももクロ姉さんの現場とは違う。

混ざる元気も勇気もないので

虹家族さんの知り合いにご挨拶をさせていただいた後、そそくさとライブ会場に行って着席しました。

会場は全席指定で、自分の席はB4エリア。

ををっ?ほぼど真ん中ではないですか!

 

でも、安定の後方www (OIFと同じ扱いだな)
 

センターステージがよく見える。後方サブステージにも近いし、これは意外と当たり席かも、と自分を納得させる。

ステージの上には、夏のOIFの時と同じくドラムやキーボードなどのバンド編成があり、今回も生バンド演奏でやるんだと確認。


アトラクションとステージが同じ空間で連続しているため、
会場内にポップコーンの焦げたキャラメルの香りが充満しているのも、なんとなく遊園地感、サーカス感があります。

最終的に会場には1600人~1800人くらい集まった感じ。
18時30分過ぎ、会場が暗転し、お馴染みの

00.『tacoture』

が会場に流れると、虹家族さんはそれぞれ自分の推しのペンラを振って応援開始です。僕は堀くるみちゃん(くーちゃん)推しのの公式ペンラを取り出しました。


ん?

周辺の人、思ったよりも、ももクロのペンラ振ってる人が多い

以前はしゃちとたこ虹は公式のペンラ以外禁止

じゃなかったっけ・・・(汗)

っていうのは気にせずライブに集中集中。

メインステージが照明で照らされると、ステージの天井はサーカスのテントの形サーカスになっていることが分かりました。

大きなテント小屋サーカスの中で行われるサーカス、っていう演出なわけですね。

中央の入り口からメンバー登場!

おお、と黒とキラキラのキラキラスパンコールジャケット衣装にキラキラと黒のスカート!

サーカスの団員(猛獣使いやマジシャン)感あって大人っぽくて素敵です。

今年は春ツアーから衣装もかなり責めてきてるよね。

本編1曲目は、

01.『ありがとう たこやきレインボーです』
うん、これまたサーカス感あっていい始まり方。
さきほどまでアトラクションエリアで大道芸やってた道化師たちも集合して芸を披露して盛り上げます。


そういえば・・・今日分けされてない・・・

 

春ツアーの時は確かに黒基調だったがリボンはメンバーごとに色分けされてた。

今回は全然色ついてない?

これ、初めての試み?
エビ中路線に変更したのかな?

上方のスクリーンに大写しされてるからメンバーの誰が今歌っているか大体わかるし僕はメンバー全員の声も大体聞き分けられるから大丈夫だけど、これは新規の人はちょっときついかもしれないな。
(だから、結構コールが遅れてた。)

楽曲はすかさず

02.『恋するビリケンさん』

に。真っ赤な照明にカッコイイ男ダンサーたちを引き連れてのカッコイイダンス演出は去年の中野サンプラザのなにわンダーから始まった企画。
例によってインド映画みたいにも見えるし、見ようによってはサーカスのマジックコーナー(蛇使い)みたいにも感じる。

かぶせ併用だけど、サビの部分はメンバーの生歌。

背の高いまいまい(春名真依ちゃん)が際立ってる。こういう変則ダンスをやると手が長い子は目立つね。あと、やっぱり思うが、

たこ虹メンバーは全員声がいい
 

最後、れんれん(根岸可蓮ちゃん)がちょっぴりよろけて苦笑。

大人っぽくみせててもちょっとしたこういう仕草をみるとまだまだあどけない子供。

お次は03.『尼崎テクノ』
ですか。メインステージ上に赤いソファがおかれて5人で集まって入れ替わり立ち替わり座る演出。

各メンバーが自分の思うところの大人の女性を表現ww


さくちゃん(彩木咲良ちゃん)の表情が抜群に良い。

大人っぽいマジ顔と、子供っぽい満面の笑顔、を一瞬で切り替えてくる。この子はマジ小悪魔だな。
 

この曲は1番はモノラル演奏なんですよね。これ、なんか狙いがあるのかな。(知ってる人教えて!)

ここで第一回目MC。センターステージに出て挨拶。近くでメンバーが見られて感激です。挨拶はショートバージョンです。

この時点で挨拶に時間をかけないってことは、

今回はたっぷりライブで魅せよう、という意図があると推察。

ここまでは打ち込み音源でしたが、ついにここで春ツアーからのおつきあいである「なにわンダーバンド」が登場。ここからは生演奏ゾーンへ。
04.『じゆう!そう!フリーダム!』
春ツアー以来、この曲を生で聴くのは2回目。バンド演奏に最適の曲ですよね。
そして、なんとメンバー、全員ステッキを持ってメインステージでステッキダンスを披露。

これは斬新。
ソロでのくーちゃん「♪じゅうそー!」の力強い声が響き渡る。

全員上手くなってるから最近くーちゃんも前ほど目立たなくなったけど、こういうキメ所はやっぱり年長者の一日の長があるな。

05.『めっちゃFUNK』~06.『ナンバサンバイジャー』
ステッキをカッコ良く投げ捨てて、ファンク連発からのクラブミュージック

なるほど。ここら辺が

「今年(これから)のたこ虹路線です」

って意欲をびしびし感じる。


しかし、ここでちょっとした難点発覚。
ここの会場は倉庫で、空間がだだっ広すぎるんですよね。

前後・左右が広くて天井も高い。

メンバーの声もファンの声も拡散しちゃうから、

折角の熱さが塊になってぶつかりあっていかない。

あと、パイプ椅子で席幅が前後左右狭いから、ファンもあまり動けないんですよね。

オタも入れ替わってモノノフからの新規が多いせいか、ちょっとおとなしい感じになってるし。


オルスタで沢山観客がいれば間違いなくパワーのやりとりになって、さぞ盛り上がっていたんだろうになぁ・・・

 

でも、心意気は買いたい。

さくちゃんさきてぃ(清井咲希ちゃん)

表現と歌唱だけならもう、3つのお姉さんグループ(桃、蝦、鯱)のメンバーに肩を並べるか一部凌駕しているとも感じた。

07.『なにわのはにわ』
ここで一番の定番アゲ曲が投入されて先ほどの不安は一掃。

しかしやはり席幅が狭く前後左右にぶつかりそうになってジャンプがしにくいのがつらい。

色別ジャンプは多分メンバーからは綺麗に見えていたとは思うけど、もっと高く跳びたかった人もいたんじゃないかな。


僕の斜め後ろに

空気の読めない下手なMIXとガチ恋口上する蛮族が2名ほどいて

周辺の雰囲気を壊していたのが興ざめ。

 

そんなに沸きたいんならまねきケチャアークジュエル系に行け。

スタダでMIXガチ恋やることにこだわるなら桜エビなら今なら規制緩いから大丈夫だと思うよ。

大好きな曲なのにちょっと気分を害したが、メンバーがここでメインステージの再上段中央に移動し座って、
アコースティックギターとキーボード(ピアノ)による、
08.『オーバー・ザ・たこやきレインボー』
をバラードで歌い始めたので、僕の心はみるみる洗われていったのでした。

(↑写真は公式ツイッターより)

 

多分今回のライブの前半の目玉、でしょう。


これも初めての試みかな。もしそうならなんでもっと前からやらなかったのか、っていうくらい素晴らしくて、ちょっと泣きそうになりました。


この曲、って普段はアップテンポで元気いっぱいなんだけど、

メロディのモチーフは有名な映画音楽が元だし

、歌詞もバラードで映える内容なんだよね。

 

これからも区切りのライブなど、要所でこういう形でやってほしいな。


演奏終了後、エビ中の『まっすぐ』の演奏が終わった時みたいに

さわさわと、静かな拍手がわき起こりました。

 

残念ながら虹家族には先ほど申し上げた通りまだ意識低い系の人が残っているので、「フー!!」とか奇声を発する人も少しいましたが┐(´∀`)┌ヤレヤレ。

メンバー一旦引っ込み、メイン・センター・サブの全てのステージを使った道化師達のアクロバット&大道芸タイムを挟んで、ここからは再び打ち込み音源でのダンスパフォーマンスゾーン。

 

こういうゲストのハーフタイムって、あまり長すぎると熱が冷めたりするんですが、適度な短さ(笑)ですぐメンバーが登場してくれて、さきほどのバラードの衝撃の余韻を残しつつ後半戦に入った演出はgoodだと思った。

09.『にじースターダスト』
後半のスタートにふさわしい選曲。これからのたこ虹未来への希望の轍が見えるような気がしました。
ステージ両脇では天井からつるされた大きな輪っかに乗った全身タイツのお姉さんがアクロバットパフォーマンス。確かに凄いけど、なんか違和感もあるねww

10.『めっちゃDISCO』~11.『どっとjpジャパーン!』
男ダンサー軍団再登場ではたまた迫力のダンスパフォーマンス。
どっとjpジャパーン!はメインステージにメンバー人数分の椅子がおかれてメンバーなんと艶っぽいチェアダンス(笑)
いや、けっこう、けっこう、けっこう仮面(→みんな知らないだろうなww)
さすがOIFで「アマゾンくるみ」「尼崎あゆみ」を輩出した関西圏のパワー。


どっとjp、ライブで見て最近ドンドン好きになってます。

メンバー全員歌唱力があってうなりが出せるのが強み。

この曲は数多のアイドルがいてもやっぱりたこ虹にしか歌えない。

ここから再び生バンド演奏。センターステージに出て
12.『サンデーディスカバリー』
を演奏した後

メインステージに戻ったメンバー
れんれん「後半戦、みんなで燃え尽きるぜー!!」
の煽りとともに
13.『TACOYAKI's Burning』
投下。
ドリフターズのビバノンロック由来の「ババンババンバン」の振り付けが楽しい。ラストの虹家族のレインボーウェイブ虹もなんとか決まりました(お約束を知らない人もいたみたいですが)。

そして、会場に金管(トランペット&トロンボーン)のファンファーレトランペットが鳴り響いて・・
14.『踊れ!青春カルナバル』へ。
昔のコール曲なので虹家族も大喜びで、フッフー!
ステージ両脇ではさっきの全身タイツのお姉さんたちが今度は天井から垂らされた布をジリジリ昇って空中パフォーマンス

。サーカスっぽいといえばぽいが、やっぱりなんだかよく分かりません(笑)
ここからさらに
15.『たこ虹物語~オーバー・ザ・関ヶ原~』
と、軽いノリの曲が続きます。

メンバーがついにステージを降りて走って5人がそれぞれセンターと4つある各サブステージへ移動

自分の側のサブステージには推しのくーちゃんが来たのでそっちに向かって紫のペンラを振りました。目があった。

 

そこからまたみんなセンターステージに集合して、

「ハラハラドキドキでーす」「オレモー」

ってやった後、ラストはメインステージまでめまぐるしく移動。

 

バンド生演奏でこれだけメンバーがバラバラにわかれて会場全体を走り回るステージを見たのはももクロ以来。

体力と腹から出す発声の力がないと息が続かないのにちゃんと出来ていたのは凄いです。

さて、本編もいよいよクライマックス。

メインステージに集合したメンバー。バンドメンバーやアクロバットメンバー全員を引き連れて
16.『RAINBOW~私は私やねんから~』
を演奏。天井からつるされた6個の袋が開いて客席に風船ふうせんが落ちてきました。

ちょっと予算をケチッたっぽく僕のいる後方には落ちて来ませんでしたが(笑)、もう少しいっぱい用意すれば良いのに・・・・。


でも、会場のボルテージはこの日一番、最高潮で

『♪ソレソレソレソレ』

のコール。ラストは客席と一体になって「レインボー」の大合唱。やっぱりこの曲はキラーチューンだな。

これで本編終了!って思ったら、おもむろに中央に用意されたソファーに座る5人。コミカルな伴奏が流れて、おっとこの曲は?

17.『なれたらなぁ』

です。

9月の新シングルのカップリング。雌ネコオッドアイ猫が飼い主の男の子に恋ハートをしてしまうストーリー。

エビ中もかつてお世話になったチャラン・ポ・ランタンさんのやわらくて温かい楽曲世界が会場いっぱい広がりました。
今回のライブテーマが「サーカス」って聞いた時に、僕は一番ライブテーマにこの曲が合ってるんじゃないか、って思ってて、

やらないかなぁ、って思ってたんですよね~
そしたらラストに持ってきてくれましたね。


スクリーンに満天の星と大きな月の映像が出て、大きなfinの文字がでて、本編終了。

うん、いい締め方。今まで必ずどこかにパロディを詰め込んでたたこ虹ライブとは明らかに違う、しっかりとした作りのライブだった。

 

夏のOIFの後半からの流れは確実に続いてるな、

と思いましたね。

アンコールがなかなか始まらないのでやきもきしましたが、始まったら会場全体が大きく盛り上がりました。いいライブだったし、当然僕も声を出して叫びましたよ。

ほどなくしてTシャツに着替えたたこ虹ちゃんたち。バンドの人たちも戻り、生演奏で
EN1『絶唱!なにわで生まれた少女たち』を絶唱。
この曲のおかげで僕は最近ようやく大阪環状線の駅、覚えられました。
(大阪の方は、山手線の駅名わかるのかな?)

メンバーの煽り
「みんなアンコールだって気を抜いてんじゃねぇ!気合いをいれて、もっと声出して行くぞー!」
と共に
EN2『めっちゃPUNK』
これでついにこの日『めっちゃ』3部作そろい踏み。自分的には初めての経験?アガリました。


その勢いそのままに、
EN3「ナナイロダンス」
突入。約1600人が肩を組んで巨大な波を作り出して、素晴らしい光景が広がったのでありました。

ここでメンバーのラストMC、挨拶です。
各メンバーの挨拶をまとめたものを挨拶した順に下に貼ります。



 

メンバー一人一人が、それぞれ自分の言葉で、時々声をつまらせながら自分の想いをつむぐ感動的な姿に、会場から温かい拍手と声援が飛んだことは言うまでもありません。


これだけのライブを作り上げられるようになったとは、よく頑張ったね。僕もジーンとしてしまいました。

ちょっぴりしんみりしかかったところで、さきてぃがガラっとテンションを変えて
「ここでお知らせでーす!」
「まってたやろ?たこ虹はこんなしんみりでは、終わらないよー」

と言いだして・・・

2ndアルバム
「ダブルレインボー」

の発売が決定したことを告知。


さきてぃ「ダブルレインボー(二つの虹)がかかると縁起がよくて、

これは祝福、幸福、実現といった意味があるそうです。

このアルバムでステップアップした、また違った虹を見せられると想うので、期待していて下さい!」(会場拍手)

これで終わりかと想ったら
「でも、まだあります!」
とさらなる告知。
後ろのスクリーンで2018年春の全国ツアー発表がなされました。
タイトルは
「CLUB RAINBOW」
だそうで、4月から6月にかけて、大阪を皮切りに全国のクラブハウスを回るツアーです。
東京地区は4月30日(祭)に渋谷クワトロ、6月3日(日)に

EX THEATER ROPPONGIでやるみたいです。
さきてぃ

「この5人でやれて良かった。今年のたこ虹のワンマンライブはここで終わります。最後の曲は、私たちの原点である曲。私たちはこれからも前を向いて走り続けます。走り続けていきます!ちゃんと走れ!」

の挨拶と共に、

EN4『ちゃんと走れ!!!!!!』
虹家族も全員でサイリウムを大きく振って、たこ虹の来年にエールを送ります。

テープキャノンも炸裂し、大団円。

最後はメンバーがステージの左右中央に歩いて移動し客席にお辞儀、ファンとメンバーお互いにわかれの名残をおしみつつライブは終了したのでありました。

本編1時間半、アンコール約50分。終了時刻は9時ちょっと前、でした。



(感想)
確かに、メッセの倉庫は会場の空間がだだっ広くて、折角の生バンド演奏も音が拡散してしまっていたところもありました。

さらに、平坦なので席によっては見にくかったり、

多分聴く位置によってはちょっと音響的に厳しかったところもあったかな、とは思うし、

ファンのコールも会場内で全方向に拡散してしまい、

パイプ椅子の前後左右の間隔も狭くて振りコピやジャンプがしにくい環境であったこともあって、

全体の一体感を作るのが難しい箱であった

ことは確かです。
虹家族も最近はファンの入れ替わりが起こっていて、2年前と比べるとコールもおとなしめであったのも影響していたように感じました。

衣装が色わけじゃなく統一されていたので、スクリーンでぱっと見、

今誰が歌っているのかわからなくてコールが遅れる(多分新規さん?)、という現象も発生していました。

こういった音響やファンの動きの問題は、たこ虹がこれまでやっていたオルスタのライブハウス中野サンプラザ(キャパ2000)のようなホールであれば全く問題なく、

多分凄い熱いライブになっていたのでしょうが、

 

そうなると今回のようなセンターステージやサブステージでの演出や、ゲストのアクロバットメンバーの大きな演出などは出来なくなってしまいます。

 

じゃあ、大きめのアリーナや、同じメッセの敷地内にあるイベントホールでやればいいか、というと、

まだたこ虹にはそこまでの集客が出来ない、

というところがあって、集客が1600~1800までは行くのですが、

そこからなかなか先にすすまない、苦しい内情が見え隠れします。

でも、この日の内容は文句なしに素晴らしかった。

縁日のようなアトラクションをやったり、アクロバットメンバーを呼んだりといった周辺の工夫も良かったけれど、

ライブ自体の演出も、今のたこ虹の成長に合わせてよく考えられていたと思います。


色分けをしなかったのもその現れだろうし、パロディ要素を減らして極力楽曲とステージ演出で見せるようにしたのもその現れ。


勢いと人気のある新曲『まねー!!マネー!?Money!!』をやらなかったのは、賛否両論あるだろうけど、今回の演出テーマにそぐわないから外した、という点では納得できます。

そして、なによりも
メンバー一人一人のこの日のライブにかける想い、がほとばしっていた、
とても感動的なライブだったことは特筆に値します。
特に素晴らしかったのは、

各メンバーが各楽曲にそれぞれ自分なりの解釈をして、各々それに合わせた表情や仕草をしているところ。

 

この曲はどういう表情で歌えばいいのかな?

今回のライブの演出の中でこの曲はどういう位置づけなのかな?

っていうことをちゃんと個人で考えて、咀嚼してやっているのが伝わってきて、賢い子達だな、って思います。

 

大人のお仕着せの演出をやらされてやってる感がないから、全員の表情の違いを見ているだけでも楽しいんです。

挨拶でもその片鱗は見て取れます。みんながちゃんと自分の言葉で自分のテーマを決めて取り組んでいるのがわかる。

そして全員が自主的に努力している。

 

そして今、多少壁にぶち合っているところも正直に吐露しているところも、非常に共感できました。

2016年GWにメジャーデビューしたときの、Zepp Divercityのワンマンで見た時の彼女たちの目の輝きを僕は忘れられません。
あれから1年半たって、たこ虹ちゃんたちは

凄く努力して、全員手を取り合って足並み揃えて成長してきた。
生バンド演奏でやれる歌唱力にも磨きがかかった。
 

それでも、最近、まだ足りないものがある、と思い始めているのかもしれません。挨拶でのちょっぴり葛藤はあるけど、自分を鼓舞するような言葉に、僕は心打たれました。


メンバーは努力していて、それこそくじけそうになるほど努力している。でも、上の人気グループもそれと同じくらい努力している。

だから、まだ追いつけないんじゃないか、

本来なら、そう思うことだってあるかもしれない・・・。
でもこの日の彼女たちの目に、焦りの色はなかった。

今日の彼女たちの目は、1年半前の輝きとはちょっと違った輝きを見せていたように思います。
それでも絶対あきらめない。まだまだ変わらなきゃ、みたいな強い意思の輝き、を感じました。

今時、大人でも、これだけの信念をもって行動している人がどれだけいるというのか。

少なくとも自分も、自分のまわりの人間も、そんな信念はなくて日々流されている。

恥ずかしい限りです。

この日のライブは、色々考えさせられて、

でも彼女たちのひたむきさに触れることもできて、最後はとても幸福感に満ちたものでした。

 

この幸福感は昨年(今年のじゃないよ)のエビ中のファミえん並だった、

と申し上げておきます。
その幸福感の出所はなにか、と問われれば、

おそらく未来への希望

なんじゃないかと思う。

たこ虹には、それがまだあると僕は思っているのです。

 

たこ虹の運営はかなり現実的なモノの見方をしているようにも感じますが
これだけのクオリティのものが出来るようになったのだから、是非もっと沢山のお客を呼んで、沢山入っているところでやらせてあげたい。
もし、今日と同じ倉庫でも5000入れば、全然違ってくると思うんですよね。


来年春ツアーもクラブハウスに回帰するようですが、なんとかまた大きいところでやって欲しいですね。

そのためには何が必要で、どうすればよいか、虹家族と一緒に僕も考えていこうと思います。

たこ虹の未来にダブルレインボーがかかりますように!

(ダブルレインボーをみたら願い事をするとかなうという言い伝えがあるそうですよ)

 

エビ中星名美怜ちゃんのこと。

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私立恵比寿中学(エビ中)星名美怜ちゃんが、昨年に引き続き、またもや文春砲にやられてしまいました。

今回は、ジャニーズJr.のイケメンメンバー阿部顕嵐さんとのお泊まりデート。


エビ中のライブやイベントの後などにも二人で合流されているのが何度か目撃されているとのこと。

 

一緒に映画館にも行ったらしい。

顕嵐さんと美怜ちゃんの仲は、美怜ちゃんのご両親も公認だという。

極めつけは、あの11月2日の星名美怜生誕ソロコンサート(ソロコン)前日。


ご両親の運転する車で顕嵐さんの家に行って

(お誕生日祝いをしてもらったのでしょう。そして、)

その日はお泊まり!

翌日のソロコン当日には会場のマイナビBLITZ赤坂まで

お泊まり明け出勤。
それに付随してネットでは他のジャニーズJr.の男の子との2ショット写真まで流出。

知らなかった・・・・

 

あはは・・・・

 

あーあ・・・・。

今やジャニオタ女性からは目の敵、

エビオタはビ○チキャラ認定で早や諦めモードあるいは逃避モードww


まあ、ことの真偽についてはわかりかねます。


情報としては写真がややピンぼけっぽくてはっきりしませんし、文春の有料のサイトは見ていないので詳細な情報をどこまで先方がつかんでいるのかはわかりかねますが、

かなり記事の内容に自信がある印象で、どうにも信憑性が高そうです。
 

なによりも、両者の事務所(ジャニーズ、スターダスト)が現時点(12月5日)でも公式の否定声明を出しておらず沈黙を守っている、

というのも、

現在対応策を焦っておおわらわ、感、

 

あるいは底知れぬ芸能の闇感

 

がヒシヒシと伝わってきます。

 

アイドルって結構簡単に接触とかできちゃうからつい身近に感じちゃってたけど、芸能界ってやっぱり怖いんだなって思う。

それはさておき、
お父さんが車を運転して相手の家まで送り届けるほどの親密さ

、というのですからこれが本当だったらもうガチ恋の7推しの人にしては死刑宣告に等しいですよね。

幸い、これまで自分はガチ恋ではなく、

娘を見る親目線での7推しであった(震え声)

し、これまで美怜ちゃんが何度もスキャンダルをやらかしてきた経緯から耐性が出来ちゃった、ってのもあるんで

苦笑いしながら
「まーた、やらかしたんかい!まあええ、そんなん芸の肥やしや!芸人なら舞台で魅せたったらええんや!」

ようやった星名美怜!

 

って許してあげたい気持ちももちろんあるんですけど・・・・

やっぱり、さすがに今回はそれでオールOKって甘やかすわけにはいきません。
ご本人にも喝!は入れないといけません。

僕はひいきの引き倒しはしないクチです。
 

理由は、一言でいえば


プロ意識の欠如。
 

これにつきますが・・・。

細かく言いたいことはいくつかあります。それをこれから列挙していきます。

①エビ中が今、とても大事な時期に来ている、という認識があったのか。
みなさんご存じの通り、エビ中は1月に

ぁぃぁぃ(廣田あいかちゃん)転校(=卒業)、

という大きなイベントを控えているわけです。

 

パフォーマンス的にも精神的にも、エビ中の支柱であり牽引車であったぁぃぁぃが転校する。

 

彼女が抜けた後、確実に訪れるであろう

パワーダウン、そしてファンの減少

残されたメンバーでどう力を合わせて乗り切っていくのか

それはエビ中ファミリー全員が抱いていた懸念材料であり一番の注目事項なんですよ。


自分としては、ここで真山(りかちゃん)美怜ちゃん

「大人中学生」2名が、率先してメンバーを牽引して危機を乗り切る、っていう図式を期待していた、

というかそれしかない

って思っていたのに、こんなことで逆に足を引っ張ってどうする?って思っちゃいますね。


「エビ中はそんなヤワなチームじゃない、批判する人間は、なにを見てきたんだ。」

とか、
「いまこそファミリー(エビ中ファン)が支えねば」
って擁護する人もいるでしょう。

 

まあおっしゃることごもっともで、

多分エビ中の他メンバーたちぁぃぁぃはどうかわからんが・・・)は間違いなく美怜ちゃんをかばうであろう

し、

多くの(過半数の?)ファミリーも美怜ちゃんをかばうでしょう。

でもね、

「一度ならず二度までも」

、なんです。

そういう感じでなぁなぁにして、

ハイタテキなサロンでやっていたから現実社会の厳しさが分からずこういうミスをまた繰り返してしまったのではないですか?

SNSを見ていると、
「いやミスじゃない。別に(ステージの上で)ちゃんと仕事(パフォーマンス)すればプライベートは女の子として好きにさせてやればいい」

とか、
「エビ中は恋愛禁止じゃない

(※藤井校長先生がテレビで一回語っただけのことだが・・・)

とか

理屈を言って擁護する人も多くてビックリしたんですけど、

そう信じたい方たちだって、実際内心は
アイドル(=偶像)ってそういう職業じゃない

ってのは分かってますよね。

アイドルは、聖性が求められる特殊なイメージ職。

 

さらに言えば、

エビ中はグループアイドル

なんですよ。

 

個のメンバーのイメージがグループのイメージにも影響を及ぼすし、

その結果ファン離れが起こったりファン同士の対立が生まれてしまったら

(※もう起こってる。実際去年の文春事件の時にも多くのファミリーが離れていった。)

結果的に足を引っ張ったことになるんですよ。

アーティストみたいに一人でやってるなら良いけど、グループの一員である、という認識があったのか。

っていうのは声を大にして言いたいですね。

②去年の生誕ソロコン(H28.11.4)でした謝罪はなんだったのか。
昨年の文春事件の時、とある雑誌の中で、美怜ちゃんは校長先生と色々話をしています。一度出てしまった山形匠さんとのお泊まりスキャンダル報道に対して
校長「事実を証明したくても、『もう誰もその話に耳を傾けない』ってことなんだよ」
って注意された美怜ちゃん
涙を流しながら
「・・・・変えたいです、自分を」
と語りました。


そして、校長から
校長「失敗した人が二度と戻ってこられないような世の中じゃいけないし、君がやれる仕事はいっぱいあるはず。仕事と学校のいいとこ取りをする道を選んだのだったら両方頑張れ
って、彼らしいやさしい言葉で励まされたわけです。
(Quick Japan誌 Vol. 108 特集「どうする、エビ中-私立恵比寿中学の進路相談-」より)


そして、昨年の11月4日の生誕ソロコン(品川ステラボール)で、美怜ちゃんはステージの上で大泣きしてファンの前で謝罪しました。

(この日の模様のブログレポートはコチラ

内容をかいつまんで申し上げますと、

 

美怜「私はライブで歌うのが好きです。ステージに自分が立っていられるのはファンのみんなのおかげです。ファンのみんなが来てくれないと(自分の大好きな)ライブが出来ません。改めてファンのみんなのことが大切だと思いました。」
といったものでした。
ブログにも書きましたが、このとき、僕は、若い女の子が、ここまで言わなきゃいけないんだ、って苦しい気持ちになると共に、
 

それでも彼女は相当苦しみ、悩みぬいて、ようやく歩き始めたんだ、

 

って嬉しく思ったものです。

ところが、

そのちょうど1年後のソロコンにお泊まり出勤

・・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)

変わってないじゃん(苦笑)

あの涙はなんだったのか、

校長先生のあのアドバイスはきちんと耳に届いていたのか

って話になりますよね。
 

あのソロコンで

「♪私うぶなままでいいですか?今はまだおとなにならなくていいですか?」

「♪あたしうぶなキミが好きだよ

今はまだすべてを知らなくていいかな?♪」(『U.B.U.』)

なんて歌っていたんですからね、

私はもう何を信じてよいのか・・・(半泣笑)

 

聞くところによると、美怜ちゃんと顕嵐さんとは同じ学校とのことですが、

仕事と学校のいいとこ取りっていうのを、

 

仕事と学校「での恋愛」両方頑張れJOYFUL!!

っていう校長からの「YELL」と勘違いしちゃったのかな?

(なまじ彼女の場合マジありそうだから怖い・・・ww)

冗談はさておき、今年の11月2日の生誕ソロコンの時確かに彼女は頑張っていたと思う。

確かに楽曲をタイトに入れて、内容も濃いパフォーマンスだったのは間違いないんだけど、

僕があの日ほんのちょっとだけおかしいなって感じたのが、

 

最後の全員お見送り+カード渡しの時に、彼女がかなり事務的になっていたこと、だったのでした。
ライブ後に疲れているのは間違いないんで、まあそうなんだろう、と思うことにしたわけで、

ブログ(今年のソロコンのレポートはコチラ)にその時のことは書かなかったわけですが、

 

前日にそんな気を遣う出来事があったんだったら気苦労による疲労の倍増はしょうがないのかな、

 

なんてゲスの勘ぐりもしたくなってしまいます。

③仕事とプライベート(学校)の両立は本当に出来ているの?
仕事、ステージで輝いていれば、プライベートで普通の女の子したっていい、っていう理屈です。

 

本当にそうなんだろうか。
それって、物わかりの良いオッサンが、自分を納得させたいだけの考えじゃないのか?

 

美怜ちゃんは確かにスタイルは良いし、ステージ映えするのは間違いない。今年は一時出なくなってた高音も春ツアーでは出せるようになっていたし、そこそこ頑張っていたと思う。
 

しかし、今年のソロコンでは一転、後半は疲労が色濃く出てきていました。かなり音が外れたりも正直していた。


報道にあるような、前日に色々気を遣うあるいは気をそらす出来事があったのだとしたら、ソロコンのクオリティをもっと上げられていたのをみすみす手放していたとしか思えなくなります。


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「お前の言う『一生懸命やってます』は、俺の考える『一生懸命』の基準より明らかに下がっている。それを何と呼ぶかわかるか?『慢心』と言うんだ」

(by野村克也)

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そして、やっぱり問題にしたいのは最近の彼女のファンへの対応。

昨年まで、そして、昨年の事件の後の秋ツアーで毎回ファンのお見送りをしていた美怜ちゃんは、どれだけ疲れていてもソロコンのときのような疲れた表情は見せなかったし、

オタ(特に古参年配系)に対してもっともっと明るい対応をしてくれていたような気がするんですよね。

それよりももっとずっと前の彼女は、接触にせよライブ中のレスにせよ、仕事として、それを楽しみ、意気に感じてやっていたように思う。

しかし、ファンの数がどんどん多くなり、自分が成長していくにつれ、少しずつだけど対応が変わってはいなかったか?


実は、そのかすかな違和感は、

夏の時のエビクラシーの2s会や、今回の個握でも感じていました。

髪の毛がどんどん茶髪になって

前よりもさらにやせて(おそらく体型維持のためあまり食べてない)、

以前とだいぶ雰囲気が変わってしまったっていうのもありますが、

綺麗になったっていうのはちょっと違うな、と。

 

そして、それ以上に

おざなり、とまでとは言わないけど、

なんかこなしている、というか

心ここにあらず

みたいな、みたいな全然違う感じになってしまっていたのでビックリしました。

 

上のことを簡潔にまとめて言えば、今の彼女は、

360°普通の女の子になってしまってる

ってこと。

あの美怜ちゃんが・・・?
 

僕はこれはもう、何かあるな、って思いましたね。

握手や2Sなどで会って目を見ても、多分、ああ、あの子の気持ちは別のところにあるな、っていうのを感じたんですね。
自分は人の心を読むのが仕事ですからね、その微妙な違いが分かるんですよね。

オッサンやキモオタ相手は本音は嫌だろうし、疲れている、っていうのはよくわかるけど、

これはやっぱり顧客が対価を払っているビジネスであるわけです。

そういうのを顧客側に気を遣わせてしまうようではやっぱり、ねぇ・・・。
 

そして、同じことを微妙に感じ取ってる人は他にもいるのでしょう。

最近の第7レーンは、微妙に短くなっているんですよね。

気づいた方もいるかもしれませんが、

僕は最近エビ中の接触現場のことをブログ記事に書いてない。

 

後出しじゃんけんみたいでズルいというのを承知でいいますが、

今回のことが明るみに出たとき、ああ、やっぱり、って思いました。

④ご両親公認、ということの意味の重大さ。
報道では、ご両親も公認、ということになっています。

これ、まじめな交際チックで一見ほほえましい感じで

ついついなんとなく祝福したくなっちゃうシチュエーション

ですけど、最初に書いたように本当にそうなら

7ガチ恋の人にとっては死活問題

ですからねww

っていうよりも、

家族ぐるみでエビ中ファミリーをたばかってた、

っていうことになります。

 

そのダメージは、美怜ちゃんが勝手に交際してた、っていうシチュよりも逆に大きいですよ。

 

お嬢さんがイケメンジャニーズとおつきあいしているってことになれば、そりゃご両親としても舞い上がってしまうであろうことは、同じ年頃の娘を持つ父親である自分も十分すぎるほどよく分かるし、

自分が同じ立場(自分の娘がイケメン芸能人とつきあう可能性など万に一つもないが)だったら間違いなく舞い上がってしまうであろうけれども・・・

 

ここはやっぱり

ジャニーズの彼女の両親、である前に、

グループアイドルのメンバーの両親、

っていうことを考えて、慎重に行動して欲しかったところです。

(親子そろって脇が甘いとしか言いようがありません。誤報であることを祈らんばかりです。)

⑤松野莉奈さんの気持ちを・・・・(ry
この文言は多くの方がネットで書き込まれたことですが、言うまでもなく

あのことからまだ1年たっていないんですよ。

 

そして、松野さんのご両親が、直後だというのに悲しみをこらえて莉奈さんのブログに書いて下さったメンバーへの想い、ファミリーへの想いを、
エビ中ファミリーはみんな、受け止めている

んですよ。

 

------2017.2.27松野莉奈さんブログより引用(強調筆者)----------
「莉奈の大好きだったエビ中を莉奈の面影を感じながらこれからも見守らせて下さい。
そして、莉奈の分もたくさんの人を笑顔にしてあげてください。
莉奈もきっと天国からエビ中の事、エビ中ファミリーの事を見守ってくれていると思います。 」
------------------------------------------------------
美怜ちゃんと美怜ちゃんのご両親には、

莉奈さんのご両親の、ブログへこめた気持ちをもう少し考えてほしかったです。

いや、

(出過ぎた口出しであるのは重々承知していますが、)

もう一度読み返していただきたい思いでいっぱいです。

⑥今後どうすべきか。
ここまで、プロ意識の欠如、っていう一言で済む内容を、

 

もうまるでアンチか、

 

というようにねちっこく広げて書き続けてきたわけです。
 

でも、アンチじゃないんですよ。

確かにカワイさ余って憎さ百倍、とか裏切られた、みたいな気持ちがみじんもないか、っていったら嘘になるけど、そんなしみったれた話じゃなくて、

やっぱり根底に、何が間違っていたのか、そして、これからどうすべきか、っていうのを

同じ年頃の娘をもつ父親目線の推し

としては書いておく必要があると思ったわけです。
 

いつも僕がブログに書いているフレーズに
美怜ちゃんはアイドルしか出来ない子(異論は認める)
っていうのがあります。


つまり、星名美怜にはエビ中の他のメンバーのように女優とか、声優とか、歌手とか、そういう道に進むだけの天性のタレントこそないが、

アイドルとしてはパーフェクトの要素をもっている子である、

これまでのたゆまぬ努力でそれを培ってきたからこそ、推している
っていうのがあったわけです。

そして、美怜ちゃんは勉強とアイドルまでは努力して両立してきたのはご存じの通りですが、そんな彼女も、
さすがに恋愛とアイドルは両立できないような気がしています。


大学生になって、大人になって、普通の女の子の楽しみを見つけてしまったら、その誘惑の魔力には勝てない。


彼女(美怜ちゃん)は基本的には不器用だから、なんとか両立しようと頑張ったけど、やっぱダメで、脇が甘く間違ってしまったと思うんです。


結果、アイドルしか出来ない子が、アイドルとしてやれない状況を自ら作り出してしまったのは不幸としかいいようがありません。

それならば、

早めに普通の女の子に戻してあげるのがいい

のではないか、と思います。

要するに、ぁぃぁぃが転校した後に、比較的近日中の卒業、ですね。

お前は何様か、といわれるとなにも言えないんですが、

僕は自分の推しが幸せな未来を送ってくれることを祈っているので、

それが最適解だと信じれば、言いにくいことでも言わせていただきました。

もちろん最終的には当事者と運営が決めることなので。判断(処分?)は任せようとは思いますが、

今回のことを説明せずにずっと沈黙ですますのは、

いかに相手がジャニーズであろうと得策ではないと思いますね。

 

一寸のオタにも五分の魂ってヤツがあるんでね。

 

自分も、前回(昨年)の時はまあまあ(笑)、って感じでしたが、

今回は二度目ですから、

報道に関しての正誤ならびに正式見解を示していただきたいのが正直なところではあります。


そして、もし今回のことを受けて、それでも

星名美怜をエビ中の星名美怜として存続させる

という判断になるのであれば、

運営から他のメンバーの推しのファミリーに対しても何らかの言葉があってしかるべきでしょう。


その場合、美怜ちゃん本人は、

どうやっても針のむしろに座ることになりますが、

あらゆる方面に迷惑をかけたことを今度こそ真摯に反省し、これを乗り越えてメンバーを牽引していってもらわなくては困る、

ということです(真山はきっと力になってくれますよ)。


⑦(・・・で、お前、エビ&7他界するん??)
 

えっ?僕はどう思ってるかって???

----------------------------------------------------------

「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」(ヨハネの福音書8章7節)

----------------------------------------------------------

つまり、その、えっと、僕は彼女を

許しますww

 

人を何人も殺めてきた僕のような濁りきった人間に若い彼女をこれ以上責めることは出来るべくもないし

同じ年頃の娘二人を持つ父親として、

失敗した人が二度と戻ってこられないような世の中ではいけない、

という校長先生の考えには賛同しているのです。

 

とはいえ、

自分は滅多にSNS(ツイッター)では他の人に意見をしたり反論したりはしない(そもそも時間がない)たちなんですが、

今回のことでは色々な方面のファミリーさんに反感を買うようなツイートやリプをしちゃいました。

 

汚れた医療の現場で日々、ギリギリの人間の裏表を見つめ続けている人間としては、綺麗事がとことん嫌いなんで、ついつい露悪的な感じになってしまうんですが、ちょっと今回は行き過ぎてしまったな、と反省はしております。

 

面倒な自分にからまれてしまった不幸なファミリーさんたちにはこの場を借りてお詫びしたいと思います。

 

申し訳ありませんでした。

そして、ブログでここまで、書いてしまった以上は、もう、他の7推しの方には顔向けできません。

ですので、ここで責任をとって潔く自害しようと思います。

・・・・

・・・・・

・・・・・・

できない・・・・・ww

 

僕は医者だからね(ボソッ)。

最後まで看取る義務があるんだ

っていうか、

DDの僕には・・・・

節操なんてもんはないんだもん!

立ち上がれ!私立恵比寿中学~!!

(BGM♪『サドンデス』♪)
 

「お前が○ね!」

(↑他のファミリーの声)


 


2017.12.07桜エビ~ず定期公演Vol.4 桜エビの魅力&ちょっと考えたこと(前編)

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12月7日(木曜日) 「桜エビ〜ずAKIBAカルチャーズ定期公演Vol.4」(@AKIBAカルチャーズ劇場 東京都 秋葉原)

秋葉原で開催されている桜エビ~ず(以下「桜エビ」)の定期公演を見てきました。

 

僕はここの会場(AKBカルチャーズ pigoo LIVE)の有料会員でありまして、実はこの日の桜エビ定期公演のチケットは元々前から押さえてありました。

 

急患とか重患とかあった時には行けなくなることも多いのですが、ちょうどこの日は運良く仕事が平和に終了したのでラッキー。

 

前回の記事をアップしたばかりの僕の気持ちは、ずっとモヤモヤしたものを抱えていて(それは察していただけますよねw)、仕事もなんだか忙しいし、気晴らしが欲しいなって思っていたところでした。

 

その点、桜エビ~ずはメンバー全員若いし、将来性もあって楽しみなグループ。きっと重苦しい灰色の気分を吹き飛ばしてくれるはず。

 

そういえば、桜エビ~ずに関して、僕が単独テーマでの記事を書くのは初めてになりますね。

 

桜エビは今年の夏まではTIFのステージやGirls Factoryのイベントくらいでしか見ていなかったのですが、

10月に桜エビ定期公演がこの場所(カルチャーズ劇場)で開催されるようになってからは、率先して足を運んで見るようにしています。

 

桜エビを今秋から見ようと思いたった理由としては、

今年の夏のTIFで見た時に、昨年見た時とは見違えるほどパフォーマンス力がアップした姿を見て驚き、

数多のアイドルの中でも成長度ナンバーワン、今一番伸びしろがあるグループなんじゃないか

と認識したのと、

 

やっぱり桜エビは直属のお姉さんグループである私立恵比寿中学(エビ中)の今後の動向にも関わってくる可能性がある

ということで

 

この目でしっかりと見て把握しておかねば、

って思ったからです。

 

これまでブログ記事にこそ上げておりませんが、

この会場での桜エビの定期公演を見るのは本日で3回目になります。

(10月5日(Vol.1)、10月19日(Vol.2)とこれまで2回見ております。11月16日のVol.3は妻の誕生日なのでさすがにパスしました。)

定期公演も3回目の現場参加ともなれば楽曲も頭に入ってきて、大体グループの概要も最近の動向もつかめてきて、現場の雰囲気もわかってきました。

さて、今回の記事では、この日の定期公演レポートをしつつ、

自分がここ数回の単独公演を見てきた上での、

桜エビ~ずに対する僕の(初期)印象

について述べてみようと思います。

 

そして、最後にちょっぴりおまけの考察なんかも書いてみようと思いますので、いつものごとくまた長文になりますが、

おつきあいいただければ幸いです。

 

(当然僕は桜エビに関しては新規です。今日の記事で間違っているところや勘違いしているところもいっぱいあると思うので、

もしお読みになって「コレはおかしい」、などと感じるところがありましたら、是非コメント欄に忌憚のないご意見・ご指摘をいただけると今後の参考になりますのでありがたいです。)
 

さて、さっそく本題に入りますね。


今回の桜エビ~ず定期公演は、時間は短いながら、その中にさすが「企画力のあるエビ中の運営」

と思わせる、毎回毎回の特別企画、が用意されて、楽しいつくりとなってます。
 

10/5の初回(Vol.1)では、オタクの聖地秋葉原にちなんで

メンバーの「私○○オタクです」のコーナー
 

10/19の2回目(Vol.2)は、

メンバーが自分の幼少期の写真を大曝露!

メンバーの村星りじゅちゃんの誕生日を祝う、ということで彼女が苦手というコハダの寿司を克服する

という企画
 

11/16は僕は見られなかったけれど、メンバーが楽曲パートをシャッフルしての歌唱コーナーだったようです。


そして、この日12/7は、

エビ中の楽曲を桜エビメンバーが各人1曲ずつ選んでそれぞれソロで歌う、
「エビ中曲ソロメドレー」

が開催されました。


こう見てみますと、内容が少しずつステップアップしていて、

定期公演をやりながら毎回メンバーの育成も促していく、というのは、

さすがスタダエビ中陣営、ノウハウをきちんと持っているなと思いました。

ちなみに、次回の12/21がこの場所での定期公演としてはラストになるのですが、

 

その時にはファンからの投票によって決定された人気上位曲をその場で発表し、即興演奏する、という企画になる模様。

 

(※毎回の定期公演の会場で、ファンはチケットの半券を

用意された各楽曲の書かれた封筒に投票することが出来るしくみです。

これにより一番投票の多かった人気TOP3曲が決定しますが、メンバーたちも21日の最終定期公演の、その瞬間までその結果を知らされず、その場でサプライズ発表されることになってます)

あと、この定期公演ではずっと通して、公演1回につき一曲だけ

カメラで「撮影&録画」可
となるタイムもありますので、

それもファンには嬉しいところです。

 

この日(12/7)、桜エビ~ずファンは大体200人くらいは入っていたように見えました。

 

1回目より2回目、

2回目よりこの4回目

と、少しずつ観客が増えていますね。口コミで広まっている感じ。

1曲だけながら、撮影可っていうのがあるのは大きいんですかね。

 

ファンは年配の男の方が大目で、女の子のファンは少なめ。ピンチケもゼロではありませんがほとんどいない印象。

 

おそらく私立恵比寿中学やももいろクローバーZの単推しから他界移動、

あるいは僕のように複数の現場を掛け持ちするスタダDD系のファンが多いのではないかと思います。

 

この日(12/7)の定期公演のセットリストは以下の通りでした。

01. お年頃distance
02. わたしロマンス
(MC)~自己紹介
03. 360°シューティングガール(※撮影可)
(ここからエビ中曲メンバー別ソロメドレーリレー)
04. 未確認中学生X(by 村星りじゅ)
05. 大好きだよ(by 茜空)
06. いつかのメイドインジャピャ~ン(by 水春)
07. 買い物しようと町田へ(by 川瀬あやめ) 
08. 全力☆ランナー(by 芹澤もあ)
09. またあえるかな(※安本彩花ソロ)(by 桜井美里)

10. 天下一品~みちのく革命~(いぎなり東北産カバー)
11. タリルリラ


*さくら*楽曲に対する印象

現在桜エビの楽曲で正式に音楽CD化されているのは1枚のみです。(※それ以外の楽曲はCD-R提供)

 

音楽CDに収録されているのが

『わたしロマンス』

『タリルリラ』

『360°シューティングガール』

の3曲。
 

この3曲は夏に初めてTIFで聴いてから僕も何度も聴いていますが、どれも非常にメロディが洗練されていて、歌詞もよく練られたハイセンスな楽曲になっていると感じます。

 

運営もこの3曲には自信をもっているようで、僕の聴いている定期公演では必ず3曲全てがセトリに入ってきてます

(まあ、まだそんなにレパートリーがない、というのもありますが)。

メンバーもこの3曲の時には最も力をいれて歌っているのがわかるし、カッコいいアイドルを目指している

というコンセプトに恥じないほど、パフォーマンスクオリティも良好です。

 

クールで、何回聴いても飽きない良さがあります

僕は、『わたしロマンス』の間奏のダンス部分がかなり気に入っています。

 

さて、この

「カッコいいアイドル」

というコンセプトですが、この3曲を聴くことで

桜エビがどういうカッコいいアイドルを目指しているのか、

運営の考えるところの目標モデルが明快に見えてきます。

 

それは・・・

カッコいい=ハロープロジェクト

です。

 

ハロプロを敬愛してやまない藤井校長先生(マネージャー)は、お手勢の私立恵比寿中学(エビ中)で

常日頃モーニング娘。の「LOVEマシーン」のような曲を作りたい、

とかつて語っていました。

 

しかし、メジャーレーベルに所属し方向性もメンバーのキャラ付けも完成してしまったエビ中ではそれはどうやら難しそうだ、

と、いうことで

 

今、校長先生は桜エビで実験的に

自分の理想の具現化を目指しているのではないか

、と感じます。
 

そして、ここ数回の定期公演を見る限り、その試みはある程度軌道に乗ってきた感じがしてます。

実に楽しみな流れです。

(なお、桜エビのそれ以外の持ち曲は上の3曲が出る以前に現場で販売されていたCD-Rの形(※3種類、現在現場で買えるのはNo.2とNo.3のみ)でファンに提供されております。

CD-Rですがパソコンで再生できるだけでなくi-tunesにも取り込めます。

エビ中のライブ現場などでもよく桜エビ~ずのファン(兼オタさん?)がCD-Rを無料で配布してくれたりしているので、もし気づいたらお手にとってみてはいかがでしょうか)

この日、それ以外のメンバーの持ち曲の中では、

『お年頃distance』

を現場で初めて聴きました。

 

3rdCD-Rに入っている曲ですね。

生歌演奏をやっているので立派ですが、やっぱり先に挙げた3曲と比べるとちょっと演奏頻度が少ないからなのでしょうか、

音の下がりとダンスのバラツキが気になりました。

 

メイン曲とその他の曲でのレベルに差がある。まだまだ発展途上のグループですね。

おそらくこの日の模様はYouTubeに運営主体にアップされるでしょう(桜エビはより積極的にライブ映像をアップする方向を見せているようです)からもう一度みてみようと思います。

ここからは、チーム全体のパフォーマンスについての印象を書きます。

(あくまで恣意的な評価です。)

 

*さくら*歌唱は2トップ頼みから脱却の兆し。
グループの歌唱メンバーの主力は、最年長の水春(みずは)ちゃん川瀬あやめちゃん(めっち)の年長組2名。

 

この二人がメインパートを担わされることが多いです。

昨年TIFなどで見てた時には上2名が歌唱力がぬきんでていたように思えて、今も一応その状況が続いているのですが、

最近は他メンバーの茜空ちゃん桜井美里ちゃん村星りじゅちゃん、最年少の芹澤もあちゃんもどんどん上手になっているように思えます。

 

ファンにずっと応援したい、という気持ちにさせるには

やっぱりグループ全体としてある一定のレベルを超えてないと、っていうのはありますからね。

その点、桜エビはそこらへんはもうクリアしていて、

グループアイドルとしての型は出来てきている

と思います。

 

あとは各メンバー一人一人が独自の「武器」を持てるようになるといいですね。

*さくら*ダンス&フォーメーションは平均的。

まだそんなに激しいダンスはやっていないのでわからないのですが、目立って上手な子もいないかわりに目立って遅れる子もいないので、見ててハッと目を瞠ることもないけどハラハラ感もなく、安心して乗って振りコピを楽しめます。

(まだ時々逆に回ったりしてる時があるのはご愛敬)

*さくら*MCは全体平均以上!

最左手に立つリーダー格の水春ちゃん

しっかりとした仕切りと適切な返し、ツッコミ、イジリ、さらには気遣い(あまりしゃべっていないメンバーに話を向けたり)

はすでにプロ司会レベル

 

これは天賦の才なのか、努力して身につけたものなのかはわかりませんが、毎回唸らされてしまいます。

 

あと、もうひとり天然ボケMC役として右端に桜井美里ちゃんがいて、そこにちょっぴりおバカキャラ茜空ちゃんが実にうまくからんでくる。

そこらあたりの絶妙なやりとりは見てて楽しく、それだけでもお金を払う価値があります。



ここからは、個々のメンバーに対する印象を書きます。

*さくら*水春ちゃん



最年長でリーダー格の水春ちゃんは歌だけじゃなく、ダンス、表現力、MCのスキルすべてが高いレベルで安定しています。

アニメの登場人物のように、自分一人称のことを

「ボク」

と呼び、自分の型を確立しています。

 

アイドルにおいて、いろいろなスキルを数値化してレーダーチャートにしたとすれば、水春ちゃんは

すべてが5段階評価の5に近い大きな面積になる

でしょう。
(幼小のころから結構色々場数こなしてるんですよね。それでこういうキャラ付けが身についたんでしょうかね。

今年もひとりだけ映画(~咲Saki~-阿知賀編-)やドラマ出演の役ももらっていますし、総合力はメンバーの中でぬきんでていますから納得)
 

彼女が桜エビでパフォーマンスしている時には、

エビ中の真山(りかちゃん)ぁぃぁぃ(廣田あいかちゃん)の両方の役割を兼ね備えてやっている感じに見えます。


この日のエビ中ソロ、水春ちゃんは、くっつきブンブンの

『いつかのメイドインジャピャ~ン』

を披露してくれました。

 

かつて2013年のSSA(さいたまスーパーアリーナ)で

エビ中のくっつきブンブン(ぁぃぁぃ、柏木ひなたちゃん、松野莉奈ちゃん、安本彩花ちゃん)が初披露で歌ったのをビデオでみて、

カッコイイ、って感動して、最近本家エビ中であまり歌われてないので、いっぺん歌ってみたかったのだ、と。

 

コレ、6人の中でもダントツの完成度

で、一瞬、ここにぁぃぁぃが居るんじゃないか、って錯覚するほど、でした。

特典会の時には、ご本人にそのことを伝えて、

「映画(『咲Saki』)も必ず見に行く」、

と、お約束しました。
(推せます。)

 

そんな水春ちゃんですが、彼女はもう一段高いレベルでもやれるのが自分も分かっていて、

上のレベルでやりたい

っていう上昇志向が見ててガンガン伝わってきます。

 

が、僕としてはいましばらくは桜エビ代表として背負ってガンガン引っ張っていく役割をお願いしたい

と感じました。

 

ただし、いかにも才気走っているところがある反面、

地下にこのまま漬かったまま擦れてしまうと、

 

オタってチョロイ、こんな感じで転がしておけばいいでしょ

 

みたいな感じで高をくくってしまわないかという心配もあります。

 

そういう意味では擦れてしまう前に

早めに上の景色を見せてあげたい

ところでもあるんですよね。

 

いわゆる、「てらう」気配を消してもっと自然に流せていければもっといいタレントになれると思います。

*さくら*川瀬あやめちゃん(めっち)


水春ちゃんと並んで歌のツートップである川瀬あやめちゃん。

ドングリ眼が可愛くて、

ウサギさんうさぎやリスさんリス

のイメージがあります。

 

僕個人的には一番好みのルックスの子です。

この日は、

予想外の

『買い物しようと町田へ』

をソロで歌う、という変化球な選曲でした。

 

特典会で尋ねてみましたが、めっちはこの曲がとても好きなのだそうです。

「サンバで楽しく盛り上がったし良かったよ」、

って僕が申しますと相好を崩して、その笑顔もま~た可愛かったですね。

(推せます。)


声のパワー、インパクトは水春ちゃんの方がありますが、

この日歌った『町田』なんかを聴いてても、

各歌唱パートをそれぞれのエビ中メンバーの声に似せて(寄せて)歌うなど、かなりのテクニックもあり、工夫を凝らしていたように感じました。

 

彼女は向上心がありそうで、どんどん上手になりそうです。

 

となりにいらしたファンの方に教えていただいたのですが、彼女はももクロの有安杏果ちゃんを尊敬しているそうです。

先輩に追いつけ、追い越せ、ですね。



*さくら*村星りじゅちゃん


その次の学年の村星りじゅちゃん。

背が高くてエキゾチックな顔立ちの、大きな黒目が綺麗な女の子です。

若干歌唱が苦手なのかと感じましたが、ダンスはとても丁寧に踊っています。

 

MCを見ていると、とてもまじめなよい子の印象を受けます。

ちょっと人見知りチックなところと背の高い感じがエビ中の松野莉奈さんタイプかな、と思いました。


この日は

『未確認中学生X』

を歌ってくれました。
カッコイイ曲であるのと、自分がリアル中学生であるので、『中学生』のワードが入ったタイトルの曲が歌いたかったそうです。

 

曲の途中舞台横でツルッとすべってバランスを崩し、足をひねったんじゃないかと心配しましたが、大丈夫で良かった。

特典会ではそのことを自分から話題にしてファンを安心させる、など、

実際にお話ししてもまじめなよい子でした。

(推せます。)

*さくら*茜空ちゃん

初期結成時にオーディション外で校長推薦枠で後から加入したと記憶しています(間違ってるかも)。

 

とても元気な女の子で、ルックスはハロプロ系。いかにも校長先生が好きそうなタイプ。

 

なかなかの美人さんなのにちょっぴりおバカな立ち位置を嫌な顔せず演じているのがとても好感がもてます。

 

その場の空気を読んで瞬時に相手に合わせるのがとても上手い。

 

歌はソロパート時にやや音が下がるのですが一番アイドルっぽい声を出している、という印象もあります。

この日のソロでは

『大好きだよ』

を歌いました。

当時のエビ中に合わせてカーディガンも着用での歌唱。

 

最近本家エビ中で歌われなくなったのと、個人的に一番好きな楽曲の一つであったため選んだそうです。


本家の中山莉子ちゃんが10月のソロコンで歌った『大好きだよ』も良かったけど、個人的には

空ちゃんの歌ったver.の方が好きラブラブ

 

リアル中学生が歌う『大好きだよ』はやはり、趣が違うなぁ・・・・

(推せます。)

 

(・・・エビ中秋ツアー桐生でエビ中全体で歌ったのも聴いたが、もうこの曲は桜エビに完全譲渡でいいのではないか、と思う・・・)。
 

*さくら*桜井美里ちゃん(みっぴ)

まだ中2ながら堂々MCもこなす桜井美里ちゃん。

初めてこの子を知ったのが昨年の8月の富士急ハイランドで行われたエビ中の『夏のファミリー遠足、略してファミえん』、でした。

 

エビ中メンバーが着替えで引っ込んでいる間の穴埋めとして

、当時中学校1年生であるにも関わらず

観客8000人の前でソロMCで会場インタビュー敢行。

 

がんがんスベっているのも気にせずザクザクとMCを進めていく鋼のメンタル

に度肝を抜かれました。

 

いやぁこの子は面白い。

 

特典会でお話ししたとき、あの時のMCのことを尋ねたら、

 

「(ファミえん当日)1時間前に(校長先生から)やれって言われたんですよ~!ぷんぷんぷんぷん

とのことですww

 

それであそこまでやっちゃう、大物だと思いましたね。


定期公演でも年上のメンバー相手にも、恐れを知らぬ本音発言連発でドンドン自分を出して場を面白くしてくれる天才タイプ

 

(実際は緊張しているのかもしれないが)緊張しているのを感じさせないリラックスした表情がとてもいい。

この日はエビ中の安本彩花ちゃんのソロ曲

『またあえるかな』

を一生懸命歌ってくれました。

MCよりもずっと緊張してたなww

 

エビ中の彩花ちゃんと仲良しで、色々アドバイスをもらっているそうです。

みっぴが

「エビ中で一番歌いやすい曲ってなんですか?」

って安本彩花ちゃんに尋ねたら、

彩花ちゃんから、

私の曲なんだけど・・・

って『またあえるかな』をオススメされたとか。

 

ゆるーいいい姉妹関係なんだろうな

って想像するだけでこちらも笑顔になります。

 

もし自分の娘にするならこの子がいいな。

 

毎日家庭が楽しく明るくなりそうって思えます。

「みっぴ」っていう愛称もとても似合ってる。

(推せます。)

*さくら*芹澤もあちゃん


最年少の芹澤もあちゃん、一番ラストに加入した子です。

 

スタダクオリティを地で行く超絶美少女。

 

まだ小学校6年生で、8時以降になると表に出られないため特典会で話すことが出来ていないんですが、

ダンスも歌も一生懸命さが伝わってきてイイです。

 

「時分の花」(意味は各自調べてね)

効果でこの子が何をしゃべっても、

温かく見守るオタからの拍手や声援が一番大きい

ので、

いちいち茜空ちゃんが拗ねる、っていう図式が面白い。


もあちゃん、この日は

『全力☆ランナー』

を披露。

「カッコよくて、一番好きだから、これをやりたいやりたいやりたいやりたーい!・・・・」

ってアンケートで書いたそうです。

 

特典会に出られない分、最後にひとりでご挨拶をするんですけど、

小学校の授業参観で自分の娘が立派に発表をしているのを聴いて感動する父親気分

が味わえます。

(推せます。)

うーん・・・メンバー全員、みんな個性があってみんないい、ですねぇww


と、言うわけで全員の中で誰を推しメンにしようか、迷うところですが、まだまだ決められそうにありません。

そういえば、前回星名美怜ちゃんのスキャンダルについて書いた僕の記事に対してついたコメントで、読者の方から、

「スタダでは箱推しが一番」

というご意見をいただきました。なるほど、って思いましたね。

 

ムリに推しを作らなくても箱推しで十分楽しめるだけのエンターテインメント要素をスタダアイドルはもっていますからね。

 

 

実際、超絶推しだったゆずぽん(安藤ゆずちゃん)が卒業してしまった後はチームしゃちほこは箱推しで見てますし、

自分、

エビ中でも今回、なんとなくそうなっちゃいそうですし・・・・
(オイオイ・・・(゜д゜;))


推しを決める、ということは色々な制約や、つらいことも多くなってしまう

スタダアイドルは擬似恋愛をする対象ではないですから、箱推し宣言していった方が良いのかもしれませんねぇ・・・

 

前編終わり。

後編「この日の感想とまとめ」に続きます。)
 

2017.12.07桜エビ~ず定期公演Vol.4 桜エビの魅力&ちょっと考えたこと(後編)

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前編の記事からの続きになります。そちらを先にお読み下さい)

 

(この日の感想とまとめ、です。)

 元々は私立恵比寿中学(エビ中)の下部組織という形でオーディション形式で募集し発足した桜エビ~ず

 

最近は

「カッコいいアイドルをめざす」

というコンセプトも固まってきて、メンバーたちも

自分たちのあり方、見せ方、というものもつかんできている

感じがして、いい流れが出来ているような気がします。

 

メンバーが仲良しで、

今舞台の上で歌い、踊っているのが楽しくて仕方がない。

心から楽しんでいる

 

ってのが伝わってくるグループはどれを見ても、いいものですね。

 

人間、仕事でも趣味でも、何事も初心者の時は全然出来なくて緊張して失敗したりメッチャへこんだりするんだけど、
あるとき

ちょっとコツ、みたいなものをつかんで、

どんどん上達・成長する流れに入るとき

ってあるじゃないですか。

 

そういう時って

上手くなっている、伸びている、のが自分でもよくわかって一番楽しい

ですよね。

 

多分桜エビ~ずは、今、そんな時期に入っていて、

メンバーも楽しんでいるし、見ているこちらも楽しい、

っていう素敵な状況なんだと思います。

 

たこ虹ちゃん(たこやきレインボー)が出てきた時に感じたのと同じ

まぶしさ

を感じます。

 

今、一番見ていきたいグループになってきました。

 

あと、桜エビ~ずのファンは、フランクな方も結構いらっしゃって、

エビ中の黎明期を見ている

感じもあります。新規にやさしい現場、とも言えます。

 

また、(エビ中の現場では完全禁止の)MIXもOK、

みたいな感じで、

まだ固まる前のマグマ、星が誕生する前、みたいなカオスな感じ

もあって楽しい。
 

この記事を読んで下さった方におかれましては、

桜エビには、こんな別の魅力もあるんだよ!

っていうのを教えて下さると幸いです。

 

(おまけ)

と、ここまで書いてきたのですが、

桜エビを語るには、やっぱり避けて通れない話題

っていうのがあるんですよねぇ~(・・;)

 

ここからの部分は、おまけ、というか

完全な戯れ言

なので、ここからはあまり真剣に読まないで読み流して下さい。

もちろん、読まなくても結構です。

実は、定期公演を初回から見はじめて、

桜エビ~ずのメンバー(の一部、または全部)を私立恵比寿中学に合流させるべきか、否か

について僕はずっと考えていたんです(だからある程度見極めるまでこの時期までこのグループの記事を書かなかったんです)が、

まだ結論を出せないでいます。

 

オタ同士がいがみ合ってる

 

とかそういう外部要素はひとまずおいといて、

まずは純粋に両姉妹グループの現状を分析し、今後どうするのがよいか、について考えてみます。

今更言うまでもなく、

 

エビ中はかなり厳しい状況に追い込まれました。

 

ぁぃぁぃの転校だけでも重いのに、

ここにきて星名美怜ちゃんのスキャンダルが追い打ちをかけてしまいました。

 

来年は失速→デフレスパイラルに陥る危機が今すぐそこに来ているような気がしてます。

 

その閉塞感を打破するには、

やっぱり人数を増やす

という選択肢を考えた方がよいと、今(あくまで「今は」ですが)、僕は思うようになりました。


それを考えた理由の一つとして、

今年の「エビ中秋田分校」の時に

(ニコニコの映像でみただけなのですが)、秋田ご当地アイドルのpramoさんとコラボして、11人で『YELL』をやったんですけど、

それがとても華やかで良かった、

って感じたんですね。

 

もちろん正規メンバーとゲストではもちろんダンスも振り付けもスキルに差があるんですけど、やっぱりアイドルって

 

大勢いた方が映える曲

っていうのもあるんですよ。

 

(逆に『サドンデス』なんかはあまり多すぎたら間延びするし、少なすぎたらそれはそれで面白くない。人数を選ぶ曲だったりしますよね。)

じゃあ、どうやってメンバーを増やすのか・・・?

それには、

①桜エビ~ずからメンバーを数名選抜してエビ中に昇格させる。

②桜エビ~ず全員をエビ中に昇格させる

③全く別のメンバーをオーディション、ないしはスタダの別の組織から新規にエビ中に昇格合流させる
 

という選択肢があります。


一方、今日書いたように、

桜エビは現行6人のメンバーで非常に良い状況にあります

から、①は論外

 

僕個人的には定期公演を3回見てきたところで

校長の考えているところの

ハロプロアイドルをスタダでやる、

という実験的な試みの場としても成立しているし、

 

まだまだこの6人で見ていきたい

 

って思い始めてきています。ですから、

②もやってほしくない。

 

じゃあ、残りは

③?

でも、全くエビ中に新しいメンバーを合流させる、っていう方法が成立するか、って考えても、

かなり現メンバーの年齢とパフォーマンスの実力が突き抜けてしまってるだけに、これもかなり難しいですよねぇ・・・。

 

手詰まり・・・・?

 

ですなwww。

 

(余談になりますが、この日、校長先生も現地カルチャーズ劇場に居ましたが、

終演後のファンへのお礼の挨拶が遅れちゃってたり

と、ちょっと、元気がない感じでした。表情にも疲れが見えたような・・・

エビ中本体に関しては頭の痛いことばかりで今は考えたくもないんじゃないか?楽しい桜エビの方に逃避したいんじゃないか?なんて思っちゃいましたww)

 

ベストの選択肢はどこをどうやっても見つからないんですけど。

 

その場合、セカンド・ベストとしての妥協策

を考えてみたとき、

 

やっぱり、すでにエビ中の楽曲をかなりカバーしていて実績もある

②桜エビ~ずメンバー全員がエビ中メンバーとして昇格する

っていうのが現実路線ではないかとも思うんですよね・・・。

 

水春ちゃんの紹介コーナーで述べた様に、

地下現場が長くなって、「オタ慣れ」してしまうと、

小手先の技術でかわすようなことを覚えてしまう懸念もありますし、ね。

 

特にスタダ、エビ運営&現場は環境が良い温室的な甘さがある

(でしょ?)

のでこじんまり小さくまとまっちゃう、っていうのもあります。それは避けたい。

 

ですから、ここで

早めに上のステージにガッと引き上げるべき

という考えも成立する、のかな・・・・と(小声)。

もちろん異論反論OKですよ!
楽曲コンセプトが違いすぎる、という意見もありますし、

オタ文化も違う

スキルにも差がありますので完全に一つの形にすることは難しいのは百も承知。


成立背景が違うものを

メリットデメリット、数の論理だけでムリヤリ一つにまとめようとしても

排除の論理が働いてしまって失敗する可能性があるのは重々承知してます(つい最近政治の世界で見たばかりですよねww)

ではそこで提案、なんですが・・・。

 

あくまで僕のしょぼいアイデアなんですが、

虹のコンキスタドール(虹コン)が採用している

組分け方式

を採用してみてはどうかと・・・。
 

虹コンには、メンバーが赤組青組にわかれており、それに後から吸収されたベボガ!(黄組)があります。


間はプロ野球のトレードみたいに、メンバーの時々入れ替えも行われてます。

 

そして、

虹コン全員公演や、組別公演、そして時々、メンバーをシャッフルして虹組」、などの形でライブをやってます。

それと同じように、

桜エビを私立恵比寿中学『桜』組*さくら*

エビ中本体を私立恵比寿中学『梅』組梅

みたいな感じに分けて、

普段は組別に公演して、

時々色々な企画でシャッフル公演をやったりして、

大学芸会の時だけ合流して一緒に全体パフォーマンスをやる

という形にするのです。


エビ中は元々が学校なのですから、

「組」という考えは自然に馴染むような気もします。

 

これならば、
オタの棲み分けや楽曲コンセプトの違いもカバー出来るし、

全体の底上げも出来る

ような気がするのですが、いかがでしょうね。ダメかな。

まあ、来月になればある程度のことも分かるでしょうし、

この話は戯れ言として聞き流して下さい。

 

読んで損した??そうですね、本当にすみません。

 

とにかく、エビ中以外にも

今年2017年はアイドル界隈は暗い話題が多い

(GEM完全崩壊、palet解散 etc.)中、

 

桜エビ~ずはメンバーの目が輝いていてとても先が楽しみ。

ってこと。

 

本当は10日の下北沢のワンマンライブにも行きたいのですが、

この日は以前より、来日する海外有名オーケストラのクラシックコンサートのチケットを取ってしまっているので行けません。

 

でも、21日の定期公演ラストは申し込みしました。

 

この日、人気曲アンケートでチケット半券を

『こころ予報』のところに投票したけど、まあ3位までには入らないだろうなぁ(^◇^)

 

最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございました。

 

2017.12.13 ももクリ2017ライブレポ~正しいももクロの使い方~

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12月13日(水曜日)ももいろクローバーZ「ももいろクリスマス2017~完全無欠のElectric WONDERLAND~」in さいたまスーパーアリーナ(埼玉県 さいたま新都心)

「ももクリ」が3年ぶりにSSA(さいたまスーパーアリーナ)に帰ってきました!

 

ももいろクローバーZ(ももクロ)の年末の恒例イベント、ももいろクリスマス(ももクリ)に2年ぶりに参加、です。

 

と言っても、僕は2015年の極寒の軽井沢スノーパークには現地には行っておらず、お台場ZeppTokyoのライブビューイングで観覧

(一応Bitterということで冷房がなされていたが、全然寒くなかったw)

しているので、実際にももクリ現地での観覧は2013年のあの感動の西武ドーム以来ってことになります。

もうあれから4年も経ったんですねぇ・・・(遠い目)

これまで、ももクリは大体毎年12月24日のクリスマスイブや25日クリスマスといった時期に集中開催されてきましたが、

今年は日程を大幅に変更し、

平日の12月13日にSSA

そして一週間後の12月20日に大阪城ホール

と全国2カ所に分けて行うことに。

『週末ヒロイン』が平日夜にライブをやる。
以前ほどの集客が見込めそうになく強気の運営が出来ないからなのか、あるいは大会場が押さえられなかったからなのか、はわかりませんが、

平日の、しかも水曜日の夜、っていうのは意外でした。


SNSでは

「ももクロ大丈夫なのか?」

みたいな心配する書き込みも散見されましたが、僕的にはこの変更はむしろ好都合。

自分がここ数年にももクリ不参加だった理由として、

クリスマスイブはやはり家族で過ごす(娘たちとケーキを食べる)、という感じで出かけにくい雰囲気があったから。


しかし、今年は関係のない12月中旬の水曜日、職場の会議などの残業要素もない。

 

しかも19時と比較的遅めの開演なので、よっぽど急患などの仕事トラブルがなければ仕事終了後に東京の職場を出ても十分間に合う、と判断し、チケットを申し込みました。


(なお、この日は私立恵比寿中学(エビ中)の真山りかちゃんの生誕祭も同日開催でしたが、僕はいわゆるひとつの、まやまにあではないので、ももクロを優先させていただきました。)

公共交通機関を乗り継ぎ18時30分頃にさいたま新都市駅到着。

すでに現地はモノノフさん(ももクロファン)でいっぱい!
ここに年末訪れるのは2年前のエビ中SSA以来。

 

イルミネーションのプロムナードをあるくと、世間はやっぱり年末なんだな、という実感がわいてきます。

今季一番の寒波が到来していることもあり夜の屋外はやはり寒いです。

 

こんな時期に以前は所沢とか軽井沢の屋外でライブを無理矢理やったりしてたんだよね。つくづくももクロってぶっ飛んだグループだったんだ、と思いますね。


物販ブースに行こうかとも思いましたが、Tシャツなどの主だったものは殆ど売り切れ。

こんな時間にノコノコ来てりゃぁ、まあそうだよねww

あまりにも寒すぎるのでww何も買わずにさっさとAE(ファンクラブ)会員証の顔認証で入場することにしました。

 

この日の会場入場者は18,500人ほど、だったようです。

現地発券システムだと1人単位で正確な入場者が出せるからスゴイですね。

モノノフさんは年輩のご夫婦で来たりしている人もとっても多くて、やっぱり一般への浸透度は他のアイドルとは比べものにならない、別格だと感じます。


↑会場は各方面からの色とりどりの花束がズラリ。花束の数も他の現場とは全然違う。すごく良い匂いがしていました。

 

アリーナモードではある(スタジアムモードじゃない)けど500レベルまで開放しているし、平日夜にこれだけの集客が出来るのはさすがももクロ。

SNSでよそのグループのファンに心配される筋合いは全然なさそうな感じでした。

↑当日発券システムで出てきた僕の席は・・・

スタンド200レベル、前から10列目。

お、比較的良いかな?なんて思いましたが、会場最後方の隅っこ(苦笑)

 

でも、ちょっと高い位置の方が視界が広く、ステージ全体を見渡せるからアリーナ後方や3階席などよりはいいし、

しかも、通路がすぐ目の前にある。
センターステージやバックステージがなく、これはトロッコ移動があるのはほぼ確実なので、

絶対これはメンバーを近くで見られるはず、と確信しました。

夏のバカ騒ぎ、の時にはあった、毎回オタクの間で物議を醸す「8文字コール」みたいなのもこの日はなし。
18時55分~ももクロ大箱ライブ特有のメンバー全員の影ナレを経て、

19時ちょうどに予定通りライブがスタート。

 

メインステージは全面大きな白い布で覆われておりそこにスポットライトが当たると、バイオリンなどの4人の楽器をもった人たちのシルエットが浮かび上がります。

4人のシルエットがクリスマスソングを演奏開始。
 

えっこれ、ももクロちゃんが楽器弾いてるの??でも一人足りない、

と、一瞬思いましたが、これはこの日のライブの伴奏を担当する

『宗本カルテット』の皆さんの演奏であったことが後で判明します。


カルテットによる一通りのオープニング演奏が終わるとステージはそこからももクロちゃんの映像に切り替わりました。

中央の白い布の部分の映像はやや歪んでいるので僕は左右二つあるうちの左側のモニターの映像を注視。

 

これまた大箱ライブ恒例の、立木文彦さんナレーションによるももクリ専用の冬ロケ映像です。

 

相変わらずとても良く出来ている。

映像のももクロちゃん達はみんな以前よりグッと大人っぽくなっていて、素敵なロケ映像になっていました。


ももクロちゃんメンバーたちの映像のセリフを補完すべく、

(テレビ番組や氣志團万博の紹介Vなどでもお馴染みの)立木さんの煽り気味のナレーションが挟まっていく。
 

ナレーション
「どんな時も一緒だから、彼女たちはここまで来ることが出来た!幾度となく数多のライブをこなしてきたももクロ、ももクロにしか出来ないライブがあった!
「ももクロの、ももクロによる、寒くて熱い、唯一無二のWONDERLAND!!
「今宵は、全てがより優しく、より美しく、魔法の杖をふるう!」

「大切なものは、贈る物の大きさではない。贈る者への気持ちの大きさ!

みたいな感じで、

まあやたらに大げさなんだけど、こういうイントロ演出を恥ずかしくなく堂々とやれるアイドルもももクロだけ。

「さあ、キラキラの笑顔を見せてくれ!」

のナレーションとともにステージの白い布が落ち、舞台が明転するとそこには

雪本当に真っ白でキラキラのまぶしい世界雪

が広がっていたのでした。


円形の背景セットの中央に白いもみの木のシルエット雪

一面の白の電飾と粉雪のCG 

 

客席から観ると、ステージ全体が球形のスノードームスノードームを形成している。

というセット。

このデザインはスゴい!

よく考えたなぁ・・・そして、カネかかってるなあ・・・w

と、いきなり私の目は点ww。
そしてトランプのキングのような5色の王冠と衣装をまとったももクロちゃん達登場、スカートがカワイイ。 

注目の一曲目は・・・・?

01『何時だって挑戦者』
でした!夏に出たシングルのカップリング曲。スノードームの中で激しく動くももクロの「常に挑戦する」、という意識は変わらないという意思表示。

そこから、

02『LOST CHILD』

03『BIRTHφBIRTH』

を連投。

歌詞的には03は02のアンサーソング。この2曲が並んだのを聴くのは僕は初めてでした。
スノードームの中央で原子→細胞→宇宙の輪廻を説くももクロのカッコ良さ。

 

しびれました。いいスタートダッシュ!

そして、昨年のももクリ2016 限定CD収録曲の
04『真冬のサンサンサマータイム』へ。
僕はもちろん生で聴くのは初めて。アルゼンチンタンゴや琉球民謡などの南国の民謡メロディの合間に、『もろびとこぞりて』、や『お正月』、などの曲が挟まる、いかにも前山田健一ってな楽曲。

『サンタさん』が『ココ☆ナツ』のアンサーソングであるように、

これも『ワニシャン』のアンサーソングの趣、ですね。

05『僕等のセンチュリー』
2012年ももクリ発表曲。この日のライブを観るにあたって、朝の出勤時に久しぶりにももクロのアルバム曲をピックアップして聴いてたんですがこの曲はライブの早めに絶対来ると思っていたとおりに来ました。

ラブ&ピースであまりにもおとぎ話チックな歌詞がちょっと恥ずかしいので、個人的にはあまり好きな方ではなく、iPodなどでかかるとこれまでは飛ばしたりしてたのですが、

ライブで改めて聴くとやっぱり気持ちが朗らかになる曲。この日の衣装にもぴったり。
2012年のアイドルブームの頃、当時は

ももクロをはじめとするアイドルをみんなが聴くことで世界平和が達成できるんじゃないか?

なんて恥ずかしいことを、

僕は真剣に思っていた、ような気がする。

ここで1stMC
「3年ぶりのSSAのももクリです。なんか、屋内で出来るのって嬉しくない?(笑)」
「このところ、ももクリは異色なライブばっかりだったから(笑)。」
「寒すぎたり、暑すぎたり(笑)」
「まともなクリスマスは久しぶりだね(笑)」
「このセットも素敵だよね。」

 などと口々に語り会場の笑いを誘うももクロちゃんたち。

 

そうなんだよね。ホントここ数年はひどかったwwもんね

ここからふと百田夏菜子ちゃんが真面目な表情になって、この日発表するももクリ2017新曲の紹介。
今年没後10年になる作詞家、阿久悠さんの未発表の詞が発見された、

とのことで、今回ももクロが歌わせてもらえることになった、とのこと。

スクリーンに阿久悠さんの直筆の文字が浮かび上がり、


06『天国の名前』
を初披露です。
曲は『LOST CHILD』のNARASAKIさん。

彼はももクロのアルバム『白金の夜明け』の第1曲、『個のA、始まりのZ -prologue-』で、天上世界を描写している実績があります。
一方、この曲は正統派ではないオルタナティブ・ロックと言える一風変わったメロディ。
ムムムムム、微妙。
まあ悪くはないんですが、個人的には

曲調と阿久悠さんの詞の世界との間にかなり乖離があるような気がしました。

なんとなく、『夢の浮き世に咲いてみな』が発表された時に感じたような違和感があった。


ももクロちゃんもちょっと歌いにくそう。しばしば調子が外れていた。
天国の名前はまだ見つかっていない

ような気がしますw
 

全般的にクオリティの高かったこの日のライブ披露曲の中では

一番個人的満足度が低かったですね。
(家に帰ってから購入した限定販売CDでもう一度聴き直してみたが、まだピンと来ない)
刺さる人には、刺さるのかもしれないな・・・

そこから
07『Wee-Tee-Wee-Tee』
でトロッコ移動。おもちゃのファービーとのタイアップ曲です。


久しぶりの演奏?この曲はファンからあまり人気がなくて、

ももクロライブでは結構干され曲っぽい扱いなんですけど、

実は僕は結構好きだったりします。

何よりこの曲のMVのメイキングをみて(高城)れにちゃん推しになった、そういうきっかけを作ってくれた曲なので。


トロッコで近づいてきたももクロちゃん、

会場後方左奥にいる、僕の目の前5mまで来てくれました。
彼女たちをこんな間近で観るのは9月の氣志團万博以来かな。

あの日はもみくちゃな中だったけど、この日はじっくり観られて嬉しかった。

次の

08『モノクロデッサン』

で再びトロッコでメインステージに戻っていくももクロ。途中、玉井詩織ちゃんと目が合った(ような気がした)。

メインステージに戻ったももクロのバックに登場したのは、オープニングで演奏を披露した宗本康兵さん率いる宗本カルテット。ここから

パーカッション、バイオリンなどのアコースティック生演奏で、バラード形式の
09『きみゆき』
披露。
この曲もすっかりももクリの定番となっていますが、こういう形式で演奏したのは初めてかな。双眼鏡で5人の表情を見ていましたが、みんなの表情もとってもよくて、素晴らしい出来でした。もう感動しかない。
 

演奏終了後に18,000人のファンから温かい拍手が巻き起こりました。


こういうクオリティの高い演奏を聞かせてもらった時に、ちゃんと拍手だけで歓待するのは最近のモノノフの本当に素晴らしいところだと思う。
同じスタダのエビ中たこ虹(たこやきレインボー)でもファンにそういう文化が浸透してきているのは良い傾向だと思っています。

(地下だとなんでもかんでも

「フー!」みたいな奇声を発しないといられない人が絶対いて、そういうのは本当に興ざめ)

ここで一旦ももクロちゃんは着替えのために退場。
この日のライブの主だった曲を伴奏してくれたのは、いつものダウンタウンももクロバンドではなく、元カシオペアの神保彰さんでした。音源にドラムリズムを加え、さらにエレクトリックパーカッションによって様々な音色の楽器の音を加え、一人でオーケストラ演奏をする彼独自の技術は、ニューズウィーク誌日本版の世界が尊敬する日本人100人に選出された、とのこと。

ここから彼の独奏タイム。
『サラバ、愛しき悲しみたちよ』をワンマンオーケストラ演奏。演奏している時の笑顔がとても素敵な人だ。
続いて、オルフの『カルミナ・ブラーナ』の一人演奏が始まりました。これにより次のももクロ曲が何であるかが判明。ラストはステージに炎が吹き上がり、メインステージ中央にももクロ再登場、第二部の開始です。

メンバー色別の衣装に白いレースがかぶさって、雪の精のような感じ。この衣装も素敵だ。

10『Neo STARGATE』
で18,000人が次元上昇を体感。

5人の白いレースの衣装が電飾で光る様は、雪の夜に煌々とともるクリスマスツリークリスマスツリーのようでもあり、

深海で光るクラゲのようでもあり、

なんともいえない美しさと深い趣がありました。

ここからはステージングで魅せていくももクロ。
11『Chai Maxx ZERO』
12『BLAST!』

の2曲で会場が完全に一体化。

BLAST!は大箱でアガる曲、盛り上がりと一体感が半端ない。素晴らしい。

盛り上がった後に再び宗本カルテットのアコースティックで
13『白い風』
2011年ももクリソング。メインステージの中央のクリスマスツリーの上にジャッキのしかけがあり、高い位置に昇っていく5人。これも良かった。聞き惚れたモノノフの温かく静かな拍手が、素晴らしさを物語る。
 

オルゴールのように回る中央のクリスマスツリーが綺麗でした。

14『一粒の笑顔で...』
2014年ももクリソング。これも生演奏で聴くのは始めて。改めてももクロの冬曲は良い曲いっぱいあるんだな、と思いました。

2曲バラードが入った後には再びアップテンポ曲に移行
15『境界のペンデュラム』
16『DECORATION』

の2曲で第二部終了。
今年『BLAST!』と『境界のペンデュラム』に巡り会えたのはももクロにとって慶福だったと改めて思う。

『DECORATION』では佐々木彩夏ちゃん(あーりん)の色っぽいダンス全開。

この子は今年本当に綺麗な大人の女性になったと思う。

宗本カルテットと神保彰によるクリスマスメドレーを挟んでライブは第三部へ。
17『サンタさん』
で恒例のれにちゃんマジックショー。

別になくしても良いけど、やっぱりないと寂しい

と思える企画。
今年はしおりん(玉井詩織ちゃん)人体9分割。でしたww

細いスペースに入れるから被検体はしおりんが一番的確なんだろう。でもいまならあーりんも出来るんじゃない?いやムリかな?とか不謹慎なことを考えたことはここだけの話。

 

見終わった後からのラスサビはやっぱり盛り上がって、ああ、やっぱりマジックあって良かったと思った。

18『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』
ライブ定番曲。最近夏菜子ちゃん「♪アンタレスのように~」Dの音が出なくなってきてたけど、この日はなんとか頑張った。

19『SECRET LOVE STORY』
氣志團のカバー。完全に自分たちのモノにした感じ。

氣志團万博の屋外の夕暮れ時に聴くのもいいけど、実際の冬に聴くと、良さが倍増。
この曲の時に再びトロッコで会場後方に移動してきたのですが、ここでなんとトロッコが僕の目の前で停止し、MCで自己紹介を
始めてくれました。これだけ長時間ももクロメンバーを近くで見続けられたのは初めてです。5m向こうからでオーラを感じる、至福の時。

(MC~自己紹介~新曲紹介)
自己紹介の後に、今年のももクリのもう一つの新曲紹介からの演奏。
20『ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?♡』

佐々木彩夏withももメイツ)です。

作詞作曲編曲は『イマジネーション』『デモンストレーション』の清竜人さん。

普通に歌ってるのはももクロなのに、何故かアーティスト名が、

佐々木彩夏withももメイツ(笑)
あーりんが要所要所のセリフを言ってるから。

楽曲は清竜人ワールドあーりんワールドとが見事にハイブリッドした出来で、あーりん推しにはたまらない作品に仕上がっていますね。
動くトロッコの上で歌っていたのでちょっと声が揺れててセリフが聞き取れなかったのが残念。

ここでゲスト山寺宏一さん登場。

映画「かいけつゾロリZZ(ダブルゼット)のひみつ」
百田夏菜子ちゃんが若き日のゾロリのお母さん役

として声優で出演しているご縁での登場。(※画像は映画公式ページより)

 

こういう形での関係者のゲスト出演は自然で良いと思った。

原作者の原ゆたか先生も会場に来ているのだとか。


「小さい頃、『ゾロリ』読んでました!」

と、大はしゃぎするメンバー。

僕も娘たちに「かいけつゾロリ」シリーズを買い与えていて、

アニメを一緒に見ていたなぁ・・・と懐かしく思い出しました。


映画のテーマソング
21『夢は心の翼』(山寺宏一&百田夏菜子)
を山寺さんと夏菜子ちゃんでデュエット。夏菜子ちゃん、堂々とした歌いっぷりでプロ声優で歌手の山寺さんにも褒められてましたね。

こういうパフォーマンスを見てしまうと、やっぱり

夏菜子ちゃんのタレント性は5人の中で抜きんでている

と感じる。

この後、山寺さんにより、大晦日の「ゆく桃来る桃2017」の発表がなされました。

今年はパシフィコ横浜で、第1回ももいろ歌合戦、の形で開催されるとのこと。紅白の裏側で独自の歌合戦をやる、という形式で、

東京03飯塚さん司会で

ももいろクローバーZ軍と、田中将大軍(田中将大選手&東京03)とで歌合戦をやるらしい。出演者が紹介されてました。

紅白落選卒業組弔い歌合戦かなww)

さだまさしさんも中継で出るらしい。まあ、これはテレビで見ればいいか。

さて、いよいよライブも大詰めです。
22『行くぜっ!怪盗少女』
夏菜子ちゃんのえび反りジャンプの高度と飛型点は以前より落ちるものの、これをやり続けてくれることに感謝。

僕は大天使口上はやりません。

23『灰とダイヤモンド』
久しぶりに大箱で聴いた珠玉のバラード。

有安杏果ちゃんの絶唱からのラストはやっぱりちょっとじーんとしました。ああ今年が終わるんだ、っていう気持ちになった。
この曲は

ドルオタにとってのベートーヴェンの第九

みたいな位置づけになるかな?ならないなw

終了後モノノフの静かな拍手。

24『白金の夜明け』
「夏のバカ騒ぎ」でも聴いたけど、これも冬に聴いた方が味わいがありますね。会場が静かに聴き入っているのがよくわかる。

終了後モノノフの静かな拍手。

 

(これで本編終了)

僕は、「このライブ良かったぁ」と心から思わないとアンコールの発声はしないのですが、この日は久しぶりにももクロのライブでアンコールを叫びました。

声楽をやっていた僕は声が大きくてよく通るので、

僕がアンコールをし出すといつの間にかまわりが追随して

たいてい一つのグループ体ができあがり盛り上がります。

だから、

アイドルグループはまずは僕にアンコールをさせるようなライブを目指して貰いたいw(→一体何様のつもり?ww)

(アンコール)
(overture)
EN1『泣いちゃいそう冬』
EN2『空のカーテン』  
EN3『今宵ライブの下で』


ももクリ曲でまとめたこのアンコール選曲は個人的にとても良かった。

 

僕の周囲にいたファンは『泣いちゃいそう冬』はあまり好きじゃないみたいで、ガッカリしてたけど、たまに聴くとカワイくて良い曲ですよ。


『走れ!』とか『ツヨクツヨク』なんかを期待していた人も多いと思いますが、僕はもうその終わり方は飽きちゃってるんで。


大満足ラストのメイキング映像が終わり、テロップが消えるまでしっかりと見てから帰りました。

終演時刻午後10時30分(笑)

電車で上野に出て、一蘭のラーメンを食べて終電近くで帰りました。(同じ行動をとってるモノノフが大勢いたので笑った)

(ライブ感想です)
久しぶりのももクリ参加、でしたが・・・感想はただただ、
圧巻

の一言につきます。

終演後のSNSで、

ももクロ史上最高のライブだった

という表現をしている人が多かったのですが、僕も

「間違いなくそうだ」

と断言できます。セットリストは個人的に大好きな曲ばかりで、時間が経つのを忘れてしまうほど、でした。

メンバーが近くに立ってくれたのも僥倖でした。
今回のももクリ「完全無欠のElectric WONDERLAND」は、

キラキラのライブでキラキラの笑顔を、

というのがキーワードだったのですが、

セットの豪華さ衣装の美しさ、そして大人になったメンバーたちの良質なパフォーマンスモノノフのペンライトと声援。これらすべてが一体となって、会場全体が

キラキラキラキラと大きな幸福に包まれたWONDERLAND

になっていました。ももクロはやはり大箱でこそ真価を発揮する
 

10月の武道館でのAE(ももクロファンクラブ)イベントの時、僕はまるでファンを見下しているかのような半分手抜きの運営の演出に苦言(このときの記事はコチラ)を呈しました。

あのときには「AEを更新継続するかどうか」についても少し考えたのですが、同時に、「次に期待」、とも書いています。

 

それはももクロが本気を出した時のライブの凄さをよく分かっているからです。そして、ももクロはモノノフと一体化したときに本領を発揮する、ということも。
今回改めて、

ももクロの底力、本気になった時のももクロの凄さ

を思い知らされました。そして、
ももクロの一番良いところとモノノフの一番良いところが出たライブ

だったと思います。

メンバーはだいぶ歳をとったけど、まだまだ元気。

成長して大人になったことでしっかりとこちらに自分達の考えるところのメッセージをパフォーマンスで伝えることが出来るようになった。
モノノフもそれに全力で応えていて、

ぶち上がるところはぶち上がり、

静かに聴くところは聴き、

パフォーマンスが良ければ奇声ではなく、拍手で賞賛する

という良質のマナーが守れている。
会場の規模も大きいのに、以前よりも成熟した現場になっている、

 

これは悔しいけれど、

エビ中や他のアイドル現場ではまだなしえていない、到達できていない領域

なんです。
運営も、AEイベントの時のなめたような演出をしていたのが嘘のように誠実なライブ構成演出だったと思う。やっぱり一般に訴求する時には本気モードになるということなんでしょうかね。

 

これまで、ここの運営はももクリで

スキー場や野球場の極寒ライブ

とか、

ムリヤリ冬の密閉倉庫に暖房を入れて

だとか、奇をてらった演出ばかりしてきました。
それ以外のライブでも、

ドッキリサプライズとか、

ライブに無関係な新ゲストとか、全然有名じゃないお笑い芸人を呼ぶ

飛び道具みたいな演出を繰り返してきて、

 

それはかつては確かに面白かったのですが、だんだん鼻につく展開も増えて、ファンもそういうのに飽きて減っていったんだと思う。


それを今回は封印して、

ただひたすらハイレベルのライブパフォーマンスと美しい構成を見せることだけに注力していた。

 

それでいいんです。

 

今のももクロちゃんは、それが出来るようになっているんですよ。

久しぶりに、正しいももクロの使い方を見せてもらったような気がします。

 

(来年もれにちゃんのマジックだけは残してねww→れに推し


と、いうことで次年度もAEを継続することにします。

行く桃来る桃はまたおふざけ路線に戻るんだろうけど、
もう僕はももクロは王道を歩んでいいと思う。

 

(最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございました)

 

セットリスト
M1:何時だって挑戦者
M2:LOST CHILD
M3:BIRTH Ø BIRTH
M4:真冬のサンサンサマータイム
M5:僕等のセンチュリー
M6:天国の名前
M7:Wee-Tee-Wee-Tee
M8:モノクロデッサン
M9:きみゆき
M10:Neo STARGATE
M11:Chai Maxx ZERO
M12:BLAST!
M13:白い風
M14:一粒の笑顔で…
M15:境界のペンデュラム
M16:DECORATION
M17:サンタさん
M18:猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
M19:SECRET LOVE STORY
M20:ヘンな期待しちゃ駄目だよ…?♡
M21:夢は心の翼 (百田夏菜子&山寺宏一)
M22:行くぜっ!怪盗少女
M23:灰とダイヤモンド
M24:白金の夜明け 
(Encore)
EN1:泣いちゃいそう冬
EN2:空のカーテン
EN3:今宵、ライブの下で

 

2017.12.14 チームしゃちほこ しゃちクリレポ~We are プロフェッショナル思春期!

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12月14日(木曜日)チームしゃちほこ「出張!冬の台場クリスマスライブ」@Zepp Divercity(東京都 台場)

ももクリの翌日の14日、今度はお台場で開催されたチームしゃちほこ(しゃち)のクリスマスライブ(通称:しゃちクリ)に行ってきました。

すなわち、二日連続のスタダ(スターダスト事務所)アイドルクリスマスライブ観覧、になります。
 

しゃちは結成5年になりますが、意外なことに、これまでクリスマスライブ、と、銘打ったものを開催したことがないんですよね。

 

ですから、お姉さんグループのももいろクローバーZ(ももクロ)や私立恵比寿中学(エビ中)にあるような、クリスマスのテーマ曲、みたいな曲もないんです。

強いていえば、冬曲で『Sweet Memories』くらいかな。
(妹分グループのたこやきレインボーですら、『クリぼっち』みたいな曲があるのにね。)

どんなクリスマスライブをやってくるのか、これは絶対に見ておかなくてはなりません。
10月下旬に開催が発表された時にファンクラブ先行で申し込みをしました。

自分は今年3月21日の日本ガイシホール公演をチケットを手に入れていながら、家庭の事情で観に行くことができませんでした。

 

春ツアーも全休。9月に開催された『しゃちサマ』も別の予定と重なって観に行けていないので、しゃちをワンマンライブとして見るのは

昨年の11月の横アリ(横浜アリーナ)以来、実に1年以上間隔が空いてしまいました。


ワンマン以外で今年しゃちを見るのも、8月のTIF公演、

8月27日の名古屋東別院での舞台『黒鯱』観覧(その時の記事はコチラ)以来、

ということになりますから、その間に発表された曲は全く生で聴けていません。

CD音源やYouTubeで何度か聴いているものの、聴きこんでいる、という状況からはほど遠く、このブランクはちょっと不安要素、です。

仕事が終わってから自家用車でお台場へ。途中事故で高速道路が渋滞して焦りましたが、なんとか開演前の18時40分くらいに現地にすべりこみ到着できました。

すでに僕の整理番号(900番台)は呼ばれた後、で1300番台後半の人が呼ばれている状況でした。
幸先の悪さに少し悲しくなりましたが、気を取り直して入場。

↑入場した所に掲げられてたメンバー5人のサンタクロースコスプレシート。


まずは後方の一段高くなったところのやや下手より、4列目くらいに位置しました。



舞台の上にはこの日のOpening Actで出演していた振りコピグループのユニドル「成城彼女」がチームしゃちほこの曲を連続パフォーマンスしている最中でした。
その後、スタダプラネットの新進アイドル「CROWN POP」のOpening Actを経て、

19時03分頃にしゃち現場開演合図となっているオープニングソング『SONG2』の後、かつて『出囃子』と呼ばれていたoverture

(かつて『人間50年、アイドル5年~』の口上は、今年結成5年以上経過したため、現在は用いられなくなった模様)

が会場に流れると、ファンが一斉に「5色」のペンライトを点灯します。

 

しゃちの現場は運営の販売する公式のペンライト以外のペンライトの使用は禁止されているため、色彩と長さが均一に見えるので綺麗に見えます。1年前にはピンクのペンラをつけている人も結構いましたが、もう全くといっていいほどいなくなりました。時間は移ろいゆく。

暗転したステージの中に6名のシルエットが浮かび上がります。
バックコーラスを担当する、アカペラゴスペル6人グループ「ゴジャ」さんでした。

 

クリスマスらしく、僧侶の格好をしたゴジャさんのコーラスと同時に、ステージ横からメンバーカラー5色それぞれののかわいらしいサンタクロースクリスマスワンピの格好をしたしゃちメンバーが入場。ゴジャさんと一緒に
M1『きよしこの夜』
をアカペラで斉唱、です。サンタコスは予想していたのであまり驚きませんでしたが、ハル(坂本遥奈ちゃん)が夏見た時とは見違えるような燃え上がるような金髪になっていたので驚きました。


アカペラ歌唱、という新しい試み。肝心のクオリティについて、ですが、むしろゴスペルグループがおらずしゃちメンの女声だけでやった方が綺麗に聞こえたかもしれない、と思いました。ちょっとゴスペルと声質が合わなかったかな。


自分たちの音域に合わせて作られ普段慣れているアイドル音源曲と違って、音域も発声法も異なるクリスマスソングをアカペラで歌うのは大変難しい。

そんな中、ちゆ(伊藤千由李ちゃん)はさすがピッチ、音量、音質が安定していると感じました。

最近しゃちメンバーは全員歌唱が向上していて、他のアイドルより上手い、と感じさせることもしばしばなのですが、こういう持ち曲以外の曲をやる時にはやはりちゆの歌唱力が卓抜していることを感じさせられます。

舞台構成は、

中央に大きなスノーマン(これは欧米型の3段重ね雪だるま、ね)、

両側面にクリスマスツリーのボード、でクリスマス感を演出、です。

 

前日の、大規模で派手やかな『ももクリ』のステージセットとは比ぶべくもないけれど、これはこれで、素朴で味があるな、と。

アカペラ歌唱をおえた後、メンバーの歌唱は
M2『colors』
に移ります。

昨年のRoad to 笠寺における8月の武道館公演、そして11月の横浜アリーナと進んでいく中で、

この曲はしゃちのメンバーとファンにとっての大切な曲に昇華していきました。
 

10月のベストアルバム『しゃちベスト』発売に先駆けて行われた、ファン投票による推しソン選手権で見事トップになり、アルバムのDisc1の第一曲目に収録されたこの曲が、この日彼女たちの持ち曲の最初の演奏、ということになりました。


↑※アルバム「しゃちBEST」はファン投票(推しソン)ベスト20曲が選ばれ、発表、DISC1、DISC2にその順に収録されている。DISC3に2曲の新曲が収録。

 

大黒柚姫ちゃんの声が以前に比べてとても伸びやかで良くなったと感じます。

 

夏の舞台『黒鯱』で心に葛藤をもつ重要な役どころを任され、新境地に挑戦した彼女。
大学進学をしないプロフェッショナル思春期メンとしてチームしゃちほこに自分のすべてをかけている覚悟、見せてもらいました。

M3『Sweet Memories』
季節感の少ない、オールシーズン系曲の多いしゃちにとっては数少ない『冬曲』

当然この日のセトリに入ってくることが想定されましたが、思ったより早くの登場。ここまでM1~M3の並びに関しては、

しゃちにしてはずいぶん静かな立ち上がりだな、

とも感じましたが、会場の天井から泡の雪が舞い降りてくる演出は、楽曲世界にマッチしててとても良かった。

M4『エンジョイ人生』
ライブはここから急にテンションが上がり、メンバーもファンもエンジンがかかってきた感じ。

ファンの推しソンベスト20の第4位。かつては歌詞の意味もわからずがむしゃらに歌っていたであろうメンバーも、ここ数年、様々な挫折と苦労を味わうことで成長することで、今は意味を噛みしめながら歌っているんじゃないかと思える。
(しゃちってそう考えると、昔と今で意味合いが大きく変わってきた曲が多いと思う。)

M5『耳をすませば』
10月のベストアルバムのDisc 3に収録されたミディアムバラードの新曲。生で聴くのは初めて、です。

この曲を聴くとメンバーの今の等身大の姿が鮮明に浮かび上がってきて、さすが浅野尚志さん、長いつきあいだけあって良く分かってらっしゃる、と思う。

年を重ねた大人が聴くと、若かりし頃のちょっぴり甘酸っぱい青春の一ページがまぶたに浮かんでくるような、そんな良曲です。

昔と比べて歌唱力が大きく上がった今のしゃちメンだからこそ歌いこなせるようになっていて、心に響くのだともいえる。
メンバー5人、ここでステッキダンスを披露。良かった。

(MC)~自己紹介
伊藤千由李「こんにちゆ~」

の挨拶にファンが「こんにちゆ~」
と答えると、
ちゆ「懐かしい~!久しぶりのライブだからね~」
と、3ヶ月の間ワンマンはなかったので、メンバーも感慨深げな様子。
秋本帆華ちゃん
「私たち、(結成)5年になるのにこれまでクリスマスライブやったことなかったんだよ!クリスマスやらないアイドルって何?!早く出したかったよ~」
とおっとり口調で憤慨する姿に会場爆笑。

そして、
「ここからアゲアゲブロックだよ。準備はいい?」

との煽りにファンも興奮する中、ライブ再開。

M6『恋人はスナイパー』
M7『乙女受験戦争』
M8『そこそこプレミアム』

ファンの推しソンベスト20のそれぞれ5位、2位、3位に入る曲を立て続けに投入で、人気ベスト5がこの段階で早くも出そろいました。

『乙女~』では途中の歌詞で、帆華ちゃん
「♪チキンだなんだ、全部たべてやる~」と替え歌し、
咲良菜緒ちゃんもすかさず
「♪ド派手な花火あげてやるぜ」

のかわりに
「♪早くプレゼント来ないかな?」
クリスマスワードで応酬
会場全体がヒートアップしたラスサビでは、ちゆ
「♪乙女は夢に向かって、ただひたすらに走っていく~」
大胆に、エモーショナルにアレンジ歌唱し、会場が湧きました。


『そこプレ』では舞台脇に用意された台にサビを歌うべく菜緒ちゃんが上ったところに柚姫ちゃんがアドリブで割り込んできて熱い落とし愛

柚姫「後ろも、2階も!全部見えてるからね~!!」

とシャウトすると会場から大歓声。
ダンス部長のハルキレッキレのダンスと全力の腕回転で熱を伝える。
ファンも大好きなアゲ曲の連続に、ようやくしゃちっぽくなってきた!、と意気込んで振りコピ、コール。

と、ここまでは僕のよく知るいつも通りなしゃちのライブだったのですが、

今回はここからさらにギアを上げて

「2017年新生」しゃち

の楽曲ゾーンへとコースシフトしていきました。昨年末から大きくブランクの空いた自分にとって、初現場視聴の曲が並んでいきます。

M9『START』
MVでしか見たことがなかったのですが、

会場で拳を振り上げ何回も、

『♪何回だって』

を連呼する彼女たちは、
まるでそうすることでファンを、そして自分自身を鼓舞しているかのよう、でした。
一緒に戦おう、一緒に歌おう。全力で歌おう。
わかりやすいメッセージながらも、しゃちメンバーとファンの絆を再確認させてくれる曲
「♪あの日の別れ、あの日の悔しさ、乗り越えて(ここにいる)のパートの菜緒ちゃんの歌唱に心を打たれました。

M10『We are...』
今年のしゃちサマで披露された新曲。
女性アイドルとしては珍しいYOSAKOI系ストリート楽曲で、雄々しいリズムとビート、美しい振り、力強く、正確なダンスフォーメーションにひたすら圧倒されました。この日のライブで一番衝撃を受けたのがこの曲、でした。


新しいけど、懐かしさもあって(『一世風靡セピア』にハマッたオッサン世代ですw)。
聴くと心の中の荒原に清涼な一陣の風が吹き渡っていく

ような感覚にとらわれます。

実は、この系統の楽曲って、嵐のような男性アイドルではあるけど、女性アイドルではなかなかここまでの曲はやれなかった(やろうとしてるところもあるけどうまくいってない)んですよ。
よくぞやってくれた、これまでのものを完成させて見せてくれたって涙が出そうになった。
しゃちメンバー、これは自信をもっていいよ。何回も見たい。

そして、ここでたたみかけるように2017新生しゃちのテーマソングが、満を持して投入されました。
M11『プロフェッショナル思春期』
です。
「過去の5年間の私たち、どうだったかな?」

彼女たちは静かにファンに問いかける。

 

今年春、結成当時の最大の夢をかなえた彼女たち。

いっぱいつまった夢の宝箱の宝を全部配り終わって、一旦空にして、リセットした現在。

 

そして、今から未来の決意を表明する。

彼女たちは、

この先も戦い続け、挑み続け、願い続け、歌い続けるのだと・・・。
 

彼女たちは一体、何と戦うのか。

それは、一体誰のためなのか?

何故そこまで戦わなければならないのか・・・?

 

イントロを聴いて、彼女たちを知らない人たちは疑問に思うだろう。
 

しかし、楽曲はそこから一気に転調

あたかも新たな生命の誕生や、輪廻転生を思わせるようなメロディが聴く者を包み込む。
 

会場にはずっとしゃちを支え続けてきた観客たちの渾身の

「♪Wow Wow」

の合いの手が響き渡る。この一体感はどうだ。


そう、彼女たちはファンのために、ファンと共に戦い、挑戦することを選んだ、ということ。

ファンもそれを望んでいる。
 

各メンバーが一人一人の思い思いのメロディを歌う。

めまぐるしく転調を繰り返し、最後のサビでユニゾンとなる。

 

時にはさわやかでやさしく、

時に熱くたぎるように、

時に明るく楽しい、そんなメロディ。

 

これがしゃちの新しい戦い、挑戦、願い。

彼女たちをずっと見てきて、これからも見ていくファンだけが、この戦いの行く末を見届けることが出来るのだ。

しゃち現場は今年、こんなことになっていたのか・・・・・(胸熱)


(MC)
壇上に二人のサンタコスの人が現れ、白のテーブルと赤のテーブルをそれぞれ運んできました。それぞれのテーブルには一つずつ手紙が載っていて、菜緒ちゃんが読み上げます。
赤テーブルの手紙には、運営からのお祝いの言葉。
「チームしゃちほこの皆さん、2017年もよく走り抜けました。新しい年のしゃちも走り続けます。みなさん、チームしゃちほこ結成の意味を覚えていますか?結成理由(リーマンショック後の不景気の世の中、名古屋から日本を元気にすること)に立ち返って私たちからパワーを贈りましょう。2018年、2月28日にNew Single「JUMP MAN」のリリースが決定しました。

JUMP MANとは、伝説の幸せの使者、を意味する言葉。

JUMP MANは一体どこにいるのでしょう?

それは、誰もの心の中にいるのです。

来年2018年をチームしゃちほこの飛躍の年にしましょう」
といった内容(うろおぼえ)で、2月のシングル発売のサプライズ発表が行われました。

次に白テーブルの手紙。チームしゃちほこの衣装のシューズを提供しているmizuno社より、

「次の夢に挑戦するチームしゃちほこの皆さんへのプレゼントです。mizunoしゃちスペシャルシューズで、私たちが皆さんの活躍を足下から支えます。」

といった内容(これまたうろ覚え)でした。

↑終演後会場に展示された、しゃちmizunoスペシャルシューズ

 

二つのプレゼントにメンバー大喜びしたことはいうまでもありません。

そして、菜緒ちゃんから
「私たちからも、ファンのみんなにプレゼントがあります。みんなで盛り上がっていきましょう!」
の掛け声とともに、ここからはメンバーからの
M12『クリスマスアレンジソングメドレー』
のプレゼント。
曲目は、
サンタが町にやってくる→ジングルベル→あわてんぼうのサンタクロース→We Wish You A Merry Christmas→チキンライス(槇原敬之)→クリスマス・イブ(山下達郎)
の順番。ちょっとした息抜きコーナーですが、少しずつ曲調をアレンジしての演奏に、メンバーの特徴がそれぞれよく出ていて楽しかったです。

 

ここでメンバー一旦(着替えのため)退場

会場には、開演時に登場したアカペラゴスペルグループ「ゴジャ」さんたちが再登場し、
きよしこの夜→メリクリ(BoA)→あめにはさかえ(賛美歌98番)と立て続けに美声アンサンブルを聴かせて観客を魅了した後、

彼らはベートーヴェンの第九交響曲「歓喜の歌」を歌い始めます。その時、白い冬物ワンピース衣装をきたしゃちメンバーが再登場。ゴスペル軍団のバックコーラスでの、
M13『よろしく人類』
へ入っていく流れ。第九のメロディがモチーフに入っている曲。

このコンボは全く予想していなかったので、なるほど、そうくるか、と唸らされました。

メンバーは引き続き
M14『レースのカーテンを揺らした』
を歌い始めます。聴くのは8月のTIF2017以来2度目。まだ公式の場での配信がないので歌詞がよく分からないけど、

挫折や悲しみを味わった人たちに、様々な風が吹きぬけていく、というカッコいい内容の歌です。

M15『ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ』
スタンドマイクがいつの間にか用意されてた。落ちサビ
「♪絶対に正しい答えなんてつまらないでしょ、先が見えないから面白いの!」
菜緒ちゃんの悲愴なほどの絶唱が、ずっとしゃちを見てきた人の心を打つ。


初めて聴いたのが2年前の六本木テレ朝の夏祭り。この頃はまだまだ全く歌えてなかった。それがライブで見るたびに進化していって、今では押しも押されもせぬ代表曲になりました。

M16『なくしもの』
ここらあたり、オジサン泣かせのバラード連発。

実は、これも初めて生で聴きました。

感情のこもった歌詞に、つい、ジーンとしてノスタルジックな気持ちにひたってしまって、心がどっかへ行ってしまいそうになった。
音源だけじゃない。ライブでもこれだけ聴かせられるグループになっているのを、是非、多くの人に知って貰いたいと心から思った。

(ここでMC)
「後半戦は、しっとりした感じが続きましたね。」
と切り出す帆華ちゃん

メンバーから、

「なに実況の人、みたいなこと言ってるの?」

と突っ込まれる。
「今年のライブは、今日で最後になります。」
「最後だから、ゆっくり出来るという、ベスト感があるね。」
などの会話から、今年2017年の振り返りへ。

「まず、夢をかなえたよね。」
「春にはツアーがあって、6月にはしゃちフェスをやった」
「夏には『黒鯱』の舞台もあった。」
「初めて、大学祭にも出た。」
「20歳になった。」
「個人的には、ハル金髪になったのが、今年のビッグニュース」
「どこにいるか、すぐ分かるよね。」
などとほんわかムードでファンを笑顔にすると最後はリーダーの帆華ちゃん
「私たちにとって初めてのクリスマスライブとなりましたが、今年の最後に、皆さんで素敵な夢を作ることが出来ました。2018年もよろしくお願いします。」
とまとめたところで、
ハル「これで終わりじゃ、物足りないですよね?物足りなくない?」(会場大歓声!)
「じゃあ、ここから飛ばしていくよー!」の煽りと共に

M17『抱きしめてアンセム』
へ。キラーチューンに1,800人が熱狂。オープニングアクトで成城彼女さんが振りコピやってくれたおかげで今日はほとんど振りコピの方向を間違えずに済みましたw
M18『パレードは夜空を翔ける』
推しソン19位。

今、しゃちで個人的に一番好きな曲。

ラストのフーガのところでいつも泣きそうになる。
 

M19『もーちょっと走れ!!!』
推しソン16位。
そして、
M20『でらディスコ』
推しソン20位。

再び、会場内に泡雪が降り注いできました

泡(雪)だらけの中滑りそうになりながら一生懸命足コピ(笑)

しゃちの初期の頃は楽しく終わるために必ずラストの方にこの曲が演奏されてた記憶があります。

この日、「♪なおもゆずーも」のところは、「♪なーおーちゃんも」に改変されてました。

これで終わりかな、って思ったら。もう一曲
「2017年チームしゃちほこ、ラストの曲はー?」
の掛け声と共に、推しソン18位の
M21『It's New 世界』
スタート。同時に舞台中央のスノーマンがくるっと裏返って、そこには、3つの開運だるまだるま。が縦に並んでいました。

そうだったのねww

New YearIt's New Worldが開ける。

それがIt's A Wonderful Worldでありますように・・・。

秋本帆華締めの挨拶
「今年も色々ありましたが、これだけ沢山の人に愛されてるっていうのは、きっと、チームしゃちほこの未来は明るいってことですよ。今回は出張で東京でクリスマスライブをやらせてもらいましたが、今度は名古屋でやりたいですね。

そして、いずれは夏のイベント(しゃちサマ)や、鯱詣みたいに、クリスマスの恒例の行事にしたいです。皆さん、どうもありがとうございました!」
 

の挨拶で、とても素敵な雰囲気でこの日のライブは終了しました。

この日はアンコールなし、でしたが、本編がこれ以上ない、というほど充実していたので、ファンも十分納得で静かに会場を後にしました。

 

↓この日のセットリストです。

(ライブ感想)
実に1年以上ぶりのしゃちワンマン観覧でしたが、良好な演出とセットリストで本編ですべてやりきった感が満載。

それくらい気力が充実したライブだったと思います。

 

ガイシホールを見られなかった自分としては、ここまでこんなにブランクが空いてしまったことを悔やむほど、メンバーのパフォーマンスがさらに大きく成長していたことに驚くとともに、感激しました。

この日のステージ上の5人は昔どおり、いや、昔以上に、

愚直なまでに全力、

でした。

全員がチームしゃちほこに命をかけている。

青春の大切な時期を、我々ファンのために使ってくれている。

命を燃やして演じている。

というのが伝わってきて、魂が揺さぶられる思いでした。
 

そこには、以前にはあった弱さやゆるさは欠片もなかった。


というより、自分たちの弱点を自覚しカバーするためには、

とにかく全力を尽くし、パフォーマンスで結果を出すしかない

という強い決意が感じ取れるステージさばきだったと思います。
 

ところで、お前の言う、弱点、って何よ?って問われたら僕はこう答えるでしょう。
 

それは、

夢をかなえてしまった者の弱さ、

名古屋ローカルであることの弱さ、

に他ならない、と。

 

今年3月、グループ結成からの悲願の日本ガイシホール公演を達成。

 

一つの区切りがついたところで、その時、次は

ナゴヤドームを目指す

と一応目標は定めたものの、目標を達成したあとのモチベーション維持は難しいもの。ファンもそれは同じ。

また、名古屋発信ではどうしても情報が広まらず、集客に不利、

という弱点が常につきまとっているのは否定できないところでしょう。

 

この日も、平日のZepp Divercityを埋めたのは他のグループから比べれば十分立派だけど、

観客は大体1,800人くらいで、1Fアリーナの後方は少し余裕がありました。

 

かつて幕張のイベントホールを二日間ぎっしり満員にし、武道館を2回埋めたグループにしては、ちょっと不満の残る集客ではあるでしょう。

 

一番来年1月始め(5,6日)に名古屋で行うはずだった『鯱詣(しゃちもうで)』が事情により中止、延期されたのは記憶に新しい。

 

結局、2月に東京と名古屋開催、に変更され開催されることが決まりましたが、ちょっぴりファンの心に影を落とす出来事でした。


それ以上に、大好きなライブが地元のお正月に出来なくなったことのメンバーの悔しさ、悲しさは想像を絶するものがあったはず。

最初の千由李ちゃんのMCとこの日のパフォーマンスからはライブに飢えている気持ち、

最後の帆華ちゃんの挨拶からは、悔しい気持ちが少しにじみ出ていたような気がします。
 

それでも、彼女たちは全力で挑み、戦うことを選んだ・・・・。

この日のセットリストなのですが、ファンの推しソンと、そこからのベストアルバムから多くの曲が選ばれた中、
「トリプルセブン」、「OEOEO」、「いいくらし」、「スターダストボウリング」みたいなラッキーノリの曲がハズれていました。


これらの曲には幾分

「ラッキーで駆け上がって楽しくやってます」

というノリが含まれているけど、来年へ向けて、そういう気持ちはないんですよ、と気を引き締めている表れなのではないか、などと思いました。

また、最近節目ライブで頻繁に使われることが多かったファンへの訴求曲である「パワボ」「マジ感謝」も外れていましたね。「尾張の華」も。

 

これには、ファンに頼ったり、媚びるのではなく、

パフォーマンスで攻めて強い自分達を魅せる。今の気持ちを伝える、という意味合いがあるかもしれませんね。

そして、今とこれからのしゃちを語るにはやっぱりこの言葉をとりあげなければならないでしょう。それは、

プロフェッショナル思春期

という造語。

多分コレ、元々はエビ中の年長メンバーが、

プロ中学生、大人中学生、

などの言葉で呼ばれることがあるので、

それに対比されて編み出された言葉だと思いますが、

僕は、しゃちのライブ、メンバーの特徴をよく言い表している言葉だと思うのです。

今、年配者の人なら誰でも、思春期の頃、ひとつやふたつ、全力でぶつかって、跳ね返されて、でもめげずまた向かっていく、みたいな、そういう思い出ってあるでしょう?

 

それがいつの間にか大人になって、うまく立ち回ることを覚えて、ずるくなって、

みたいな感じで今があるわけです。

そんな僕が今回、しゃちのステージで見たのが

「苦戦はしてるし、悔しいけど、それでも今、自分達がやれることはこれしかない」

って、信じて、スキルを磨き上げて全力で歌ってパフォーマンスしている彼女たちの姿だったんですね。

 

それは「We are...」だったり、「なくしもの」だったり、「プロフェッショナル思春期」だったり、「耳をすませば」だったりしたんですが、

 

その都度、僕の記憶の中の、大昔若い頃に経験した、青くて、ちょっぴりしょっぱい思い出、みたいなものが呼び覚まされたんです。

 

彼女たちは、自分の大切な青春の時期を削り取って燃やすことで、我々に昔の青春の記憶をフラッシュバックさせてくれている。

 

それに気づいた瞬間、マジ感謝の念がわいたんですね。
 

昨年から今年にかけて、新生しゃちは、悩みながら、きっとそういう楽曲を歌う方向に道を定めていったんでしょうね。

 

この方向性、若い人たちにはどうかわからないんですけど、

ある程度年と経験を重ねた人間の心の琴線には絶対触れると思う。

 

成功してほしい。まだまだ色々困難なことが待ち受けているかもしれないけど・・・彼女たちの「プロフェッショナル思春期」を、

オッサンとしてはとにかくもうこれは全力で応援してあげなければならんのではないか、

 

そして、「パワボ」にせよ、「プロフェッショナル思春期」にせよ、「パレードは~」にせよ、ライブで彼女たちに感謝と敬意を表して、

ボロボロ涙を流しながら拳を上げて応援する、くらいの気持ちで臨みたいものだ、

 

って思いました。

 

僕は最近、エビ中の新曲「シンガロン・シンガソン」の評で、

エビ中は自分たちのおかれた逆境に対してことさら悲壮感をあおることもなく、中学生っぽいゆるーいノリで乗り越えようとしてる姿がカッコイイ、みたいなことを書きました。
 

そのあと、前回のももクリの記事ではファンにいかにキラキラの笑顔になってもらえるか、をももクロのメンバーが第一に考えてライブを作ってパフォーマンスしている。とも書きました。

そのどちらとも違う形で、ファンに向き合っているチームしゃちほこ。

最大限の努力をして、正面からぶつかって、全力で挑み続けることのカッコよさ、を思い出させてくれました。

素敵なクリスマスライブをありがとう。

しゃちの2018年に幸あれ。
 

2017.12.21桜エビ~ず定期公演Vol.5 ~みっぴは魔法のスベり台!~

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12月21日(木曜日)「桜エビ〜ずAKIBAカルチャーズ定期公演Vol.5」(@AKIBAカルチャーズ劇場 東京都 秋葉原)

この日、桜エビ~ず(以下「桜エビ」と記載)の定期公演を観覧してきました。

5回にわけて行われてきたこの秋葉原の定期公演も、この日で最後となります。

同時に、桜エビの今年のワンマンでのライブはこの定期公演で最後です。

この日、AKIBAカルチャーズ劇場には160人ほどのファンが来場。
 

開演直前、舞台裏から
「今日は最後の定期公演だよ!」
というメンバーの掛け声をもとに6人がなにやら舞台裏でキャピキャピやっているのがスピーカーから流れてきました。


ここで、お姉さんの私立恵比寿中学(エビ中)のように、
「一曲!」「入魂!」「ファイトー!」
みたいになればカッコイイのですが、
桜エビはまだ不慣れな感じで意思統一が出来ておらず、

なんとなくアセアセ💦ドタバタな感じが伝わってきて笑えましたww

 

これも若さゆえ、かな。


19時に時刻通り開演。
今回の5回にわたる定期公演は、毎回メンバーにテーマが与えられ、それに沿ったライブを展開してきてたのですが、


この日の最終日、メンバーに課せられたミッション、というかテーマは
「全力ライブ」
でした。
(いや、これまでが決して全力じゃなかったわけでも、手を抜いていたわけでもないんですよ。今回はより、全力120%、ということですよねw)

そして、今回の定期演奏会Vol.5は、あらかじめ告知されていた通り、

Vol.3、Vol.4に来場したファンからの投票によって選ばれた、

「桜エビ~ずベスト推しソング」

の発表&演奏です。

一応、投票システムについて説明しておきます。


前2回(Vol.3、Vol.4)の公演の時、

会場後方に桜エビの持ち歌12曲の名前がそれぞれ書かれた12枚の封筒が用意されていて、

ファンは帰りしなにチケットの半券をそのいずれかに入れて投票できるようになっていました。


その2回の集計で人気トップ曲が決定し、

この日、メンバーが7位から6位、5位・・・1位と順番に発表し、演奏する手はずとなっています。

第7位から第4位までに入った曲は、あらかじめメンバーに開演前に知らされて、その(歌う)順番も教えられているのですが、


第3位から第1位までは、

この定期公演のその場で開封発表。同時に、その場で即演奏しなければいけない

と、いうドキドキルール。

そのため、持ち曲12曲をすべて練習して、トップ3に何がくるか分からない状態でメンバーは備えておかなければならない

のです。


ファンも自分の投票した曲がトップ3に選ばれるかどうか、という楽しみがありますし、

さらに見事にトップ1に輝いた1曲の時だけサービスで撮影OKとなっており、これもまた楽しみの一つ、となっています。

ちなみに僕はVol.4に行った時に『こころ予報』に投票してきました。

(その日のブログ記事はコチラ

さて、時間がない?(小学生メンバーの芹澤もあちゃんが、午後8時期限の縛りあり)ので、どんどん発表していきまっしょい!(古っ)


(なお、第7位と第6位の得票数が一緒で、同率6位、ということになりました。)

人気投票同率第6位(※1曲目)
『オスグッド・コミュニケーション』
12曲の中でもっともビートの速い激しい楽曲が最初に来るというのはなんという偶然(笑)。


激しいダンスが特徴。

「全力ライブ」ということでこの日はダンスに全力投球

いつも以上に大きな振りで運動量が多かったように思います。

 

その分、歌はリップシングだったと思いますが、全員笑顔でダンスすることも出来ていましたし、よく頑張りました。

 

のっけから一番激しい曲で、終了後、みんな肩で息してたけど・・・(笑)(まだ体が完成してないからね。)
初めて見た人はきっとファンになるかも。

 

水春(ちゃん)

「いやー、一曲目からテンション上がったねぇ・・・(笑)ありゃ、みんなもうヘトヘトになってないかいw?」


みっぴ(桜井美里ちゃん)

「あのね、あのね、私、この曲が7位にくると思ってた!ファンの人が、一番最初に歌ってもらいたいって投票するんじゃないかって・・・」


メンバー「はぁ?????」


水春

「ファンがみんなで7位に来るように投票を示し合わせて調整するのって、それ、すごく難しいとおもうよww」

(そもそもファンはこの日演奏されるのが全7曲、ってコトすら知らないですからね・・・でもみっぴ最高。)

人気投票同率第6位(※2曲目)
『お年頃distance』
前回のVol.4では生歌でしたが、今回はかぶせ歌唱でやっぱりダンスを強調していました。

席がステージ近かった、っていうのもあるけど、前回より迫力があって出来が良かったかも。

(MC)~自己紹介
みっぴ

「今回は12曲、一生懸命練習しました。でも、7位から4位も、1時間前に知らされたばっかりだったし、3位から1位は何が来るかはわからないし、ちゃんと出来るかわからない。うちらが振りを間違えても、投票したみんなのせいですからね!

(会場爆笑)
 

ファンに責任転嫁しようとするみっぴww
 

みっぴ「だから、私たちのことを『大きな目』で見て欲しいんですよ!」

(茜)空ちゃん「大きな目・・・って何ww?」

 

(観客もわざと目を大きく見開いて笑)


みっぴ「あ・・・間違えた。えっと、えっと、なんだっけ???」
 

水春「はい、皆さん、私たちのことを『大きな心と、温かい目で』見守って下さいってことですね。どうかよろしくお願いしま~す」

この子(水春)、頭の回転が速いし、言葉をよく知っている。

この瞬間フォロー、大人の自分でも絶対出来ないと思う。

マジで天才だ・・・。

人気投票第5位
『僕らのハジマリ』
いかにもスタダ的、な元気少女曲。

だからファン人気も高いんでしょうね。
「♪君が君で、僕が僕で、答えを見つけたい」

のサビのところなんかが特に「スタダ」、って感じでいいですね。

1番はソロパートで、2番からは同じ場所を2人で協力して歌唱する、っていうのも、仲間が増えていく感じで素敵。


元気よく腕を突き上げての歌唱がよかった。

あとは角度がそろうともっとイイかな。

水春「7位からはじまり、(5位まで)偶然アゲアゲ曲ばっかり3曲ならんだねぇ、みんな水のんでのんでw。普段はセットリストを考えるとき、こういう順番には絶対並べないけど、人気投票順だとこういうこともあるってことだね。なんか新鮮。」

みっぴ「新鮮さくらえび・・・・あっ今、私うまいこといったんじゃない?」
 

(って猛アピール。観客笑)

水春「うんうん、『新鮮』、っていう言葉と、と本物の『新鮮なエビ』、とをかけたんだよね」


ってしっかり拾ってあげるお姉さん、素敵です。

で、みっぴ最高。

人気投票第4位
『嘘とライラック』
実は生で聴くの初。パートは生歌&サビのかぶせ。

スタダ系青春曲

で、やはりこういう曲もファンウケする、ってことがよく分かる。

みっぴ「一生懸命やろうと思った。特に、先生に言われてた、間奏のところの『花が開く』振りつけ。

(観客に向かって)実は、ライラックライラックって『花の名前』なんですよ~!みんな知ってました?」

観客「・・・・・・・ww(『それくらい知ってるよ』って顔)」


空ちゃん「あのさー、それ、多分みんな知ってると思うよww」
 

みっぴ(焦って)でもさー、でもさー、中には知らない人も会場にはいるんじゃないかと思って言ってみた。」


水春「そうなんですよ。この曲の間奏の手の振りは、『ライラックの花が開くのをイメージしてやりなさい』、って先生から言われているんですね」

観客「ほう・・・(なるほど、と感心)」


きちんとわかりやすく解説をしてまとめてくる水春

スベり、ツッコミ、そして回収。

この掛け合いが実に楽しい。
 

でも、ファンもみっぴのトークがまたスベってるって笑ってるかもしれないけど、

ライラックライラックが花の一種であるのは知識として知ってても、実際それがどんな花か、までは知らないでしょ?

当然僕は知りませんでしたよ。

(だから、我々は中学生のみっぴが気づいて、調べて、一生懸命僕らに教えてくれたことをバカにする権利なんかないと思うんですよね~)

さあ、いよいよ人気投票TOP3の発表。

 

ここからはファンも、メンバーも何が出てくるかがわかりません。

空ちゃんが緊張のあまり、キャーキャー言って、会場を落ちつきなく走り回りはじめましたww


水春「ドキドキだね~」
 

ここでみっぴが(ボソッと小声で)

 

「ドキドキモーニング・・・・」

 

(!ここでまさかのBABYMETALボケwwに、会場の一部に、くくっと押し殺したような笑いが広がる)
そしたら、
空ちゃん「♪リンリンリン・・・」

(と、『ドキモニ』を歌う。小声ネタもきちんと拾ってくるチームワークw)

「第三位」「第二位」「第一位」

と決して綺麗ではない文字がかかれた大きな封筒が運ばれてきます。(一位の封筒は金の折り紙が貼られて金ピカぴかぴか、でした。)
 

3位以上は発表時にいちいちドラムロールがはいりますw


第3位

『タリルリラ』
もっとも歌われて経験値の高い曲なので、生歌でしっかりと演奏。
 

みんなの楽しそうな顔がとてもよく、見ていて幸せになります。

終了後、またまたキャーキャー爆  笑言って会場内を走り回る空ちゃん。


メンバー

「この曲が3位のここで来るとは思わなかったぁ」
「絶対1位だと思ってたよね。」
 

はい、僕もそう思ってましたww

第2位

『こころ予報』
なんと、僕も投票した『こころ予報』がまさかの2位!

意外に人気あるんだなぁ・・・同じように好きな人、結構いるんですね。

力強いギター伴奏が特徴のJ-POPロック。
 

メンバーがこの曲を歌いこなせるようになれば、一段階上のステージに行けるような気がするんですよね。

Aメロの低音をより深く、

サビのユニゾンをよりエモーショナルに歌えるようになれば・・・。

って思っていました。

なかなか良かった。

いよいよ一位発表です。
いちいち動揺して。
キャー爆  笑って言ってあたふた会場を走り回る空ちゃん

水春「いよいよ、第1位の発表です。そして、今年2017年の単独ライブでのラスト曲となります。」
の言葉の後に、金箔(嘘)のゴージャス封筒が開封されました。
「第一位は~」
第1位

『Believe』
でした。写真撮影OK。

 

生で聴くのは初。
 

グラスハーモニカ様の心地よい(いわゆる水族館サウンドってヤツ)伴奏をバックに、

スタダの「走れ!」シリーズを踏襲したような感動系バラードです。

良い曲で、納得の1位っすね。
 

メンバー、わざと写真を構えている人の前に立って、ファンが写しやすいように配慮してくれていました。

みっぴ「私、絶対1位は『Believe』だと思った!確信してた。だって、今日無断で前髪切ったし~(※歌詞に『切りすぎた前髪』という文言がある)
だってww
(7位と1位を予想どおり当てた、っていうのは、実は予知能力者かもしれないね)

最後に全員の挨拶で締め。


みっぴ挨拶要旨さくら

「定期公演5回やったけど、リハでは全然上手く出来なくて、何回も楽屋で泣きました。実はさっきも楽屋でずっと泣いていました。でもね。みんなの目の前で本番をやったら、リハで失敗したところが上手くできたりして。ここは客席がよく見えて、みんなの目が温かかった。久しぶりに見た人たちもチョロチョロいて・・・」

(メンバーから「チョロチョロ・・・ってww」とツッコミをうけるが・・・)

「来年もここで定期公演やワンマンがやりたいです。ありがとうございました。」

川瀬あやめ(めっち)挨拶要旨さくら

「AKIBAカルチャーズ劇場で5回定期公演をやらせていただきましたが、この会場は、前方で座っているお客さんと、後方で経っているお客さんがいて、舞台からもとてもお客さんの顔が見やすいから好きになりました。私は曲を歌っている時の皆さんがどういう顔をしているのか、見るのが好きです。スタンディングだと(客が重なっていて)よく見えないから、早く、もっと上手くなって、ワンマンで座って見てもらえるような(大きな)場所でやりたい!(会場歓声) 

そして、これは川瀬あやめだけの願いじゃなくて、来年以降も毎年毎年、メンバーのみんなでここでやりたい、っていう願いがあります。」

芹澤もあ挨拶要旨さくら


「同じ所で何回もライブをやったのは初めてです。最初やった時、本当に5回まで続けられるのかな、とか思いました(会場笑)。

出る前は毎回とても緊張していました。失敗したらどうしよう、ってずっと思っていて、失敗もしちゃったんですけど、失敗してもみんなが笑って見てくれたから、嬉しかった。失敗しても頑張ろうって思えた。またここで定期公演やワンマンライブをやりたいです。ありがとうございました。」

茜空挨拶要旨さくら


「今回の定期公演、AKIBAっていうアイドルの聖地でやれる、っていうのが本当に嬉しかった。私たちこれまでは渋谷界隈に出没してたんですけど(会場笑)、渋谷からAKIBAにいよいよ進出した、って感じです。あと、私はのんびりした『特典会』の雰囲気が好きなんです。ここは端が広くて、みんなと握手して、話してるとき、他のお客さんがそれぞれのんびり別の話したり、携帯をいじったりしてのんびりしてるのが見えて・・・。だから来年もここで是非やりたい、是非自分の生誕の近くにやらせてくださ~い。(会場笑)

村星りじゅ挨拶要旨さくら


「定期公演5回、毎回テーマを掲げて、色々なことをやってきて、定期公演でしか味わえない空間、時間を味わうことが出来ました。みんなの温かい目が嬉しくて、安心して(演奏)できました。どうもありがとうございました。」

水春挨拶要旨さくら


「全5公演、あっという間、でした。これまで桜エビは対バンなどに出させてもらえることは多かったんですけど、定期公演、という形で自分たちの自由がきくライブをやらせてもらえたのは初めてでした。何をやるか、毎回、メンバーで話し合って、LINEのグループでどうしようこうしよう、ってやりとりしてきました。そういう機会を経て、ボクたち、今回表のパフォーマンス力も上がったと思うんですけど、裏のプロデュース力も上がったと思うんですよね(会場納得の頷き)。

ここで失敗したことを活かして、これからのワンマンにつなげていきたいと思います。
この定期公演は、今年の僕らの成長に大きく寄与してくれました。この定期公演がなければ、今年はもっと駄目なままで、成長はなかったと思うんです。どうもありがとうございました。」


以上5人の挨拶のあと、メンバーからの告知。
告知1:12/30のZepp Tokyoでアイドル横町大忘年会!!に桜エビ~ず出演。


告知2:12/27 18:30より、『清塚信也のガチンコスターダストプラネット』に川瀬あやめ出演。 
 

告知3:来年初め、AKIBAカルチャーズ劇場で、スタプラメンバーNEXT GENERATIONSとして、3Bjrや、桜エビ~ずなどが入れ替わりで定期公演を行う、桜エビ~ずは2/1(木曜日)

空ちゃん

「えー、もう12月なんだね。私、今、10月だと思ってたぁ~
の土壇場に入っての謎のボケかましに
 

水春「はいはい、後でボクが、『診断』してあげるから。」
 

と、最後まで面倒見よく回収w


これで、AKIBAの全5回の定期公演は終了とあいなりました。

特典会前に、藤井校長先生(マネージャー)が出てきて挨拶。
「今年、自分的に一番良い曲が出来た、と思った『わたしロマンス』がランキングに入ってこなかったので、ショックを受けております(笑)

このランキング、なんなんだよ!?って。」
と、語り、笑いを誘ってました。

(僕は用事があったので、特典会に出ずにメンバーのお母様たちとおぼしき皆さんが出て行くのと同時に会場を退出しました。)

(感想)
人気ランキング形式のライブでしたが、終わってみれば、上位7曲はほぼ納得、の選出だったような気がしました。

僕の投票した『こころ予報』も、同じようにファンがいるっていうことで、やっぱりそのグループを見ているファンが好きな曲って大体共通してくるのかな、って思いました。


逆に言えば、スタダの下部(妹)グループに対してファンが期待している曲想とか雰囲気、みたいなものが大体共通していて、だからそういう現場に見に来る、っていうことなんでしょうね。

校長先生は、『わたしロマンス』が入らなかったのを悔しがっておられましたが、CD音源化までしたなかで、『わたしロマンス』と『360°シューティングガール』が入らなかったのは、

 

やっぱりスタダアイドルとしては異質、

 

だからなんだと思います。

前回の桜エビ記事にも書いた通り、校長先生は桜エビに、

スタダのハロプロ枠、みたいなものを与えたいって夢みていると思うんですが、

まだまだそこには現在のファンとの乖離があるんでしょうね。

ですから、

今後校長先生が、自分の理想を押し通してカッコイイ系に進むとすれば、新しいファンも来るかもしれないが、既存のオタは離れる恐れがあるかも、ですがこれは歴史の繰り返し、みたいなもんで、仕方がないでしょうね。

(あのエビ中だって、『ダイビング』みたいなのを期待していたファンはとっくに他界して夜の星屑になっているわけです)

どう折り合いを付けていくのか興味深いところではあります。


さて、本記事で取り上げたように、このグループはメンバーのMC

(べしゃりの主要メンバーは水春、みっぴ、空ちゃん)

が掛け合い漫才みたいで本当に面白いですね。

みっぴはつい最近(12/11付け)の自分のブログで、

自分がスベることを実は凄く悩んでいるようで、加えて、

歌と踊りなどのスキルが他のメンバーより劣っているんじゃないか、

足を引っ張ってるんじゃないか、

っていうコンプレックスを吐露していました。

 

僕は全く気にする必要はないと思っています。

 

もちろん努力していくことは大切です。
 

それでも、

ファンがアイドルを応援する要素はスキルとか話術じゃない

っていうことを教えてあげたいです。


スベることを恐れず、進んで話すのには度胸と勇気がいる。

 

それは舞台の上にたつ人として一番大切な資質で、彼女(みっぴ)は最大の長所としてそれを持っている。

 

(エビ中の『ファミえん』で、8000人のエビ中を観に来たファンに突撃インタビューしてる。超アウェイの状況で、あんなことをやれる度胸がある中学一年生(当時)はそうはいない。)

彼女は、自分がスベってばかりできっとバカだと思われてる、って悩んでいたみたいですけど、


僕は、映画『フォレスト・ガンプ』で、

知恵遅れのためちょっと他の子と違う雰囲気を醸し出していたフォレスト・ガンプが、隣になった初対面の女の子に「あなたバカなの?」って言われた時のセリフ

 

「僕のママは、『バカなことをする(as stupid does)人がバカ(stupid)』、って言ってた」

 

のセリフをみっぴに贈りたい。


彼女のMCはスベっているように見えるかもしれないけど、

そのスベりはみんなを笑顔にしてくれる

『楽しい魔法のスベり台』

なんだということ。

ファンはそのスベり台で遊びたい。だから、みっぴのMCを楽しみに見にきている。

自信をもって、どんどん前に出て行って話してほしいですね。

(そして、みっぴがどれだけしゃべっても、空ちゃんがキャピキャピかきまぜても、
必ずすべて完璧に回収してくれる(ドラえもんみたい?)な水春ちゃんがそばにいてくれる環境は大きい。

このチームはきっとまだまだ良くなりますよ。)

とりあえず2月1日に桜エビがまたAKIBAカルチャーズで定期公演をやる、

という発表がなされたことで、

桜エビ~ずが来年以降もこの体制で存続することは公式に確定しました!

 

来年以降の桜エビ~ずの活動が、どのような形になっていくのか、是非注目していきたいですね。

 

(最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございました。)

2017.12.26 9nineワンマン観覧レポ 9nineで始まり9nineで終えた2017年

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12月26日(火曜日) 9nineワンマンライブ 「Quattro Formaggi」 @Zepp Tokyo(東京 青海)

今年の僕のオタ活の締めくくりとして、Zepp Tokyoまで9nineのワンマンライブを観に行ってきました。


仕事が終わってから自家用車でお台場に移動。

この日は先日のような高速の渋滞にはまることもなく、無事に開場前に現地に到着できました。

↑僕の整理番号はBの90番台、その前にAの整理番号の人たちが600人強いるので、呼び出しはだいぶ後です

(9nineは常に有料ファンクラブ会員が優先なので、ファンクラブ無料会員の僕は入場番号はどうしても後回しになってしまうのです)。

会場はパイプ椅子が用意されており、全席自由席でした。

自分は会場後方やや上手より、一段高くなった所の2列目の内側(機材席の右横)に位置。

 

ステージは遠いけれど見渡しやすい良席を確保、です。

この日は全体で1000人ほどの集客でした。おそらく全国から遠征してきていると思われます。

↑ファンは若い男の子の割合がだいぶ増えています。

それなのに厄介なピンチケが全くいないのがこの現場の良いところ。
 

加えて、以前よりもキモオタ風の人や、自分のようなオッサンも少なくなったww印象です(あくまで印象、ね)。

 

女子や子供連れも相変わらず一定数いて、川島海荷ちゃん脱退後も老若男女からそれなりに支持されていて、健全度は昔よりむしろ上がっている??


新規の方にも安心してオススメ出来る現場といえましょう。

ステージの上には、左から、ピンク黄色オレンジのメンバーカラーの4列の光のドーナッツのようなリングディスクの束(0000000000)が天井から舞台まで連なっています。

 

未来の次元転送装置、みたいな感じ。
 

これは今年9nineの4人が声優として出演したNHKのアニメ

「ザ・リフレクション」

の世界観に通じるものがあり、シンプルにしてなかなかカッコ良くていい感じ。

19時開演。会場が暗転すると、

想定外の客席からのメンバー登場

でした。


自分のすぐ目の前を、吉井香奈恵ちゃん(かんちゃん)西脇彩華ちゃん(ちゃあぽん)がゆっくりと歩いて舞台に向かいます。

 

純白のレースの生地に銀のラメの装飾が付いている衣装は冬、雪をイメージさせて相変わらずファッションセンスがいいな、と感じます。

 

4人で少しずつデザインが違っている

のもいつも通り。

スタイルが良いのでよく似合っています。

注目の第一曲目は

M1『SunSunSunrise』

でした。
先述のNHKアニメ「ザ・リフレクション」のテーマソング。

今年9nineの新境地を切り開いた曲です。

生で聴くのはお台場のTIFで初披露された時以来ですが、アメリカンなヴォーカルと厚いサウンドが心地よい。

この日の9nineのメンバー、他のアイドルグループとは別格のスピード、キレ、シンクロ率で、

「仕上げてきたな」

って感じ。
のっけから、今日来て良かった、と感じさせられる出来でした。

M2『パリナイ』

では、メロディ歌唱との間奏のダンスとの緩急が素晴らしかった。9nineはこのように中途で急に曲想が変わって激しいダンスパートが挿入される曲が多いのが特徴で、ライブのひとつの楽しみになっています。

M3『Just A 恋』
久しぶりに聴いた気がする。色っぽいワカメダンスが面白い。

そして、シンクロ率高い。

M4『9nine o'clock』
メンバーの定番自己紹介ソング。

ライブで聴くのは久しぶりかな。ファンが全員でメンバーの名前をコールするのがアイドル現場でありそうでないので楽しい。


川島海荷ちゃんのかつてのパートは、ファンがペンライトで彼女のかつてのメンバーカラーのを点灯するのですが、歌詞を変えていて、みんなで『うみにー』ではなく『サンキュー!』って叫ぶように仕様変更されていました。(しばらく行ってなかったから知らなかった 汗)

最初のMC

ではメンバーの自己紹介の後、メンバーの西脇彩華ちゃん(ちゃあぽん)から今回のライブタイトル

「Quattro Formaggi」(クアトロ・フォルマッチ)

について説明が行われました。

 

イタリア語で「四種のチーズ」という意味で、ピザのメニューの一種です(※基本は、モッツァレラ、ブルーチーズ、マスカルポーネなどの様々なチーズ4種が組み合わさっている)。


四種のチーズと9nineのメンバー4人とを掛けて、

個性の違うそれぞれのチーズが合わさって1枚の味を作り上げているように、

4人の個性と持ち味を生かせるライブにしたい

という願いを込めてこのタイトルにした、とのことです(ふむふむなるほど)。


そして、チーズのピザには蜂蜜をかけることでもっとおいしくなる

(※ゴルゴンゾーラなどのピザには相性がよい)。

とのことで

ちゃあぽんsaid
「ここに来てくれた皆さんが蜂蜜です。

『ハニー』

をファンの皆さんの呼び名としたい。1年最後の、忘れられないライブにしましょう!」


「えーっ?ハニーって『恋人』みたいな意味じゃないの?」

と他のメンバーのツッコミが入るも、
 

「ハニーには『大切な人』という意味もあるんです!」

 

と押し切るちゃあぽんww


と、のことで、我々は「ハニー」ということになりましたww。

(その後もライブ中なんどか、ちゃあぽんに「ハニー?」って呼びかけられて、「イエーイ!」って答えることにww)

引き続き
「最近あまりやっていない曲だけれど、今のこの季節にぴったりの曲を用意しました。」
との紹介で
M5『White Wishes』
でライブ再開。

クリスマス仕様の冬曲。メンバーはそれぞれドキドキの形のバルーンを持って、客席に降りてきてファンサービス。

僕の側に台が置かれて、村田寬奈ちゃん(ひろろ)と、吉井香奈恵ちゃん(かんちゃん)が乗って歌ってくれました。

ここから

M6『LOVE VAMPIRE』、

M7『colorful』

などのポップな曲を続けて披露し、
M8『困惑コンフューズ』

で恒例のタオル回しでファンを楽しませるメンバー(この日はついに4倍速回し、を要求してきました ムリだって・・・w)。


ここらあたりのセットリストのよどみない流れは正統派アイドルとしての長い歴史と素地も持っている9nineの強みであります。

2回目のMC

では、47都道府県の県名がシールで隠された日本地図が登場し、
ライブ恒例の
「9nineマップ:みんなどこから来たんでSHOW?」
がスタート。

 

まだこの企画続いてたんだ(笑)
 

この日は、兵庫と茨城から来たファンが名乗りを上げたのですが、

メンバー全員が地図音痴ぶりを発揮ww

 

かんちゃんは大阪出身なのに隣の兵庫県の位置がわからず、

京都を開けたり、

滋賀を開けたり、

奈良を開けようとして悪戦苦闘。

 

肝心の兵庫が空かないので、兵庫出身のひろろがあきれて、

「一つだけ開けてないところがあるやん!」

とたしなめる一幕も。

どうやらかんちゃん、東京から新幹線乗って、大阪より前に新神戸があるとずっと勘違いしていたようです(毎回新幹線乗ってるんじゃないの?)


茨城を開けるのも、ちゃあぽんは茨城が東北地方にあると思っているようで、岩手とか、秋田をあけようとしてファンをヤキモキさせたあげく、結局福島を開けてしまうし、

 

あれだけしっかりと踊れて歌えて、きちんとしゃべれるのに

こういう一般常識になるとからきし全く駄目

っていうのはアイドル共通の現象のようですね。

その後、話題は12月上旬に行われた広島FM(Hfm)の9ジラジ NIGHTでのPefumeさんとのコラボについて。

西脇姉妹

の地元(広島)そろい踏みによるコラボはなかなかの盛況だったようですね。


曲の取り替えっこでは『Evolution No.9』をPerfumeが歌ったのですが、あのPerfumeの3人にあんなガニ股の振り付けの曲をさせてしまったことが申し訳なかった、との話で笑いを誘っていました。

さてMCの後、ここからライブも佳境に入り、スペシャルコーナーに入っていきます。
まず、スペシャル第1弾として3曲連続演奏。


各メンバーが赤いハート型のモールをもって、

M9『ケセラセラヴ』
を歌う。

モールを写真のフレームにみたてて中からのぞいたり、4人で合わせて形を作ったり、などの演出が秀逸。


↑(※写真は「BARKS」さんより)

 

その後、プリンセスのようにスポットライトを当てての吉井香奈恵ちゃんのアカペラ・ソロからの懐かしいナンバー
M10『Angel drops』
披露。かんちゃんの変わらぬ歌唱力を再認識。

そこから、メンバー壇上に昇りゆっくりとしたテンポで
M11『Cross Over』
をバラードストリングスで。

 

それとともに会場はいまどき流行のスポットライトプロジェクションでメンバーの色が4色から次々と変わっていきます。

↑(※写真はBARKSさんより 後ろにあるのが一列の円盤の束)

 

メンバーがそれぞれソロでパートを歌いつないでいく形。

個々の歌唱力があるから出来る演奏で、終わった後、静かな拍手がわき起こりました。

すぐ後のMCで、ちゃあぽんがこのスペシャルコーナー第一弾の企画を担当したことが明かされました。

「よそのライブでみて、是非照明の演出をやりたい」

と思ったのと、

「プリンセスのアカペラソロを、かんちゃんにどうしてもやってもらいたかった」、

とお願いしていたのだそうです。

続いてこの日のスペシャルコーナー第二弾。2年前からDJに挑戦しだいぶ上達した佐武宇綺ちゃん(うっきー)がMIX編集にからんだ
M12『スペシャルメドレー』
のスタートです。
『Re:』の前奏から、激しくカッコイイスペシャルダンスを挟み、『With You/With Me』

『Love me?』

『シ、グ、ナ、ル。』

『Prism Drops&Falls』

とつなぎ、最後は再び

『Re:』

に戻る流れは、この日のライブで一番の盛り上がりを見せました。

ライブもいよいよ大詰め

M13『Party 9』
恒例によるメンバー煽りによる発声練習の後で、

会場のファンが

『P』

『A』

『RTY、9nine!』

のイニシャルを連呼。
 

M14『out of the blue』
は洗練された歌唱と間奏でのメンバーのダンスが凄かった。

ここで、会場内にサイレンの音が響き渡り、超定番曲の
M15『Evolution No.9』
で会場内が一体化。

ベートーヴェン第九の間奏部分でくるくる円を描きながら移動するメンバーの歌唱に1000人がコンダクト(指揮)をする光景は。まさに年末にふさわしい。

そして、本編ラストは今年夏発売のシングル
M16『Why don't you RELAX?』
で締め、でした。

これまた今年の変革の9nineのテーマともいえるアメリカンで厚みのあるサウンドながらもコミカルなメロディと歌詞がオシャレ。

しびれます。

アンコールではライブ物販のTシャツとそれぞれメンバーカラーのチュチュ様のスカートで再登場し、

まずメンバーのこの日の感想と挨拶

吉井香奈恵挨拶要旨
「今日はありがとうございました。準備期間はとても長く感じたのに、ライブが始まるとあっという間でした。終わるのは寂しいけれど、みんなの顔を見ることが好きで、幸せな時間やな、と思えるライブでした。また、みんなで会いに来て下さい。」

村田寬奈挨拶要旨
「今日はありがとうございました。今年も(年末ライブを)やらせてもらえて嬉しい。ステージには特別な空気感があって、ありきたりな言葉なんですけど、『キラキラ』しているのを感じて、とても素敵な光景を見させてもらいました。みんなと最高の時間を過ごせました!」

佐武宇綺挨拶要旨
「今年の締めくくりライブ、こうしてみんなが来てくれたから『成功』となりました。今年1年、感謝の気持ちでいっぱいです。来年はこの感謝を『倍返し』できるよう頑張ります!」

西脇彩華挨拶要旨
「今日は本当にありがとうございました。今年は9nineとして、沢山のことを経験して、4人の絆がさらに深まった1年でした。4人体制になって、1年目(昨年)は不安だらけだったんですが、今年はまた違った1年にしよう、4人で結束して良いものを作ってみんなにお返ししたい、そう思って1年駆け抜けてきて、今日のライブがその集大成にしようと、呪文のように言ってきた。それがみんなに伝わったらいいな、とか思っていたけど、(ライブが始まったら)そんなことどうでもいいくらい楽しかったです。今の、こういう瞬間のためにライブをやっているんだなって。(9月の発表から)3ヶ月間準備してきて、その間、リハーサルなど色々大変で、つらいことが多かったけど、そのつらい気持ちがすべて成仏しました(笑)。今日、みんなの気持ちは一つなんだ、って思いました。ありがとうございました。」


と、各人がファンへの感謝の言葉を述べた後、今年の正月に初披露された
EN1 『JI・TA・BA・TA』
を演奏。「♪ゆらりゆらり~」のところでは一フレーズごとに公式9ペンラの色を変えて楽しみました。

ラストは、
EN2『SHINING☆STAR』
中央天井のミラーボールに照明があたり、冬の満天の星空のようなキラキラの中で会場全体が幸せな空気に包まれました。

メンバーの

「Quattro!」

の掛け声にファンが

「Formaggi!」

と応えた後、
「2018年も必ず笑顔でお会いしましょう!」

とのメンバーの挨拶で今年2017年の9nineライブは幕を閉じたのでした。

(セットリスト)
M1 SunSunSunrise
M2 パリナイ
M3 Just A 恋
M4 9nine o'clock
(MC)~自己紹介&ライブタイトル"Quattro Formaggi"の由来
M5 White Wishes
M6 LOVE VAMPIRE
M7 colorful
M8 困惑コンフューズ
(MC)~みんなどこから来たでしょう?のコーナー&イベント「Perfume×9nineの9ジラジNIGHT」の話
M9 ケセラケセラヴ
M10 Angel drops
M11 Cross Over(バラードストリングスver.)
(MC)
M12 9nineスペシャルメドレー(DJ Arranged by 佐武宇綺)
 『Re:(前奏)』→(スペシャルダンス)→『With You/With Me』→『Love me?』→『シ、グ、ナ、ル。』→『Prism Drops & Falls』→『Re:』
M13 Party 9
M14 out of the blue
M15 Evolution No.9
M16 Why don' t you RELAX?
(Encore)
 メンバー挨拶
En1 JI・TA・BA・TA
En2 SHINING☆STAR



(感想)
今年の9nineはリリイベなどをのぞいては、あまり公の場に露出することなく数回のワンマンライブにじっくり時間をかけて完成させて披露する、という形をとってきました。


この日のライブのダンスパフォーマンスは、

スピード、パワー、バランス、そしてシンクロすべて圧倒的。

なもので、

他のアイドルグループの追随を許さない完成度

といっても過言のない出来、でした。


いつもよりBPMを上げたメドレーなどのコーナーでは、その分歌唱にまで手が回らないところが散見されたものの、

あれだけのダンスをしながらここまで歌える

というのは並大抵のことではありません。

そして、

相変わらずのユニゾンの美しさ

はそのまま。

全員声量があるが4人の声質が全く違うメンバーたちなのが

ユニゾンで丁寧に合わせてくる

のは特筆に値します。
 

何度もいっているのですが9nine

元々生歌歌唱とダンススキルを合わせた

ライブの総合力は間違いなくアイドルトップクラスで、本日見た限りでは

今年に入ってメンバースキルは間違いなく上がり、さらに磨きがかかった印象で、

これまで見たライブでも最高の出来だった

と言えると思います。

 

今年僕は夏の中野サンプラザのワンマンライブを観に行くことができず、TIFのステージをのぞけば9nineは結局元旦のワンマン(「咲」)(※観に行っていたが年明けは個人的事情があってブログ記事は上げていません)

この日の年末ワンマンの2回しか見ることが出来なかったのですが、

9nineで年明けして、年末最後を9nineで有終の美を飾れた

のは結果的にとても良かったo(^▽^)oと思っています。

 

丁寧に作り込まれた演出とも合わせ、年の最後にこれだけのクオリティのライブを見られたことで、

アイドルというよりは、9nineにアーティストとしての側面を見ている自分としては大満足です。


アーティストとしての、

と書きましたが、実際メンバーたちも

自分たちのことをアイドル、とは思っていない

かも知れません。
 

9nineのメンバーは、ファン集客の入り口であった川島海荷ちゃんが抜け、4人体制になった時点で、自分たちはアイドルである、という意識を完全に捨て、

ダンス&ヴォーカルのパフォーマンスユニット

として生きていく道を選んだのだと思います。
 

昨年までは、女優としての二足のわらじと美貌を持つものの、

ダンスと歌のスキルが若干落ちる川島海荷ちゃんが事務所のバックアップ(半ばごり押し?)でセンターを務めることで、

話題と華やかさはあるもののグループパフォーマンスの総合力は若干落とさざるを得なかった

(それでも他の下手なアイドルよりはずっとレベルは上であったけれども・・・)。


僕は、子役時代から川島海荷ちゃんが大好きで、今も彼女がドラマに出てくると見てしまう

(※当然かつての9nineではうみにー推しだった→現在は箱推しにchange)

ような人間ですが、そんな僕でも、

 

そんな体制で、川島海荷ちゃんと現メンバー4人との間には確執があったことは想像に難くない。

 

4人体制になってからはある意味軛がとれて、

逆にやりやすくなったはずです。

 

しかし、ここからは一切の言い訳は出来ない。

 

スキル&パフォーマンスでどれだけファンをつなぎ止めていくことが出来るか

 

、それが彼女たちに与えられた使命であったのです。
そのために裏で相当の厳しい努力を積み重ねていたはずで、

西脇彩華ちゃんの挨拶にもその心情がよく表れていました。


でも、その努力は間違いなくステージに現れているし、ファンも分かっているので、安心していいと思います。

そんな努力を知っているファンは当初予想されていたより減ることとなく、かなりの人が付いてきてくれているのです。

9nineはご存じの通り、握手会などの接触イベントをあまりやりません。それでもまだまだこれだけの集客が出来るのは、

見たいと思わせてくれるものを持っているから

にほかなりません。それは、

これまできちんと作って蓄積してきた楽曲の良さ

のおかげと、

メンバーのスキルに魅力がある

からカバー出来ている。
 

今年出したシングル

「Why don't you RELAX!」

「SunSunSunrise」

は、以前の楽曲よりもかなり音が厚くなっており、好みは分かれるけれども個人的には良い出来の楽曲で好きです。


アイドルよりも、アーティストに寄せていることは確実です。

「アイドルでなく、アーティストだ」、

などと言うと、たいていオタはソッポを向くものですが、

海荷ちゃんが脱退を発表した昨年4月のZepp Divercityが

集客1200人で、今年のこの日が1000人。

確かに若干数減ってはいるけれど、この日のファンたちはみんな、

9nineの今の4人のパフォーマンスを観に来た人たちです。

 

コアなファンが付いているし、

NHKアニメでも新たにファンが獲得され、この日のライブに来ている新規さんもいたようですから、来年

「♪まだまだ巻き返すチャンスはあるでしょう」

 

さらに、今の4人はダンス、歌唱にそれなりの差はあるけれども、

それを補って余りある武器を持っていて、それを

メンバーの活動、パフォーマンスに還元しているのが特長。

こういう姿はファンからは応援したい、と思わせる要素です。


たとえば、西脇彩華ちゃんはMCでメンバーを引っ張り、今年はお姉さんの所属するPerfumeとのコラボで存在感を発揮。

実力の高い吉井香奈恵ちゃんは総合力とソロ歌唱で。

若い村田寬奈ちゃんはダンスの振り付けの指導で。

佐武宇綺ちゃんは他の3人ほど歌唱力はないが、

DJの武器をメドレーに活かしたり、今年NHKのアニメ「ザ・リフレクション」では声優としての経験を他メンバーにアドバイスして還元している、といった風に。


この日の挨拶でメンバーが『結束』、『絆』、といった言葉を使っていましたが、

ファンは、メンバーのパフォーマンスとともに、

こういったメンバーの

結束・絆の力を観に来ている、

とも言える。

 

この日のファンは、

みんな盛り上げどころを知っているし、よく統制がとれているし、マナーが良い。

メンバーとファンの間にある無言の結束、みたいなものを実感することが出来ました。
 

来年はツアーをやりたい、

とこの日抱負を述べたメンバーたち。

東京地区なら集客は間違いなく大丈夫ですが、今の状況で地方に回ったときどこまで集客できるか、が鍵になりますね。

 

これだけのスキルを持っていて、楽曲のセンスも、メンバーのファッションセンスも良い。

一般への訴求力は大きいグループなので、運営が上手く誘導してあげてほしい、と思いました。

 

(ただ事務所自体からはあまりいい噂を聞かないのが、ね。

メンバー自身が大人になっているので、自分で考えて動くことが出来てはいるから大丈夫と信じたい(地図は読めないけど・・・w))

 

さて、この日をもって、僕の今年のオタ活は終了となりました。

(30日、31日あたり色々なイベントにムリに行こうと思えば行けなくもないが、昨年がバタバタしてた分、次の年末年始は少しゆっくり過ごしたいので・・・)

 

年始めには色々個人的なトラブルがあってブログを休止していましたが、最終的にはいい1年だったような気がします。

 

この1年、稚拙な私のブログにおつきあい下さった方、本当に、ほんとうにありがとうございました!

また来年お会いしましょう(2018年は1月始め、私立恵比寿中学の武道館から始動予定です)

2018.01.03 エビ中ライブレポ~奇跡のマスコットが最後に咲かせた大輪の愛の花(前編)

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1月3日(水曜日※お正月)私立恵比寿中学 「迎春大学芸会~forever aiai~」in 日本武道館(東京 九段下)

 

私立恵比寿中学(エビ中)を転校(卒業)するぁぃぁぃ(廣田あいかちゃん)ラストライブの現地レポ。

このライブはぁぃぁぃのラストであると同時に、ぁぃぁぃが自ら全てセルフプロデュースするらしい。

↑14時45分ごろ 遅めの現地到着。

 


↑身分証明書で認証のリストバンドを着けてもらって物販の長蛇の列に並ぶ。

 

会場のスタッフが、
「今から並ばれても開演に間に合わない可能性もございます!」

と大声で叫んでいるが、今日はひとりぼっち参戦で知り合いもいないし、他にやることもないので、並ぶだけ並んでみる。


16時の開場時刻はちょっと過ぎたが、1時間ちょい並んでの16時過ぎに物販エリアに到達。

予想通り、Tシャツはおろか、ペンライトも何も残ってない。


並び始めの時には推しの(星名)美怜ちゃんのラバーキーホルダーだけが売れ残っていた(なんでだろう?ww)

 

のでワンチャン買えるかな?って思っていたが、到達したときはそれも売り切れ。

自分、考えが甘かった。


パンフレットを買うのが目的だったのでまあそれが買えればOK。

ついでに、

美怜ちゃんいつもそばにいてね(シンガロンシンガソンver)キーホルダーと、エビフライアイロンワッペンとメモリアルフォトフレームを買ってしまった(使うか分からないのに買ってしまうのは悪い癖)。

しめて8,800円也。

開演に間に合うどころかすぐ入場したら時間余ってしまった。

 

小腹が空いたので売店で唐揚げを買って食べてから

西(W)スタンドの着席指定席へ。

 

今日の席は1階席の8列目。

下手側からステージを俯瞰する形。昨年10月のももクロのファンクラブイベントの時よりはかなり見やすいが、

相変わらずここは席が狭いなぁ・・・・。

会場は8角形の8つの辺のうち5辺を最上階まで開放。アリーナと合わせてぎっしり埋まれば1万人は入る計算。

席とアリーナとの距離も近めに設定されていたんじゃないかと思うが、むしろスタンドよりアリーナ前方の端と後方だとステージがやや見にくいかもしれないな。

ステージセットは白の背景。

ステージのついたてにも、床にも、タイトルロゴの背景と一緒の派手な配色のイラストがちりばめられている。

足の生えた土星、月、流れ星・・・。

雲&虹はちょっと3Bjrっぽい。

これは廣田あいかちゃん(ぁぃぁぃ)のセンスかな?

16時59分 そのぁぃぁぃの影ナレによる注意事項説明。

会場のエビ中ファミリーがイエローグリーンのライトを点灯してテンションを上げる。

2F席までギッシリ埋まった。この日のライブの注目度がよくわかる。

17時05分 アリーナにエビ中ファミリーならおなじみのお笑い芸人

『流れ星』のちゅうえいさんが登場して場を盛り上げる。

ちゅうえいさん曰く、相方の瀧上さんは奥様と大ゲンカして、罪滅ぼしのために家族旅行で石垣島に行っているのだそう。

いや、多分ケンカなどしてないで普通にオフだと思う。エビ中ファミリーを納得させ、相方もかばうちゅうえいさんの優しさだろう。

17時10分 始業のベルが鳴り響くと、スクリーンに映像


出席番号順にメンバーが映像で登場。

各メンバーカラーでヒーローアイドルらしいカワイイ衣装。マントに出席番号と一緒の☆の数が書いてある。

まやま、とかりったん、とかひらがなで書いてある。

各メンバーが色々しゃべっているのだが、

みんななんとなくいつもとキャラが違うw

 

自然体じゃなく、作られたようなかっこつけキャラ変のセリフをしゃべっている。こういうのはいかにも学芸会らしい。


真山(りかちゃん)はなんかアニメのセリフっぽいことを言ってるが、マニアック過ぎてはっきり言って何をいっているのかわからない。

 

安本彩花ちゃんは、カッコイイ自分大好きナルシストキャラ。


(星名)美怜ちゃんは、えせセレブアイドルみたいな感じで、

「トゥデイのためにカリブから(どうのこうの・・・)」、とか

「メインディッシュはトップシークレット」、とか言ってるが、これもはっきりいって大人はわかってくれない内容w。


(柏木)ひなた(ちゃん)は敬体(ですます調)で話す優等生キャラ
ぽーちゃん(小林歌穂ちゃん)は心のゆたんぽ、とか、やさしい感じ
りったん(中山莉子ちゃん)そのまんま、りったん、って感じ。


多分アイドル好きでアイドルに造詣の深いぁぃぁぃが、この日のプロデュースで、

世に存在する様々なアイドルの形態

をエビ中メンバーに当てはめて演じさせているのだろう。

それが分かったらこちらも楽しんで乗っかるしかない。

メンバーステージに登場。

映像と同じ、アイドルらしい明るい蛍光色の衣装。
トップスは白を基調にメンバーカラーのライン。
スカートはメンバーカラーのフリフリスカート。

足首にメンバーカラーのアンクルバンド。

 

アイスト(アイドルストリート)のアイドルみたいな、いかにも、アイドルアイドルした衣装。

これもぁぃぁぃのプロデュースだろう。

「朝のチャイムが鳴りました。」

美怜ちゃんの恒例挨拶のあと、この日の主役のぁぃぁぃ
 

「絶対忘れない、最高の一日にしようね!」
と客席に声かけして、会場が盛り上がったところでライブがスタート。

M1『ポップコーントーン』
これまでライブ終盤の盛り上げどころに来ることが多かった曲なのでのっけからこのセトリは予想外で会場もテンション上がった。

メンバーのテンションもかなり高い。

初っぱななので集中力もあって、シンクロ、フォーメーションが研ぎ澄まされているのがよくわかる。

そして、後ろのセットのスクリーンのCG演出が入るのだが、このCG映像とのコラボレーションが非常に美しい。

かなり今回のCG背景は凝っていそうなので、合わせてこちらでも紹介していくことにしよう。

M2『YELL』
M1から間髪入れずにスタート。人気アゲ曲を贅沢に最初からどんどんぶち込んでくるあたり、

ぁぃぁぃキッチンのメニューは豪華。

真山の腰の回転は相変わらずキレッキレ。

背景のスクリーンの青空の映像に流れていく雲が土星や流れ星のデザインで、舞台セットの絵と同じになっているところが芸が細かい。
集団フォーメーションの途中、ちょうど降りてきたクレーンカメラにさっと目線を送るぁぃぁぃ

パっと気づいてこういう芸当が出来るのが彼女のプロたるゆえん。

ファミリーも振りコピが揃っていてスタンドからみているととても綺麗。

(映像)
ステージに実のメンバーがいるのに、なぜかスクリーン映像で同じ格好をしたメンバーが勝手きままにしゃべっている。

MCが苦手なエビ中だからかわりに映像の中でMCをやらせる、という趣向かと思ったがどうも様子が違う。


どうやら、メンバーの心の本音(ダークサイド?)が勝手にスクリーンの向こうでしゃべっている様相のようだ。


普段はアイドルアイドルを演じているが、本音はこういうヤツらなんだ、ということのようである。
安本彩花ちゃんのナルシストキャラが意外と素敵。元々女子人気の高い彼女だが、この路線に変更しても女の子のファン付きそう。


真山はどうでもいい筋肉の話を長々ずっとしてウザいww

って思ったらザクッと打ち切られた。(いつもこういう扱い w)
 

美怜ちゃんはライブ中に終わったらスイーツ(苺)を食べることばかり考えていたらしい。

うん、僕も彼女はなんとなくそうじゃないかと思ってたw(→嘘)。

へんなことばかり言ってる映像の彼女たち(虚像)に、

一生懸命否定するステージ上の彼女たち(実像)。いや、虚実は逆か?
 

 ラストに映像上のぁぃぁぃが、アップになる。

「今のは忘れて!?これは嘘の映像。最強のアイドルの姿を見せるからね~」
と、客席の方を向いてアナウンスしてごまかすが、この裏映像があながち本当っぽいから笑える。


この日のライブは、こういうディズニーランドの映像アトラクション(あるいは博物館のミニシアター上映)みたいな感じで、

映像上の人物が客席に語りかける感じでずっと進んでいくのかも知れないな。

 

自分達の映像とコラボする、っていう形はりったんの生誕祭で見たことがあるけど、

ライブMCでやるのは斬新で面白いアイデア。

M3『きっとインフィニティー!』
アイドルヒーロー劇中劇の主題歌なので、今日の衣装にぴったり。

(自由な曲なのは実にエビ中的であるのだが、個人的にはエビ中メンバーの声質とあわないと感じるのであまり好きじゃない曲の一つ。)
後半はりったんの見せ場あり。

ラストの決めポーズ、ぽーちゃんだけが片脚で静止しなきゃいけないんだけど、あれって意外と大変じゃないかな。

M4『EBINOMICS』
背景のCG映像はミラーボール。いかにも藤井校長が好みそうなパワフルディスコソング。

スピーディなダンスがカッコイイ。新シングルのカップリングだけど、校長先生はエビ中にこういう曲をやらせたいんだろう、っていうのが伝わってくる。美怜ちゃんがオリヴィア。

M5『売れたいエモーション!』
M4のラストが美怜ちゃんで、M5も引き続き美怜ちゃんからスタート。

今日の美怜ちゃん張り切ってるな~。

アリーナのウェイブが見事に決まった。すばらしい眺め。

パートは生歌じゃなくかぶせだったと思う。

長丁場でぁぃぁぃ以外は翌日もあるわけですから体力温存は当然かな。

M6『全力☆ランナー』
校長先生が一番好きだ、というフォーメーションと振り付けが美しい。相変わらず疾走感が素晴らしい。背景CGも青いラインが疾走して曲の雰囲気とぴったり。水鳥パート、7人の円陣回転は見納めなんだなぁ・・・と思ってしっかり目に焼き付けた。

M7『フユコイ』
ここでこの日の初バラード。ずっと全力だったからいい頃合いかも。

会場に散る粉雪。

背景CGはしずかに降る粉雪から雪の結晶、そして最後は氷の塊に。

2番の振り付けリレーの時は、いつもと違って?リレー前後の人がやって余韻を残す感じ(前からこうだったかも?)

M8『なないろ』
七人で歌う最後のなないろ。

メンバー全員が笑顔、笑顔。昨春ツアーファイナルの涙涙のなないろ、とは大きく違う。

ぁぃぁぃがとても楽しそうに魅せている。

大切に、そして完璧に、踊っている感じ。
 

「♪君の名前呼んだよ~」

と彼女に呼ばれるのも、これが最後か・・・
 

背景CGは抜けるような青空、そして、最後に左右に大きな虹虹がかかった。MVと一緒だね。


そして、曲終了時。

スクリーンはぁぃぁぃの掲げた右手の指先のアップ。

その指し示す先はどこにつながっていくんだろう・・・。

素晴らしい演出。これはちょっと泣ける。

余韻を残しながら会場暗転。

 

メンバーは暗闇の中に縦一列に整列。時間をかけて・・・

M9『感情電車』
の発車。

春ツアーファイナルと同じセトリ並び。

アカン、これは涙腺ゆるむヤツや・・・。


背景CGはレール、色々な電車車両が連結して環状に回る楽しい映像。

僕は鉄オタじゃないからよく分からないけど、ぁぃぁぃは全部何線かわかるんだろうな。

歌はリップシングだったが、表情とダンスをより魅せることに注力。

本当に楽しい。でも目頭が熱くなる、なんでだろう?

(映像)
またメンバーたちが映像でしゃべり始める。
「ここまで『アイドル』らしくやってきたけど・・・・今、なんか、大切なことに気づいた気がする・・・。」
「このままだと、不完全燃焼だよね。」
とメンバーたち。

 

何?一体何がはじまるの?
 

ここからまた、ディズニーアトラクション映像みたいな客席への語りかけがスタート

皆さんにとって、エビ中とは、どんなグループだと思いますか?

どんなエビ中が好きですか?

の激論に入っていく。


りったん「中学生みたいなエビ中!」
美怜「カワイイエビ中!」
真山「カッコイイエビ中!」
ひなた「おバカなエビ中!」
彩花「面白い『私』!(まだ自分のことばかり言ってるナル彩に会場爆笑)

ぁぃぁぃ「こんなエビ中に、拍手!!パチパチ

彩花(正気に戻って)「でも、私たち、ちょっと甘やかされてるような気がするんだよね。」
ぽー「うん、これからも、甘えていきましょう!!」

ぁぃぁぃ「何でもOKなエビ中!」

りったん(いつものように、興奮するとキレ気味ww)

「で、これからが、本番!」(会場どよめき)

ぁぃぁぃ「これまでの中に、皆さんが好きなエビ中がありましたか?みんなの中に、人それぞれ、思い思いのエビ中があるんだと思います。これまでは、アイドルらしいエビ中をやってきたけど、ここからが本当の最強のアイドル、エビ中ですよ!『伝説の時』を、しっかり目に焼き付けてね!!」

(↑長文だったのでうろおぼえだけど、大体意味はあってると思う)と。

何かが始まる・・・。

スクリーンの中で、ゆっくりと
M9.5『ebiture』
が流れ始めた。映像の中のメンバーがマントを脱ぎ捨てていく!

そして、会場内に入ってきたメンバーからも、やっぱりマントが消えている。

これまでの夢のヒーローアイドル世界から一気に地上に降り立ったようだ。
(ということで、この日は『スーパーヒーロー』はやらない、と確信。)


マントのかわりにメンバーの手にあるのは、タオル。

 

この日の特別仕様の虹色虹で扇形に広がるマント型タオルだ。

ちゃんと振り回しやすい形になっている(あのタオル、ほっしーな!)。
 

疾走感あふれる前奏がスタート。
ぁぃぁぃ「皆さん、長らくお待たせしました!本当の私立恵比寿中学です!」

の掛け声で、会場明転。

会場も何が起こるか分かったようで、興奮のるつぼ、一斉にタオルを掲げる。そう、
M10『MISSION SURVIVOR』
だ!

背景CGなし(なるほど、ファンに集中を要求する曲の時は背景がなくなるわけね。)

と、いうわけで会場の集中力も上がっていく。

 

「♪咲かせて『ぁぃぁぃ!』愛の花~」

の所は全員当然のごとく渾身のシャウト。

いいね!大盛り上がりだ。
そこから・・・・


ぁぃぁぃ「あがれど・・・あがれど・・・」
の口上が始まった。
M11『大漁恵比寿節』
だ。アゲ曲連発!

さあ、ファン人気の別れるこの曲も、いよいよこの日が聞き納めだぁ(笑)!

CG映像は富嶽三十六景、神奈川沖浪裏、っぽい波濤

客席も気張って全員ペンラで一本釣り!

中央にメンバー揃ってフォーメーションやるパターンで見るのは久しぶり。そして、この日で見納め。

M12『金八DANCE MUSIC』
たたみかけてくる!

うゎ、まだ来るか!?

って感じw。

背景CGはきらめく線とスクエア。そしてウーファ。

これ、あの歌番組のイメージだ。
 

そして、ここでエビ中ファミリーは、ぁぃぁぃの言ってた

「伝説」

の意味を知ることになる。


なんと、
「♪ポンポンポンポン、ギロッポン!」

の歌詞の全ての「ポン」に合わせて、テープキャノンが連続炸裂したのだ。


これには震えた。

っていうか、あれ(キャノン)ってこんなに連発できるんだ

って初めて知った(相当カネかかってんだろうねぇ・・・)。
7色?8色?のテープがアリーナに降り注ぐ。

アリーナの中央あたりのファン、テープかぶりまくってアフロみたくなってる人が続出w

アゲ曲3連発&ポンポンポンに会場の興奮さめやらぬ中、ここでメンバー4人退場。

ステージ上にぁぃぁぃひなた彩花の中7トリオが残された。
 

この日初「生」MC(笑)

彩花「やっと今日初めてしゃべれたね(会場笑)。進んでいかなきゃ、ここから盛り上がらなきゃって感じだね」
ぁぃぁぃ「もういらない、ってくらい、ポンポンぶっ放したねぇ・・(会場笑)

そして、おもむろに・・・
ひなた「えっと・・・ここからかなり、激しくなるわけです・・・(笑)。(会場まじかよ、のどよめき)

ぁぃぁぃ「みなさん、心の整理は、出来てますか?」(会場どよめき)
ひなた「皆さん、ついてこれますか?」
ぁぃぁぃ「次の曲は、今日このメンバー(3人)で歌わないと絶対に後悔すると思った曲。」
(会場察し)
ぁぃぁぃ「この曲を歌っていた時の私たちは最強だ!ってバカみたく思ってた。」
彩花「あのときは中3だった私たち、今は中学7年生になっちゃったけど」
(会場察し)
ひなた「中学生でいる限り、まだまだ暴れさせていただきます!」

M13『いつかのメイドインジャピャ~ン』
くっつきブンブン再結成。上手端、下手端、中央。ステージ狭しと走り回る3人。

そして、背景スクリーンには過去のSSA、ファミえんの映像。

くっつきブンブンは、あのときからいつも走り回っていた。
 

もちろん、そこには、りななんが・・・、いる。
そして、りななんパートが、かぶせで入る。
そして、僕が・・・ここで、泣く

会場、黄緑オレンジ、そして、のペンラが綺麗に点灯。

りななん「♪一寸先は闇!」
(違う、そうじゃないんだ!)
と、僕がまた、泣く。

M14『HOT UP!』
休憩していた4人合流。生歌で聞かせるメンバー。

ここからいよいよロックアーチストゾーン突入かな。

CG映像は赤を基調とした細胞内小器官(ゴルジ体)みたいな映像。

うーん、ロックだ・・・。

M15『サドンデス』
うわ、やっぱりロックゾーンだった。
ぁぃぁぃに花を持たせないで勝っちゃう掟破りの美怜ぁぃぁぃ泣きじゃくる。

からの褒め殺しで少しずつぁぃぁぃ復活ダンスサドンデス。

『オィ!オィ!』のかわりに『ぁぃ!ぁぃ!』って言え

って客席に要求してくる真山
なんじゃこの展開(笑)

 

毎回よく考えるな・・・詳しくはWebで、じゃなかった、黒虎ページで。

 

未来に幸あれ!私立恵比寿中学!

(MC)~フリートーク
 

ありのままの、トーク。
 

gdgdな、トーク。
 

今のメンバー7人は、ゴリラ会、という会を結成している、と唐突な話がスタート。

なぜゴリラなのか、と、耳を澄ませて聞くが、ずっと聞いててもあの子達の話は、

頭の悪い僕にはよくわからない。

会場もちょっぴり置いてかれ気味。

 

ラインメンバーで連絡を取るに当たり、どうやらそういう愛称を付けておかないと

「エビ中なにがし~」のグループ

ばっかりになって誤爆が生じるから、らしい。

で、ぁぃぁぃが抜けたら、残り6名は「ウータン会」になるのだとか・・・。
(なんでこんな話をしだしたのかよく分からなかったが、その理由は後になって判明する。)

りったん(キレ気味に)

「はい、ぁぃぁぃがゴリラ会の主、ってことでこの話は終わり!」

と強引にMCを打ち切る。
「ここから後半戦!」
「楽しまなきゃソンするよ!」
「楽しんでるかーい!」

の煽りと共に、ライブは後半戦へ。

 

当記事も(後編)に続く。


2018.01.03 エビ中ライブレポ~奇跡のマスコットが最後に咲かせた大輪の愛の花(後編)

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(前編)からの続きです。そちらを先にお読み下さい。

 

エビ中ぁぃぁぃプロデュースのライブ、後半戦へ突入。

M16『ちちんぷい』
ステージ前方で端から端まで横一列に広がるメンバー。歌はリップシング。

M17『CHAN-CHARA-CHAN』
りったんの大げさな振りが面白い。歌はリップシング。

M18『幸せの貼り紙はいつも背中に』
この曲が来ると色々な思いがよぎるからしんみりする。

CG映像は花火のように回るメリーゴーランド、いい映像。

7人verを見るのは見納め。

りななんのパートは

「エビ中の曲の中でこの曲が一番好きだ」、という真山が担当。

全員が寝転ぶところで、ぁぃぁぃを枕にして横たわる真山

わちゃわちゃの所で、ぁぃぁぃ美怜ちゃんが抱き合って笑いあってる。

I'm satisfied with me. 胸いっぱい。

(映像MC)
エビ中の良いところ、を言っていく映像メンバーたち。
「一緒にいると楽しいところ」
「わちゃわちゃなところ」
「ゆるいところ」

で、映像美怜

「ゴリラ会で盛り上がるところ!」
って内輪の話をしてるし・・・w

(だから、さっきMCで無理矢理ゴリラ会の話したんだね、これやらないとわかんないもんね)


「問題が起こったらみんなで一緒に解決するところ」

(うんうんそうだね美怜ちゃんw)
 

「エビ中ファミリーが仲良しなところ」

(僕たち、とあることであやうく最近ケンカしそうになったけどね美怜ちゃんww)
 

なんて、ちょっぴり複雑な気持ちでハラハラドキドキしながらみていたけど・・・最後に
映像ぁぃぁぃ

「真っ直ぐなところ!」
からの・・・
M19『まっすぐ』
でやっぱ感動させられてしまったわけです。

多分エビ中ファミリーはチョロいやめられないんだろう。
 

またスキャンダル、嘘つきな大人にはなりたくない。
 

だけど、僕はここでもう吹っ切れた。何があっても星名美怜を推していく。
ライブ前半、ここまで心の片隅にわずかにひっかかるような、

複雑な気持ちがあった自分であったが、

この『まっすぐ』で、なにかが開放されてはじめて素直に聴けたような気がする。

 

背景CG映像は下から上へまっすぐ立ちのぼっていく「キラキラのしずく」。
ぁぃぁぃの万感のソロが、会場に響き渡った。


M20『靴紐とファンファーレ』
ようやく素直な気持ちになれた自分、ライブにどんどんのめり込んでいきます。

さあ、進もう、歌おう、祝おう!
心の凝りもほぐれた自分。

ここからいつものブログどおりの敬体文(です、ます調)で書いていきます。

CG映像はなし。やっぱり集中して聴かせたい曲では映像なし。

照明ワーク、メンバーのパフォーマンス、タッチ、ハートの指のサイン、すべてが素晴らしく、まぶしい。

 

新しい旅、祝福のファンファーレ。

M21『お願いジーザス』
照明ワークが秀逸。スモークに降り注ぐ後光のようなライトを演出したり、バックライトで逆光を演出しています。GJ

これ、ぁぃぁぃのスカートにだけ、照明を絞ってあてて黄緑の蛍光を目立たせてる?いや、オーラなのかな?!

美怜「♪やっちゃった、またやっちゃった!」
うん、そうだったねw

「♪いいたいことは山ほどあるけど」、おおらかな気持ちの今の自分です。全てを赦せる。
素晴らしい演奏に、会場に終わった後静かな拍手が鳴り響きました。

(MC)
歌穂「本日の学芸会、どうでしたか~」
彩花「今日の公演は、ぁぃぁぃらしさ全開でしたね。さすがぁぃぁぃ、私たちのことをよくわかってらっしゃる。」
ひなた「エビ中のぁぃぁぃだから、こんな素敵な公演が出来たんだよね。」
と、ファンの気持ちを代弁するメンバー。

そして、
ぁぃぁぃ

「黄緑色のライトを見られるのも、最後だね・・・」

とつぶやくと・・・

察した会場が一斉にペンラを黄緑色に切り替えます。イエローグリーンの海に満足そうなぁぃぁぃ

ぁぃぁぃ「最後はこの曲たちをやってお別れとしたい、締めたいと思います」
楽しかったライブもいよいよ大詰めです。

M22『大人はわかってくれない』
CG映像なし。またもやバックライトの照明ワークだけ。これが素晴らしい。

一列に並んだメンバーを後ろから照らしている。

中央で激しく踊るぁぃぁぃにどうしても目が行く。

M23『放課後ゲタ箱ロッケンロールMX』
炎のCG映像。
真山「8年間一緒にアリガトヨ!どこにいたって、ぁぃぁぃは一緒だゼ!」
の果たし状のセリフがカッコイイ。
それに応えるかのように片手ロンダートを華麗に決めるぁぃぁぃ

あれも、これも見納めっていうのが多すぎちゃってもう・・・(涙)

ぁぃぁぃ「♪いつでも最強!」、オイ!オイ!オイ!
りったん「♪今からも最強一番!」、オイ!オイ!オイ!
ひなた「武道館!」オイ!オイ!オイ!
彩花「ありがとう!」オイ!オイ!オイ!

赤いライトの中全員黙って退出。

本編終了です。時刻19時25分(本編2時間20分)
(当然アンコール予定要求)

一面黄緑色のペンラの波。

客席のアンコールの声も普段より若干High BPM気味。

それだけぁぃぁぃの早くの再登場を願っている、という気持ちの表れでしょうか。

19時32分 メンバー再登場
EN1『シンガロン・シンガソン』
ここで入れてきましたね。

歌詞に今のメンバーとファンの気持ちが全部詰まっている曲。

整列してるんですけど、メンバーたちが比較的自由に動く感じで、リラックスして楽しんでいるのが伝わってきます。

ファンの中ではこの曲は微妙、っていう人が多いようですが、このところずっと大事な所で演奏されているので、現メンバーたちはこの曲が多分好きなんだと思う。

僕もこの曲は大好きですね。CG映像はカラフルポップな感じ。

EN2『えびぞりダイアモンド!!』
開場前に音漏れしてたし、ぁぃぁぃのラストなんで絶対にこの曲はやることは分かってましたが、やっぱりアンコールで来ましたね。CG映像はくるくる回転するダイヤモンド。最後は7色に。
エビ中ファミリー渾身の
「♪ぁーぃぁぃ、ぁぃぁぃぁぃぁぃ」
はあまり声を出さず静かに聴いていることが多かった着席指定のみんなもコール。この日一番の音量でした。

パンパンパパパンの手拍子のところでは、古参ファミリー同士でハイタッチしてる方がいて、なんかいいな、って思いました。
ラストのぁぃぁぃの「ダイアモンド」、のセリフところ、耳を澄ますファミリーに
ぁぃぁぃ「ずっと幸せでいてね!」
って語りかけたので、会場大盛り上がり、でした。

EN3『ラブリースマイリーベイビー』
また、「ぁーぃぁぃ!」コール!

ステージ中央前方に腰掛けて歌うぁぃぁぃ

あちこちのカメラにそれぞれ目線を送るメンバー。

客席にあいさつするメンバー。

好きに移動するメンバー。

わちゃわちゃするメンバー。

全然振り付けもフォーメーションも関係ない。

ハートハートが溢れる背景CG、そして、またテープキャノン!

「湿っぽいのは似合わない、こういう終わり方がいいよね」

っていう最高の演出でした。ぁぃぁぃGJ!

(アンコールMC要旨)
ぁぃぁぃ「今日の学芸会、いかがだったでしょうか?かしこまったり、とばしたり、ついていくのが大変だったと思います。お疲れ様でした。来てくれてありがとうございました。18歳の私に武道館の演出を全部まかせてくれるエビ中運営もどうかと思うんですけど(笑)、皆さんがにこやかな表情で見てくれてる感じで良かったです。メンバーの皆さんに感想を聞いてみましょう。美怜ちゃんどうでしたか?」

美怜「全部で27曲くらいやったと思うんですけど、全部があっという間に終わっちゃって、こんなに一瞬に感じたのは、初めてっていうくらい一瞬でした。」

などとそれぞれ感想を言い合って感謝の気持ちを伝えたあと
ひなた「本日は私立恵比寿中学迎春大学芸会、~forever aiai~にお越し下さいまして、本当に本当に、ありがとうございました。」
からの

美怜ちゃん「ごきげんよう~」の挨拶で19時49分、アンコール終了。

しかし、会場は暗転したまま。

もちろんこれはダブルアンコール要求と判断。誰一人として席を立ちません。

そして、アンコールに応えて今度はすぐ再登場したメンバー。
ぁぃぁぃ「本当に最後の曲だよ!みんな悔いがないように楽しんで帰ってね!」
の煽りとともにこの日二度目の
WEN1『シンガロン・シンガソン』
演奏。

背景センタースクリーンはぁぃぁぃ一人を写しだしました。

彼女最後の勇姿を目に焼き付けようとするエビ中ファミリー。

ぁぃぁぃ、ずっと封印していた憑依ダンス披露。

髪の毛がバラバラにばらけて髪飾りに絡む、かつてのスタイルをみせてくれました。

誰よりも深く蹲踞するぁぃぁぃ。最高のパフォーマンスをありがとう!

全演奏終了。


いよいよエビ中のぁぃぁぃとのお別れの時がやってきました。
会場は明転。

ステージ上のぁぃぁぃから、会場の全員のファミリーの表情が見える状況に・・・。
 

真山が泣いています。でも、メンバーにからかわれると、
「水という『命の起源』を飲み過ぎたみたい」
と、この日の映像の訳の分からんアニメキャラを引き合いに出して笑いをさそいます。
 

4年前の武道館の時の彼女の涙とはちょっぴり違う、爽やかな涙。

「最後の曲が終わってしまった・・・」

とポツリとつぶやくぁぃぁぃ

そして、最後の、本当の最後の挨拶が始まったのでした。

この内容に関しては終演後すぐツイッターに上げたところ、おかげさまで沢山の方からの反響がありました。

「黄緑すぎて読む気が失せる」(→ってリプしてきたしゃちオタの方。ごめんなさい、それは自分もちょっぴり思って黒にしようか悩んだけど、結局黄緑にしちゃいました)というお叱りの声もありましたが、ほとんどの方から好評をいただきました。

この場を借りてお礼を申し上げます。

(あと、「コイツ絶対録音してるだろ」といういわれのない中傷がありましたが、僕のブログの読者の方なら、そんなことやってないのは分かっていただけますよね~)

ここに再掲します。


迎春大学芸会~forever aiai~ぁぃぁぃラスト挨拶要旨

私のアイドルとしてのステージもこれで最後、ということで・・・あ、これ、いわゆる話すヤツだ(笑)・・・。「廣田は話が長い」って言われるので、サクッと終わらせます。簡潔に伝えたいことを伝えようと思います(笑)。

中学校マイナス1年(小6)の時に転入して、中7の冬まで、8年近くアイドルという職業をやらせてもらいました。皆様に支えられてここまで来られたというしかありません。皆様が応援してくれたからここまで楽しくやってくることが出来ました。女の子の集団のいわゆる『フリーダムな』空間の中でそんなに長く続けられるとは思ってなかったが、(実際やってみると)そんなに長いとは感じませんでした。どうしてかというと、アイドルという職業は、その場その場の皆様の熱い思いが届く特別な職業で、そして他方では、こちらの想いも沢山伝えることができた。こんな経験は他の職業だったら出来なかったんじゃないかと思うんです。
(これから自分が抜けて6人体制のエビ中となるが)本当にこの6人は、自分のカワイさに気づいてないなって思います(笑)。せっかくアイドルという職業をやっているのに、自分の良さに気づいてない、出し切れてないって思うんですよ(笑)。

私はこの6人のカワイさを世界で一番よく知っている人間です。これをどうにかして皆さんに伝えたいと(今回の公演をプロデュースして)、私なりにそれを形に出来たんじゃないかと思っています。私がエビ中にいて、ずっとやりたい、やってみたいと思ったことを今日全て実現出来たことが嬉しいです。


私は元々集団でいるのが苦手な人間なのですが、このメンバーと一緒だったからやり抜けた。この公演で皆さんに、きっとこのメンバーの新たな魅力を知って貰えるんじゃないか、との思いでやってきましたが、今日(客席の)皆さんの笑顔を見ていると、それが皆さんにも伝わっていると思えて、今日という一日を楽しく過ごせました。

これから私は、自分のやりたいことに向かって歩いて行きますが、私は常々、私のファンに、私が居なくなったら推し変するよう、『推し変のススメ』をしています。
他のメンバーの魅力を知って気づいて、私の事を忘れるくらい、この6人を応援してもらいたい気持ちでいっぱいです。これからも私立恵比寿中学をよろしくお願いします。


(これから何をやるか、は全く決まっていないけれど)多分インスタグラムは続けていると思うんで、もし、寂しいな、と、思ったらインスタをのぞいてみて下さい。
私はこれから、自分の「トキメキ」に向かって一所懸命に走っていこうと思います。
自分は自分らしく、皆さんも皆さんらしく、(お互い)夢を応援して、幸せに向かっていきましょう。皆さんも幸せになって下さい。
廣田あいかでした!


最後はちょっぴり涙声になっていましたが、しっかりとした自分の言葉で自分の想いをきちんと伝えたぁぃぁぃは最後まで『プロ』、でした。

自分のことよりも、抜けた後の他のメンバーの先のことを心配してエールを送っていたのが、いかにもぁぃぁぃらしいな、って思いました。

そして、ぁぃぁぃは、ここから残り6人になるエビ中を代表してひなたちゃん

『これからの意気込み』、を尋ねるものの、ひなた大泣きでしばししゃべれず。

客席に背を向けて泣くひなたのまわりをぁぃぁぃがおどけて回り始め、

おかしくなって笑いはじめ、涙がひっこんで、ひなたようやくしゃべれるようになりました。

ひなた「『6人のエビ中』っていうのは想像がつかないけど、これからもエビ中は変わらないし、(ぁぃぁぃがいなくなっても)少しずつ成長して行ける部分もあると思います。ファンの皆さんに楽しんでもらうのが一番。この6人でファンを笑顔にしていきたいです。」
真山「でもさー、6人でぁぃぁぃというツッコミ役がいなくなると、ボケボケになっちゃうのが一番心配だよね~」(会場笑)
彩花「あのー、(MCの)私が脱線したとき、誰が修正してくれるんでしょうか??」(会場笑)
ぽー「不安じゃないし!」
ってみんなが思い思いのことを言って、

希望と夢に満ちあふれた、最後はエビ中らしい、楽しい雰囲気で迎春大学芸会1日目は幕を閉じたのでした。

ぁぃぁぃ「またどこかで会おうね!!」
会場、割れんばかりの拍手。
(ライブ終了21時15分)

 

(セットリスト)
M1『ポップコーントーン』
M2『YELL』

M3『きっとインフィニティー!』

M4『EBINOMICS』

M5『売れたいエモーション!』

M6『全力☆ランナー』

M7『フユコイ』

M8『なないろ』

M9『感情電車』

M9.5『ebiture』

M10『MISSION SURVIVOR』

M11『大漁恵比寿節』

M12『金八DANCE MUSIC』

M13『いつかのメイドインジャピャ~ン』

M14『HOT UP!』

M15『サドンデス』

M16『ちちんぷい』
M17『CHAN-CHARA-CHAN』

M18『幸せの貼り紙はいつも背中に』

M19『まっすぐ』

M20『靴紐とファンファーレ』

M21『お願いジーザス』

M22『大人はわかってくれない』

M23『放課後ゲタ箱ロッケンロールMX』

EN1『シンガロン・シンガソン』

EN2『えびぞりダイアモンド!!』

EN3『ラブリースマイリーベイビー』

WEN1『シンガロン・シンガソン』

 

(感想)

彩花ちゃんも言っていましたが、湿っぽい雰囲気のない、ぁぃぁぃらしさに溢れた素晴らしい大学芸会でした。やはり自らがドルオタを公言するだけあって、ぁぃぁぃのアイドルを見る目は確かで、プロデュース力は相当のものがある。

いずれはプロデューサーに転身したらいいんじゃないか、なんて思ってしまったりもしました。


実は正直自分、年末の時には、自分も、この1月3,4日の両日公演が楽しめるのか、結構不安だったんですね。


それはやっぱり文春砲に撮られちゃった推しの星名美怜ちゃんのこと。

運営が何にも発信しない(なかったことにしてるんじゃないか)

っていうのが心にひっかかっていた、っていう部分があったんです。

 

でもね、あの『まっすぐ』のところの、ぁぃぁぃの曇りのないラストの声の伸びが、なんかそういうモヤモヤを、全部取っ払ってくれたっていうか、自分を良い感じで「まっすぐ」にさせてくれた。

これは彼女に感謝したい。
 

関わり方は少し変わっていくかもしれませんけど、おかげで美怜ちゃんの推しを続けて行けそうです。
 

廣田あいかさん。

エビ中そのもの、ともいえる偉大な出席番号6番の一所懸命な女の子。


僕はほとんど接触したこともないし、話したことはありません。

 

でも、常にブログでは彼女のことをとりあげて注目してきました。それくらい彼女の存在は大きかった。
 

特徴のある話し声と、ギャップのあるパワフルな歌声。

もう明日から聴けなくなってしまいます。
 

彼女が抜けてしまうのは確かに寂しいしグループにとっても痛手ではあるでしょう。

 

でも、彼女がラストで言っていたように、

残されたメンバーたち6人にはみんなそれぞれの魅力がある

っていうことが彼女のプロデュース公演によってなんとなく再確認できました。

 

6番推しの人たちは、ちゃんと「推し変のススメ」、を守るのかな。

これからの6名でどういう形でやっていくのか、やっていけるのか、については、もちろん翌日4日のライブを見て判断、っていう思いはあるものの、

この日のライブを見終わった時点でかなり大丈夫なんじゃないか、絶対6人で凄いものを出してくるんじゃないか、っていう確信めいたものがありましたね。

晴れ晴れとした気持ちで帰路についた私です。

以上、1月3日エビ中大学芸会の詳細レポートをお送りしました。

 

前後編にわたる長丁場、最後までおつきあい下さいましてどうもありがとうございました。

医療業界の正月明けは忙しい(笑)。

翌日4日のレポートは少し遅くなるかもしれませんけど、必ず上げる予定ですので、

お待ちになって下さいね。

あ、言い忘れてました。

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします

(この項終わり)

2018.01.04 エビ中6名新体制ライブ詳細レポ~私立恵比寿中学の誇りと響と革命~(前編)

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 1月4日(木曜日)私立恵比寿中学 「迎春大学芸会~ebichu pride~」in 日本武道館(東京 九段下)

 

前日(1月3日)に引き続き、私立恵比寿中学(エビ中)の武道館でのライブの2日目を観覧しました。

 

前日にメンバー廣田あいかちゃん(ぁぃぁぃ)が転校(=卒業)し、この2日目はエビ中6人体制での初の公演となります。


長きにわたりパフォーマンスの中心を担ってきた主力メンバーがいなくなって、果たしてどこまでやれるのか?


7人→6人ということで、同じ楽曲であっても昨日の今日でフォーメーションを大幅に変えなくてはならないが、やれるのか?


そして、何よりも、この日の公演で、ファン(エビ中ファミリー)をつなぎ止めることが出来るのか?


昨年2017年という年は、彼女たちにとって色々逆風となる出来事が起こった。

今までエビ中のライブは「学芸会」などというゆるい呼称を使ってきて、ファンもある程度温かく許容してきた部分がありました。

 

しかし、今回ばかりはそうはいかない。

 

ぁぃぁぃの転校ばかりでない、ファンの多くの人は、

エビ中を応援し続ける自信が揺らぎ、不安のまっただ中にいる。

そんな中で、もしもこの日

運営とメンバーが凡庸なものを出してくる

ようなら、

その時点でエビ中は「終わる」

恐れがある。ここまで積み上げてきた物を全て失うことだってあり得る。

まさに
『勝負の分かれ目』
この日の公演は、

エビ中ファンとメンバーとの、お互い『Pride=誇り』をかけての覚悟の戦い、

と言っても過言ではないでしょう。

↑この日、僕は仕事始め。職場を30分早退させてもらって開演前ギリギリに飛び込みました。

 

戦い、と表現しましたが、決して大げさではなく、会場においても、これまでのエビ中ライブの開演前とは、どことなく雰囲気の違う、今までにないぴりぴりとしたムードが漂っているように感じます。

 

この日の席は1Fの東(E)の5列目(E)の着席指定、でした。

 

ここからですとステージの上手横から見下ろす感じ。前日よりも角度がないけれど、ステージにのかなり近くになるので、メンバーが側にくれば表情までよく見えるであろう席、でした。

↑ステージセットは前日のポップでkawaii絵柄とロゴとは打ってかわって、

一面黒の背景に白い文字のイタリックで「Pride」と書かれています。

 

しかし下にかかれた文字はすべて反転している。

白と黒。

ポジとネガ。

表と裏。


18時。

今まで8年にわたり彼女たちが築き上げてきたパラダイムを反転させるかもしれない、

まさにターニングポイントといえるライブの幕が開けました。


始業のベルが鳴ると、映像。

メンバーたちのライブに臨む心境のV、が流れていきます。


真山(りかちゃん)
「自分らしさ、大切なものを失わずに、前に進んでいきたい」
 

(柏木)ひなた(ちゃん)
「6人でしか出来ないエビ中を見せたい。不安でドキドキだけど、楽しみもある」


りったん(中山莉子ちゃん)
「『6人』VS『観に来てくれた人』だと思う。」

 

(星名)美怜ちゃん
「6人のメンバー色を出したい」
 

ぽー(小林歌穂)ちゃん
「良い意味で『かわらない』でやることでみんな安心できるんじゃないかな」
 

(安本)彩花ちゃん
「これまでエビ中はいろいろなことを経験してきたからこそ伝えられるものがあると思う。エビ中をやってきて感じたこと、他の人にそれを分かってもらえれば」
 

美怜ちゃん
「ファミリーも時代によって色が変わっていると思うけれど、その時その時に一回でも見てくれた人には、ずっとエビ中を応援してもらおうと思っている。どんなときでもその日に見に来てくれた人の心を元気にできるようなライブをしていきたい」
 

ぽーちゃん
「言葉より先に、パフォーマンスで伝える。6人のライブパフォーマンスで引っ張っていく」
 

彩花ちゃん
今日のパフォーマンスで『ジャッジ』して欲しい!それで『もうエビ中は追いかけていけない』、ということなのであれば、私はそれでいいと思う。今日のパフォーマンスをみてから決めて欲しい
 

真山
「最初から続けてきた人間として、ハッキリといいたいことがある。それは、エビ中は『真山』だぞ!っていうこと
(会場笑)8年続けてんのにまだまだひよっ子だけど、エビ中は『真山』なんですよ!」

「We are!エビ中!一曲!入魂!ファイト!」
会場裏で、メンバー6人の開演前の元気な掛け声が響きわたりました。
 

M0『ebiture』
ステージ上に登場するメンバー。
金色のカーテンを切り取って作ったようなワンピース。のベルト、黒のブーツ。髪には全員のワンポイントをつけている。

 

真山がポニーテールに赤のリボン彩花ちゃん赤のカチューシャ美怜ちゃんぽーちゃん赤のベレーひなたが右側に赤リボンりったんがツインテ両側に赤リボン。


デザインはシンプルだけど豪華な感じもあって、動きやすそうな衣装です。


センタースクリーンのCG映像で沢山の3,5,7,10,11,12の数字がめまぐるしく明滅。そこに6の数字はありません。

どこかの街中のビルのような背景。最上階にエビのネオン。

路地裏から見上げたような景色で、そこからの再スタート、といった趣。

次がこの日の本編第一曲目。今までとは異なるロックアレンジな前奏が流れてからの
M1『シンガロン・シンガソン』
でした。昨日7人ver.でライブのラストに演奏した曲。

ファンの脳裏にまだその印象が残っている中でそれを一気に破壊・再生すべく6人ver.を出してくる演出でしょうか。


△△の形、〓の形、横一列、

などとめまぐるしく入れ替わるメンバー。
 

歌詞が楽しい曲なハズなのですが、昨日のラストの自由な感じと全く様相が違う。

メンバーは前日と同じ笑顔で歌っているのに、どことなく、ひりつくような感じが見る者に伝わってきてゾクゾクする。

 

同じ印象をもった人は多かったのでは・・・?

楽曲が終わっても、ダンスを継続するメンバー。

 

そう、エビ中のお家芸であるメドレー形式でのパフォーマンスを出してきました。勝負をかけてきたな。


メンバーは勢いと集中力を止めないまま、背景が一気に青空空に変わり、
M2『YELL』
をスタートさせます。自分もうこの時点でちょっぴりウルウルきちゃいましたが、M1、M2とあまりフォーメーション自体は複雑ではない曲ではあるので、真価は後、と思いなおしました。


メドレーは継続。サイレンが鳴り渡って
M3『Go!Go!Here We Go!ロック・リー』
に。

4年前のここ武道館で瞬間最大風速11人で踊った楽曲をこの日は6人で。

でもパワーはあのときと負けていなかった。彩花ちゃんの千年殺しパートも板に付いてきた感じ。


M4『エビ中一週間』
先述の4年前の武道館で真っ先にやったのが懐かしく思い出される。まだエビ中というグループが未成熟だったときに歌われていた曲なので、曲自体はメンバーパートも歌いっぱなしのとっちらかった曲なのだけれど、あえて入れてきた、という感じ。

M3M4の古参のファンへアピールは大きかったんじゃないかな。

フォーメーションがしっかりと出来ていたと思う。
 

(MC)~自己紹介。
「朝のチャイムが鳴りました」からの自己紹介タイム。
りったん「始まったぞー!!」
ぽーちゃん「6人(体制)の一発目のライブだ。エビ中史上最高の盛り上がりにしましょう。」
などと普通に始まった自己紹介だったが、

ここで衝撃の事件が起こる。
 

なんと、星名美怜ちゃんの自己紹介が変わったのである。

これまでの

「360°どこからみてもアイドル!」

から
「エビ中のイマドキ革命ガール!星名美怜でーす!!」
ファン、苦笑い(^~^)www
これをきっかけに一気にMCはカオスな展開に。


真山の自己紹介で、真山は運営に許可をとって公式に(うっすらと)茶髪にしたことが報告されました。

 

そこから真山

「誰かとはいわないが、運営に断りを入れずに勝手に(非公式に)茶髪にしてしまった人がいる」

ということを曝露。

 

それって、一人しかいないじゃんww
しかし、
「『非公式』の方が『公式』より人気があるんだもん!あの『ふなっしー』ふなっしーだってそうじゃん!」

と意味不明の開き直り抗弁をする星名美怜www
 

「美怜ちゃんは『革命』だから・・・・」

謎の理解を示す出来た後輩小林歌穂


彼女は確かオープニング映像でも、

「エビ中は自由すぎる美怜ちゃんがいて・・・」

と言って会場の笑いを誘っていたし、半ば諦めムードか。

ここらの会話こそが、

一連の昨年の「事件」に対するエビ中陣営の『回答』

と自分は受け取ることにしました。
(ご存じのとおり、僕は星名美怜ちゃんをずっと推してきました。

ですから、7推しとしてこの自己紹介変更の件に関しては記事の最後でもういちど触れることにするとして、今はライブレポを急ぎます。)

ぽーちゃん「皆さんエビ中のライブで、もっとわくわく、胸ずっきゅんずっきゅんしたいですよね。」

からの
M5『未確認中学生X』
オープニングの『ツァラトゥストラ』はスキップ。

メンバー一応ラストにイカの形を作ったが、

かつてダイオウイカだったのが、今はスルメイカ、くらいになってしまった(笑)。
新フォーメーションは頑張ってはいたものの失敗もあって、まだまだ

未完成中学生X

な感。

M6『ハイタテキ!』
昨日のライブで使われなかったのは、この曲がいわゆる「ぁぃぁぃ曲」ではない、ということもあるのでしょうね。

綿毛モフモフパートで座るのが遅れるなど、ここでも新フォーメーションにミスはあった(いや、そういう仕様なのかもしれないが)ように思える。
セトリの最初の数曲は比較的単純なフォーメーション曲だったのと集中力でカバーしていたけど、M5、M6あたりのフォーメーションダンス曲にはぎごちなさも残り、まだ新体制での弱さを露呈していると感じました。


それでも、

ここまで全編生歌で通してきて、意気込みでカバーしているので、ライブの熱は全く落ちていないのは救い。

M7『藍色のMonday』
フォーメーションや振り付けの自由度が比較的高い曲なので、これは安心して見られました。むしろ全員のパート歌唱がよかった(多分生歌)。美怜ちゃん曲で、しっかり頑張ったと思う。

コーダ(ラスサビ)からはしっかりと揃っていてビシっと締まりました。

M8『紅の詩』
名実ともにエビ中のワントップエースとなったひなたちゃんの曲であるから、多分運営もこの曲が前半のハイライトと位置づけていたと思う。

ひなたの気合いがビシビシ伝わってきたし、他メンバーもよくついて行ったな、と。

今日ここまでのライブで最高の出来と感じた。

 

見るたびに良くなっていく曲。間奏ダンスも完璧だった。

ぁぃぁぃパートは1番サビと2番は真山、3番サビはひなたがカバーしていたと思う。

(MC)

真山彩花ひなたが休憩退場し、ステージ上に美怜歌穂莉子が残る
一番心配なメンツの組み合わせですwww


美怜「ここからこのメンバーでフリートークするとなると、折角盛り上がってたライブの熱を下げちゃいそうでヤバイよね。」(会場笑)
 

歌穂「大正解!」(会場笑)
美怜「だから、企画を考えてきた。『3人で煽り対決』、っていうのをやるのはどう?」
 

歌穂「『革命』がおきるような・・・・・・w」
 

莉子「え?え?煽りってなんだろう??」
 

歌穂あんたがいつもやってるヤツだよ!!」(会場笑)

などと意外と面白くトークは進む。
ジャンケンで12→11→7の順で煽りをして、ファンの拍手で優勝を決めることになりました。


莉子「私には最強の武器があるもんね!」
と会場に

「惚れた!」×3連発

だんだん声を大きくレスポンスしてくることをファンに要求。

これが上手く決まって

「勝ったぞ!この対決!」

ご満悦のりったん

歌穂

「正月おもち食べたか~?」→会場「イエー!」
「初詣行ったか~?」→会場「イエー!」 
「おみくじ引いたか~?」→会場「イエー!」
私は小吉だったぞ~?→会場「イ・・・イエー??」

美怜は王道の煽り。
「ファンの皆さん、エビ中ライブ盛り上がってますかー?」
「エビ中のことが、大好きですかー?」
「エビ中の歌は、好きですかー?」
「まだまだ、盛り上がっていけますかー?」
「最後まで、楽しんでいけますかー?」


結局拍手は三者とも同じくらい?で勝負の行方はよく分からずこのコーナー終了。

そこから脈略もなく、

「ない、ない」

ぽーちゃん捜し物を始める。
何を探してるの、何かなくしちゃったの?って心配する美怜ちゃんりったん
からの
「私は姫を探しているんだ~」
で、他メンバー合流し

M9『仮契約のシンデレラ』
スタート。
ハイタテキ!同様、昨日珍しく歌われなかった定番曲を今日はしっかり入れてきた。最も歌われ慣れ親しんできた曲だけにフォーメーションも安定していたように思う。

舞踏会パートは「2×3」でメンバーを替えずに踊る。

(昔のようにズレてパートナーを変えて、っていうのはさすがにムリだよね。)

ぁぃぁぃパートは彩花ちゃんぽーちゃんがカバーしていた。

特にぽーちゃんぁぃぁぃパートの大事なところで抜擢されていて、

6人体制の今後の鍵を握るメンバー

と認識されていることがよくわかった。

M10『チャイム!』
ここでまたインディーズ時代のさわやかな旧曲を入れてきました。

旧曲だけにぁぃぁぃパートは真山ひなたのベテランでカバー。

メンバーの振り付けのシンクロが良く、クオリティを前より上げていますよ、という古参へのアピールがよく伝わってきました。

M11『なないろ』
M10からは、どうやら、『カワイイエビ中』の流れか。

6人体制で初のなないろ。

昨日やっているだけに昨日のぁぃぁぃのイメージが残っている中でどこまでやれるか、に注目していましたが、全くの別物になった、という感じもなく、普通にクオリティを維持して歌えていたので大いに満足しました。

1番のぁぃぁぃパートは真山がカバー。2番はひなたがカバーしていた。
曲の中核ともいえる大切な
「♪君の名前呼んだよ~」
のところはひなたが担当することに。

大切なサビ部分はエース登板、ということでFA?


M12『頑張ってる途中』
爽やかゾーン締めくくり、ということでレキシ池ちゃん曲連投です。
きっちりここは6人フォーメーションに変えてきました。

1番の出だしのぁぃぁぃパートはぽーちゃんがバッチリカバーして勢いをつけます。
そして、衆人注目の
「♪でも、ほら、たぶん、こっちだよ!」
は、満を持して?莉子御大が登場ww
左の壇上に昇ってメンバーを誘導。


「♪でっかいね?それは宇宙」

のセリフは革命ガールが担当。

彼女ぁぃぁぃと全く正反対の声質なので、多分ぁぃぁぃ歌パートのカバーはあまりさせない判断となったものと推測。


(MC)

真山彩花ひなたの3人が残る。


彩花ひなたさん、MCだからって、気を抜かずに大活躍してくださいよ!」
 

真山ひなたはMC中、プロ野球の結果のことばかり気にしてるからねw」
 

ひなた「いやいや今はオフシーズンですし。それに、いつでも私はエビ中のことばかり考えてますよ。」
 

彩花「じゃぁ当然、寝るときもエビ中のこと考えてますよね?」
 

ひなた「みんな、しゃべり方が変!」
 

みたいな会話の後、この3人の共通点は何か、という話題に。

3人とも「眼が大きい」ということと、「普段コンタクトをしている」という共通点を発見し、コンタクトあるある話に。

 

かつてひなたは使い捨てコンタクトを全部枕元に投げ捨てて、ベッド上にそれがいくつも散乱している状態にしていた

ことをメンバーに曝露される。
 

彩花「それでは、ライブパフォーマンスに磨きをかける私立恵比寿中学だけでお送りする、新春ドリームジャンボ大学芸会をお楽しみ下さい!」
とライブ再開。後半戦スタート。ゲストはないことも判明。

M13『あたしきっと無限ルーパー』
ここからカッコイイエビ中ゾーンか?ぁぃぁぃのパートはぽーちゃんりったんがカバー。間違ってるかもしれないが、後半はこれまでユニゾンだったところもシングルパートで歌ってた?ような気がする。彩花のフェイクが炸裂した。

M14『制服"報連相"ファンク』
りったん最前線に出てこの日初の見せ場とばかりに八面六臂の大活躍。

残り5人が二列目、三列目を前後に頻繁に入れ替わるフォーメーションに変更。

ぁぃぁぃ歌パートはぽーちゃんぁぃぁぃシャウトは美怜ちゃんが担当していたように思う。
そのまま休まず勢いそのままダンスを挟むメドレー形式
M15『EBINOMICS』
へ。冒頭、ぽーちゃんが延々と口パクでOlivia Burrellさんの物まねMC、会場の笑いを誘う。

これが意外と自然で、声質が同じな気がしてきた。

ぽーさんこれからジャマイカンとかレゲエ曲やれちゃうんじゃない?


(セリフ内容は「私がプライドだ!アナタのプライドは私の生きてる証だ!」的なことを言ってたような気もするけど、英語はよく分からないので・・・。
っていうか、この日のためにわざわざオリヴィアさんにMCをお願いして録音していたのかな??)


クラブミュージック風のアレンジ。

ぽーちゃんの口パクからの流れをくんで、ずっと生歌でやってきたメンバー、この日初めて歌はリップシング。しかし、その分

間奏から一気に超激しいダンスを披露。

メンバー、どうやら一段ギアを上げた感じ。

そして、その勢いのままステージに炎炎が噴き上がり

M16『サドンデス』
になだれ込む。

冒頭のぁぃぁぃ雷鳴パートひなたに変更。

 

6人だとダンスサドンデスがすぐ終わっちゃうな、

なんて思ってたら、ナレーションが
「安本、ギリセーフ」

なんて生き残れるバージョン初登場して笑った(これもわざわざ岡崎体育さんにお願いして録音したのか?)。
サビの満身創痍の全力エンタテインメント以降から全力の生歌で、会場感動の渦。

ここでメンバー退場。

ベルが鳴り、映像スタート。一体ここからは何が始まるのか・・・?

 

怒濤のライブは(後編)に続きます。
 

2018.01.04 エビ中6名新体制ライブ詳細レポ~私立恵比寿中学の誇りと響と革命~(後編)

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(前編)からの続きです。そちらの記事を先にお読み下さい。

 

※『サドンデス』、が終了して、メンバーが一旦退場。

ライブ後半に入る前に、スクリーン映像が始まった・・・。

 

(映像)
メンバーがボイトレをやっている。レッスン風景か?
と思ったら、断片的なメンバーのセリフがフラッシュして流れる(※一部記憶あやふやで自信なし)。
歌穂「絶望を閉じ込めて、楽しくぶっ壊す」
彩花「自分が自分であるための存在証明みたいな」
真山「キラキラしているけれど、ギラギラしてる」
美怜「スイッチ、バーンと入って・・・」
ひなた「いつまでも歌っていたいんで」
美怜「自分達で進んでいくから」
彩花周りから心配されるのは嫌なんですよ」

歌穂「光がバンバン入ってくるような、歌の世界観がある。前日(3日)よりも届けたい、っていうか届かせる。新しいスタート、進化を感じさせたい。正々堂々と力を・・・力を押してくれる曲。これからワクワクしかない。」
ここらあたりから、レコーディングをしているシーンが入りこんできて、ファンになにかにおわせるような感じが出てきました。


真山「ファミリーの皆さんの声援を吸収して、跳ね返して、バーンと何倍にもお返しする曲。何が言いたいかというと、6人になって新しいスタートの日に、新曲をやらないわけがないでしょ(会場大歓声)
と、
莉子「この曲の歌詞にまだついて行けてない自分がいる。」
 

彩花「自分が分からなくなった時に、この曲が教えてくれる気がする。間違いなくエビ中の新しい代表曲になると思う」
ここで、の爽やかな衣装にチェンジしたメンバーがゆっくりと入場してきました。


新曲の
M17『響』
が始まりました。

メンバーが映像で色々語っているので、タイトルから、

新曲はどんだけ重たい曲がくるんだろう?

って息を飲んで待ち構えてたら。

最近流行のいわゆるヴォカロ系REMIXライトポップ(?)、みたいのが来たのでちょっと拍子抜けしてしまった・・・(笑)。


『こりゃめでてぇな』

『スターダストライト』風、正統アイドルバージョンにアレンジ、

みたいな感じ、っていうのが第一印象。

ぽーちゃんの落ちサビがいい。

そして、そこからのひなたにつないで半音転調してコーダに入っていくところ、

そのラストで各メンバーがエコーのようにパートの語尾を伸ばして『響き』をつないでいくところは感動しました。


M18『春の嵐』
「7名フォーメーション-1」

でやっていたような。この曲は振り付けが芸術的に完成されているので新フォーメーションを取り入れる必要はない、と僕も思いました。
 

真山のラスソロから休まずバレエダンスパフォーマンスでつないで
M19『日進月歩』
へ。ダンスのキレがいい。

そこから止まらずさらに彩花ちゃんのロングフェイク、からの
M20『君のままで』
に移行。出だしのぁぃぁぃパートは美怜ちゃんが担当。

 

M18~M20は「パフォーマンスのエビ中ゾーン」

という位置づけか。

メンバーの表情づけ、ダンスともに完璧で、

彼女たちの持てるタレントを全部出し切った

、という感じがしてとても良かったです。

(MC)
ひなた「新曲『響』から、大学芸会ならでは、のメドレーでの曲のつなぎ、いかがでしたか?」
彩花「私立恵比寿中学は2018年も皆様を楽しませることを新年にお約束いたします。それでは、他の皆さんにも2018年のやる気を宣言してもらいましょう。」
真山「エビ中は、まだまだ走り続けます。ライブを一つ一つ楽しんでやっていく。でも、中山さんダンスサドンデスいい加減やる気を出して下さい(笑)!」
莉子「うーん、(新年の)スタートが興味なければ、2018年ずっと興味がなくなっちゃうから・・・ちゃんとやろうと思います(笑)」
とのやりとりで会場の笑いを誘うと、
ひなた「みなさんもエビ中のことを好きでいてくれますか?好きでいてくれますよね?」
の煽りから、
「FCイベント、やっちゃいます!」
と3月で3カ所(東京、大阪、川崎)のファンクラブイベントの告知が行われました。

会場歓声が上がる中、ここで
彩花ちゃんがしんみりと、話し始めました。

「2017年はいろいろなことがあったけれど、私たちは止まらずにきました。私たちと皆さんで結束できたのが一番良かったと思います」

(と、涙声になって一瞬、MC止まりそうになる。)が、会場の声援を受けて・・・
「エビ中は一番、だから負けたくない!絶対負けない!!

M21『涙は似合わない』
が始まったのでした。
ひなたは笑顔で歌っているけど両の眼から涙がこぼれています。

彩花、涙でフェイク。

りったんも眼に涙をためて歌っているように見える。

みんな感極まったのか、声がかすれています。

しかし・・・

ぽーちゃんだけはこういうチーム全体が湿っぽくなりそうなときでも常にベストパフォーマンスをしている

(昨年の春ツアーファイナルの時もそうだったけど、そういうところが逆に偉いと思った。)

彼女、大昔は、歌詞を間違えるたび泣いてたのに・・・

 

強くなったなぁ・・・。

演奏終了後、静かなピアノのメロディが鳴り続け、背景は壮大な星の映像にかわりました。

ピアノが鳴り止み、会場が静かになる。


もう涙が止まって笑顔のひなたが最前に歩み出で、
「みんな・・・・みんな!・・・・・」

と語りかける。


M22『手をつなごう』
スタート。ぁぃぁぃのパートはひなたに変更。ひなたコールが会場に鳴り響きました。

そこから休まず
M23『靴紐とファンファーレ』
メンバーのタッチパート交代も含めて6人フォーメーションに一新されているのが胸を打つ。もちろん生歌。
 

終了後はチェレスタの響きで曲をつなぎ、

M24『スーパーヒーロー』
背景スクリーンはパートごとにメンバー一人一人のアップ

そして、

ユニゾンの時は6人全員の姿が映し出されました。

ステージ中央の天井からは銀の紙吹雪吹雪がふりそそぎます。

アリーナから見ていたらさぞ、綺麗だったんだろうな、

と思う。
ひなた彩花ちゃんの気持ちの入ったパフォーマンスに胸がいっぱいになりました。

この日のスーパーヒーローは、2年前の正月の俺の藤井の時、以来の素晴らしい出来だった、

と、個人的には思う。
M21~M24の「感動エビ曲ゾーン」を終えて、
 

(MC)
ひなた「本日は私立恵比寿中学迎春大学芸会~ebichu pride~に来て下さいまして本当に本当にありがとうございました。」
から各人感謝の意を伝えて、メンバー退場。本編終了。

会場暗転し、

彼女たちのプライドをかけた戦いが、ついに終わった。

ということなのでしょう。

↑会場内全スクリーンのPrideの文字がついにここで反転。Ebichuの文字に・・・・。
 

アンコールの嵐。
 

上半身をTシャツに着替えたメンバーがリラックスしたムードで再登場
 

真山「今日のアンコール一曲目は感謝の気持ちを込めて、私たちの始まりの曲!」
と宣言し会場が沸く。
EN1『えびぞりダイアモンド!!』
この曲が始まった瞬間より、ぁーぃぁぃ、ぁぃぁぃぁぃぁぃを誰が受け継ぐのか!?

と息を飲んで待つ会場1万人のエビ中ファミリーwww

 

それは全国2000万人のアイドルオタク誰もが抱く興味であったはず。
 

正解を記します。
1番「はいせーの、ぽーちゃん、ぽーぽーぽーぽー!」
2番「はいせーの、ひーなた、ひな・・・?えっ?(→会場ゴチャゴチャ)
でした。
 

1番のぽーちゃんの方は上手く決まったが、2番はしばらく物議を醸しそうww。
多分、「ひーなた、ひ!な!た!」に落ち着くかな。
 

「ひーなた、ひなひなひなひな!」

はなんかダサいからヤだなw。

 

(※個人的には

「ひーなた、もちもちもちもち!」

に一票(→マイノリティ)。)

会場が盛り上がったところで
EN2『ゼッテーアナーキー』
久しぶりの登場!
この曲、夏曲なのに、昨年の夏のファミえん2017では演奏されず


秋ツアーでも一回も演奏されず干されていた。
 

最近この曲を聴いたといえば、星名美怜ちゃんの生誕で真山と二人でドライブ行って鎌倉の海でおふざけで歌った変則バージョンだけ、というような状況だった。


多分、スキル向上に特化していたここ最近のエビ中において運営主導で歌われなくなってたけど、実際は

メンバーもファミリーも実はこの曲に飢えていた

んじゃないかと思う。


そんな、これまでためていた鬱憤、みたいなものが一気にまとめて放出されたような、凄いエネルギーでした。

喰い気味にスピードオーバー気味に、声を出して走るメンバー。いつもより速く演奏してんじゃないか、って思って何度もテンポを数えてしまった。

 

エビ中曲で最もHigh BPM(♪=192/min)で、エビ中曲でもっともシンプルな曲を、

メンバーとファミリーが一体となって、アナーキーにパーリーした。

そんな感じがしましたね。

この日のライブで一番良かったんじゃないか、と思えます。

猛スピードでメンバーカラーのペンラがのをみてたらなぜか涙が・・・。


まさかゼッテーアナーキーで泣くことになるとは思いませんでした。

EN3『HOT UP!!!』
会場の周囲の熱気が凄すぎて、
ひなた「エビ中の本気見せてやるよ!」
美怜ちゃん「これがエビ中プライドだ!」
(って言ってたらしい)が、なんか叫んでるけど聞き取れなかった、状態でした。

ぁぃぁぃのパートは確か全部ぽーちゃんがカバーしてた。難しい曲でも大事なところを任されるようになっている。


あまりに熱くなりすぎた会場をクールダウンさせるかのように、ステージ&会場暗転。


メンバーが縦一列に並び長く沈黙。
 

EN4『感情電車』
の発車待ち、に、30秒以上の長い間がかかった。

この沈黙は前日3日の時よりも長かったし、

昨年春ツアーの『手をつなごう前』よりも長かったように思う。
前日のようなCG映像はなく、パフォーマンス勝負。
ぽーちゃん

『その空~』
の時に照明が明転、一気にこの日の最大強度の照明に。会場の空が一気に晴れ渡った。


見上げた天井には花が二輪。輝いていた・・・。

いつどこで聴いても、「必ず名演になる」曲・・・。

彩花ちゃんMC
「エビ中は時代によって、数も曲も変わって来ました・・・。でも、一つだけずっと変わらない物があります。それは、2018年になっても私たちは、永遠に中学生!
の言葉で
EN5『永遠に中学生』
でライブ曲を締めました。

メンバー、二人ずつ組になって舞台端、中央、とあちこち順に回りながら全方面の観客に挨拶をしていきます。

組み合わせは・・・

「真山」「美怜」の年長組。

「彩花」「ひなた」の中7組。

そして

「かほ」「りこ」の最終加入中5組、

と学年ごと?に別れました。

エビ中は学校ですから・・・・。


(ラストMC)
彩花「いくら形がかわっても、その時ステージにたっているメンバーが私立恵比寿中学です。それが、『エビ中プライド』だぁ!」
となんとなくカッコよさげなセリフを言ったが

惜しい、若干噛んだww

(→それが「エビ中クオリティ」だ!)
 

それでも
真山「これからも温かく見守って応援して下さい。私たちを信じて応援してくれる皆さんを、絶対後悔させません。私たち、エビ中は、皆さんのことを幸せにしまーす!」

歌穂うっしゃー!!

(↑※昨年春ツアーファイナル『サドンデス』の前、以来の気合いノリの合いの手炸裂)

そして、最後はひなた

「これからもっともっとエビ中のことを好きになってもらえたら嬉しいです。」
と、素敵な挨拶で、この日のライブは幕を閉じたのでした。

<セットリスト>
M0 ebiture
M1 シンガロン・シンガソン
M2 YELL
M3 Go!Go!Here We Go!ロック・リー
M4 エビ中一週間
M5 未確認中学生X
M6 ハイタテキ!
M7 藍色のMonday
M8 紅の詩
M9 仮契約のシンデレラ
M10 チャイム!
M11 なないろ
M12 頑張ってる途中
M13 あたしきっと無限ルーパー
M14 制服"報連相″ファンク
M15 EBINOMICS
M16 サドンデス
M17 響(新曲)
M18 春の嵐
M19 日進月歩
M20 君のままで
M21 涙は似合わない
M22 手をつなごう
M23 靴紐とファンファーレ
M24 スーパーヒーロー
EN1 えびぞりダイアモンド!!
EN2 ゼッテーアナーキー
EN3 HOT UP!!!
EN4 感情電車
EN5 永遠に中学生


(感想)
昨日のぁぃぁぃポップでkawaii感じの世界とは一転して、

ひりつくような、鬼気迫るステージでした。

確かに、完成度という点では、一部の曲はまだ6人フォーメーションに不慣れで失敗しているところがあったかも知れず、ライブとしてみれば前日の方が完成度は高かったかもしれない。

 

しかし、

一種の凄み、というものがこの日の4日のステージにはあった。そし


彼女たちは前日のライブ終了時
「6人でも少しずつ成長していける部分もあるはず」

と語り、
この日の開演時には、
「今日の自分達のパフォーマンスをみて、ジャッジして欲しい」
と語りました。

 

そして、この日のライブを通じて、

ぁぃぁぃがいなくなっても私たちはやれるんだ、

という6人の、

言葉通りの「エビ中プライド」

を見せつけらた気がします。

 

さあ、ジャッジします!


成長していた。
力強かった。

そして、心への「響き」、という点において

7人の時とも遜色なかった。
と思った。

 

凄み、と書いたが、その凄まじさ、がなんか上手く言葉に表せない。

見た者しかわからないだろう。

映像でみなおしても分からないだろうな

と思った。

 

なんと表現していいかわからないのですが、

思い返せば、自分はライブ中ずっと固まって、声もだせず、ずっと背筋が震えていたような気がします。

今回わかったことは、危機を感じて本気の力を出した時のエビ中メンバーのパフォーマンスはまた、凄かった、ということ

多分もう、替えが効かない。

 

新メンバーなんて言う次元の話はしばらく出来そうにないな、

と思ってしまいました。

個人的には、

ぁぃぁぃのパートの多くをカバーし、

出るところ出るところで常にベストパフォーマンスをしていた

小林歌穂ちゃん(ぽーちゃん)の成長を強く感じ、

MVPだと思いました。

オリヴィアの真似もそうだし、声も良くなっているし、彼女は表現の才能がある。

☆新曲『響』

については、評価がまた分かれそう。
自分たちは、「運命と戦う」ことで、今を奏でる

というのがメインメッセージですが、

そこまでベタにはっきり背負って宣言しなくてもいいんじゃない?

とは思ってしまった。

『シンガロン・シンガソン』みたいにゆるーく受け流す方がエビ中らしいと思う。
オーケストレーションっていう歌詞ですが、クラシック好きの自分的には交響曲、みたいなイメージがあるのですが、この曲のメロディは言葉ほどの重厚性はない。

と、いうわけで彩花ちゃんが言うような

これからのエビ中の代表曲になる

のか?っていわれるとまだわからないけども、それでも、

同じ言葉を何度も繰り返していくことで曲が進むにつれてメッセージが届いてくる

っていうのはあるかな・・・。

(ちなみに、オーケストレーションには、『結集』、みたいな意味もあるようです。)

☆推しの星名美怜ちゃんの自己紹介の変化

「エビ中のイマドキ革命ガール」
には驚かせられました。
昨年彼女の3度目のスキャンダルが発覚した時、

僕は懲りない彼女に対してあきれ
「今の彼女は360°(どこから見てもアイドルではなくなった)普通の女の子になってしまっている」
という厳しい内容の記事を書いたのでしたが(その時の記事はコチラ)。

それが、なんか、今回の彼女の自己紹介、

ファンのみんなの気持ちをうまく逆手に取られた

ような感じで、

してやられた

と苦笑してしまいました(;^_^A。

それは一種の開き直りではあるのだけれど、

トランプゲームの大富豪(=大貧民)よろしく、一発

「革命!」

って言ってしまえば全て価値が反転する。これは

今回のタイトルロゴにも通じるテーマかな?

と苦笑しながらも、受け入れることにします。


美怜ちゃんは、アイドル界の常識に革命をおこし、

「恋愛も遊びも自由にやる」新たなアイドル像を作り上げ

はたして、アイドル界のジャンヌ・ダルクとなることが出来るのでしょうか????
推しの「愛で方」のパラダイムがシフトした瞬間です(笑)
 

だけど、人類の歴史において、

革命は常に多くの人の血と屍という代償の上になりたってきた

ことは付け加えておきたい。(血を吐くオタク、オタクの屍・・・・)

 

そして、ジャンヌは最後は魔女裁判にかかって火あぶりになった、ということもね・・・・(笑)

ということで、

推しかぶり知友ホーマーEさんがこちらのブログでお書きになった、

ファムファタール属性『U.B.U.』

現実味を帯びてきた、ということなのかな、とwww

最後は下らないこと書いちゃいましたが、まとめます。


新生(もう何回新生したかな・・・)6人体制エビ中。
 

ぁぃぁぃという強い個性の光、がなくなって、

かわりに、

今まで見えにくかった6人のキャラがかわりに輝き出した

そんな感じをもちました。

エビ中とは破壊と再生(と、ちょっとだけ革命のドラマである。

間違いなく、これからもついて行ける。

6推しの人も、7推しの人も、それ以外の人も、

多分、続けて観てみよう、と思ったのではないですか?どうでしょう?

 

はたまたの長文最後まで、お読み下さった方、本当に、本当にどうもありがとうございました!

(この項終わり)
 

2018.01.08 わーすた「パラドックスワールド」ツアーファイナル

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1月8日 (月曜日・祭日)わーすた「LIVE TOUR 2017 パラドックスワールド(第二部 ツアーファイナル)」@マイナビBLITZ赤坂(東京 赤坂)

 

自分、正月明けの1月3、4日に私立恵比寿中学の大学芸会を2days参加して、連日かなりヘビーな内容のものを肩にリキ入れて見てきたわけですが、

その詳細レポート記事を書きおえた後ということもありまして、
この日はちょっぴり肩の荷も下りたような軽~い気分。

 

と、いうわけで、

この日(1/8)は、昨年10月から始まり全国9都市全18公演が行われた、

わーすた

の全国LIVEツアーの最終日、ということなので観に行ってきました。
 

わーすたは昨年6月23日の新宿ReNY以来、半年ちょっとぶり。

 

昨年8月のTIFでもスケジュールが合わず見事に干してしまった。

さらに、

10月18日のアルバムも買ってない、という不義理ぶり。

 

もちろん本ツアーも今回が最初で最後の参加なので、他の熱心に追いかけているファンの方には申し訳ない、って感じではありますが・・・。

この日のマイナビBLITZは二部構成ですが、自分は19時スタートの二部だけ参加、です。

運悪く、会場は寒い冬の雨が降り注いでいましたが、会場は約700~800人ほどのファンで埋まりました(第一部は成人の日&受験シーズンのお昼だということで、もう少し少なかったようです)。

そういえば、2F席にはお笑い芸人のオラキオさんが来てましたね。

(彼はいわゆる「ももクロ芸人」だとばっかり思ってた。)

自分はあまり番号が良くなかったのですが、下手側の女性限定エリアの後ろ2列目、下手(左)端、あたりで観覧。

ここは毎回同じ様な客層ですね。若い男の子が大目。

 

それと、あいかわらず女性ファンが多く

女子限定エリアには普段は地下アイドルやメイドさんをなさってる(と思われる)カワイイ子が多数来ています。

 

わーすたはアキバ系kawaiiカルチャーを生業としている人たちにとっての憧れのグループだからなのでしょう。


↑ステージは予算の都合上か、あまり凝った作りではありませんが、雪の岩がわーすたの「完全なるアイドル」に出てくる猫耳コウモリの形になっているのと、後方にひな壇が出来て昇れるようになっているのと、舞台袖に台があるのがいつもより新しかった。


予定時間より5分ほど開演が遅れました。

↑恒例の"World standard”overtureと共にメンバー5人登場。

最初の衣装は・・・

『最上級ぱらどっくす』

のMVの衣装でした。頭にピカピカ光るアンテナが付いているヤツです。

この日のセットリストは以下の通り。

M1 最上級ぱらどっくす
M2 Magical Word
M3 完全なるアイドル
(MC)
M4 ゆうめいに、にゃりたい。
M5 Doki Doki♡today
M6 好きな人とか居ますか(坂元葉月、松田美里、小玉梨々華)
(ダンスコーナー)
M7 にこにこハンブンコ(廣川奈々聖、三品瑠香)
※M6、M7は普段の担当歌手を総入れ替え
(MC)
M8 ねえ愛してみて
M9 Zili Zili Love
M10 Stay with me baby
(MC)
M11 スイカ割り
M12 らんらん・時代
※M12 は通常とは別アレンジでハードロックver.
M13 いぬねこ。青春真っ盛り
M14 約束だから
(Encore)
EN1 WELCOME TO DREAM(新曲)
EN2 グーチョキパンツの正義さん
EN3 うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ


 

(感想)

楽曲タイトルにもある
「パラドックス」(=「矛盾」、「逆転」)

がテーマのツアー、ということで
普段は奈々聖ちゃん瑠香ちゃんの2名で歌ってる『好きな人とか~』葉月ちゃん美里ちゃん梨々華ちゃんが歌って、

 

一方、葉月ちゃん美里ちゃん梨々華ちゃん3人のもち曲『にこにこハンブンコ』奈々聖ちゃん瑠香ちゃんが歌う、という

とりかえばや演奏

をやったり、
季節の冬と夏を入れ替えての『スイカ割り』スイカをやったり、など、メンバーで考えたセットリストを取り入れて自分たちなりのステージを作っていた

ところに好感が持てました。

だいぶ曲が増えて、途中に

激しいダンスパフォーマンス

を入れたり、

大胆にアレンジを変えた曲

もあったりして、半年ぶりにみたんですけど頑張っている感じが伝わってきました。

個人的には、

『Stay with me baby』

がカッコイイバラードで良かったのと、

『らんらん・時代』

の時にはアレンジ変更で

途中メンバーとファンでヘッドバンギングをする

シーンがあったりして楽しかったな。


 

↑途中と最後のアンコールでは模様替え。計3着の衣装で登場。

 

 

衣装はあいかわらずカワイイ。
↑特に、4月から始まるアニメ『プリパラ』の新シリーズのエンディングテーマだという、新曲の

『WELCOME TO DREAM』

の新衣装がなかなかの出来。


この曲(『WELCOME TO~』)も王道なアイドルナンバーでまあまあ良い曲かな、と。

(※ただし、まだ歌唱が完成していない、ということなのか、この日はわーすたには珍しくリップシングで歌っていたように思います。~

ここからは、この日気になった点。


メンバーは相変わらず全員カワイイし、歌唱とかダンスは頑張っているし、確かにツアー単体としては、演出など工夫をこらしてしっかりやりきっていた。
 

しかしながら、久しぶりに観た者として、

ここ半年、ツアーをはさんで「グループとして」どこまで成長したのか、と、いうようなところがあまりよく見えなかったのが残念でした。

 

☆メンバーのパフォーマンスについて。
歌唱2トップの三品瑠香ちゃん廣川奈々聖ちゃんはあのダンスの中であれだけのクオリティの歌唱が出来るのは素晴らしいのですが、元々レベルと持っている能力が高い子達なだけに、

ここではあえて贅沢を言わせて貰うことにします。

 

まず瑠香ちゃん。エモさと特徴的ファルセットは天性のものなんだけど、以前からの長所でもあり欠点でもある荒削りさが解消されていない

言わせて貰うと、歌唱が数年前のデビュー当時からずっと同じ
頻繁にピッチがズレるので、ユニゾンでもう少し合わせていくことも覚えてほしい。

年齢を経ることによるもう少し楽曲による表現の違い緩急を出せるようになるといいな、と思う。

もう一人のなっちゅん(奈々聖ちゃん)

僕はこの子の声質が大好きなんですけど、

最近頑張りすぎてちょっぴり喉を痛めていませんか?(二部構成の二部だけ聴いたから、というのもあるけど・・・)

 

ピッチの透明感と安定感が、以前ほどでないような気がするんですよね。


残りの3人はそれぞれだいぶ上手になりました。

でもまだまだ上記の二人に追いつける状況にはない。そこら辺り、グループとしてどういう方向に持って行きたいのか、引き続き2トップに比重を置くのか、それとも全体の底上げを狙うのか、がこのツアーファイナルではわからなかった。
 

グループアイドルっていうのは、ある時をきっかけに
個々のスキルの成長がグループの成長に繋がる

とか、

楽曲によってグループが育つ

っていうのがあるんだけど、そこがまだ見えない。

 

要するに、殻を破れていない

 

ってことなんですかね。

☆路線と楽曲について。
ここ1年に発表された楽曲も、「まじめな王道アイドル」系とか、「ぶっ飛びパラパラ」系とか、「メタル」系とか、色々挑戦しているわけなんですけど、

現時点では「元々の芯=コンセプト」が弱いところで手を広げすぎて、最終的にどこに着地したいのか、がわからず、地に足がついてないのが気になります。

わーすたのコンセプトって言えば、多くの人にきけば

『kawaii』

っていうワードが出てくるわけですけど、

これって実は漠然としたふわふわしたものなんですよね。

 

そういうコンセプトにすがってワールドスタンダードを謳って色々なジャンルはやってるんですけど、そうなると、ライブの構成で、折角の楽曲の振れ幅の使い分けが出来てないような気がする。


曲の多彩さの割にはライブの色彩が常に一緒なので、

時には目先を変えてみてもいいかも。

具体的には、全部ネコ耳でやる必要はないし、

メンバーのユニット曲の入れ替え、じゃなくて

アコースティックでやってみる

とか、

バラードしかやらないライブをやってみる

とか、

全曲他のアーティストのカバー

とか(前は定期公演でカバーやってたよね)、そんな感じでもいい。

新曲もはたまたアニメとのコラボなんだけど、それだとどうしても

「まじめなんだが無難」

な方向に行かざるを得なくなるんで、インパクトは薄まってしまうんですよね。

(それでも、「プリキュア」ならいいんだろうけど、「プリパラ」だとちょっと厳しいかなぁ・・・。)

 

パラパラ系路線も、『うるチョコ』がオタの度肝を抜いた最高の出来だとして、その後の『ゆうめいににゃりたい』→『ぱらどっくす』

と、前作を超えて行けてない印象があるんですよね。
一旦鈴木まなかさん(楽曲の作りがまじめすぎて?)

から離れた人に楽曲をお願いして、

コンペティション方式で新機軸を探ってみても良いかもしれませんね。

 

☆聴衆はどういう人を対象にしているのか。
運営さんの物販のセンスに疑問。生写真(売ってたっけ?)とかTシャツを売るならもう少し販売時間とか、デザインを考えた方がよいのではないだろうか。

加えて、物販でオリジナルのペンラを売らないのは、予算不足だとは思うけれども、色分けグループをやってるんだったら駄目だと思う。

是非考えてみて欲しい。

会場をペンラで埋め尽くすのが嫌なんですかね?

静かに集中して『Zili Zili』とか『ちいさなちいさな』聴いて欲しいんですか?

それとも、沸いて欲しいんですか?

推しジャンとかマサイも禁止してないけど、会場の雰囲気をどういう感じにしていきたいのか、そういうところがわからない。

 

「わーしっぷ」(わーすたファンの総称)

は男女含めて比較的緩い感じの集団なイメージがありますが、そこらあたり、かなり迷っているのではないだろうか。

 

その結果、
この現場は、アイドルストリートのお姉さんグループにいるような、グループの成長展開に足を引っ張るような

身勝手な厄介オタは少ない(撮影可なので、アホは簡単にネットで晒される)

かわりに、グループの背中を押して上げられるような人たちも出てこない
ように思える。

 

わーしっぷさんたちは撮影したり、推しジャンプしたり、ペンラ出して振りコピしたり、コールしたり、っていうのがバラバラで統制がとれてない

女オタさんもまあライブを静かに観てるが、ここを支えている、っていう感じがない。

その徴候は半年前、さらに1年半前に見た時より顕著になっている気がするんですよね。


自由で平和なのは良いんですけど、ちょっと熱が足りないかな、とは思いますね。やっぱり兼オタやDDが多いのかなぁ・・・。

 

ライブ終わったら自由解散、みたいになってる。


ライブ終わった後に、オタが感想戦でその良さについて語り合えるようなライブ、っていうのが理想のライブで、そのコミュニティが広がっていくのがいい現場だ、

 

というのが僕の持論ですが、そこらあたり、どうなんでしょうかね。

詳しい方、是非教えて欲しいです。

実は、この日とってもいいな、ってお思ったことがあります。

 

ライブの終了前にメンバー5人の挨拶があったのですが、

メンバー5人全員、

わーしっぷさんたちに対しての感謝の気持ちをすごく表現していた

のがすごく印象的でした。


僕は色々な現場に行っていますけど、アイドルメンバーたちが

ここまでファンに感謝する言葉を述べる現場はなかなかない

のですよ。

 

特になっちゅん、6ヶ月前にもライブ終了時に泣いてましたが、今日も泣いちゃってました。

こんな良い子たちに、もっと良い景色を見せてあげたいと思いませんか?


オタはもう少し考えて上げた方がいいと思います。


それなのに現場がなかなか熱くなっていかないのはなぜか、と考えた時に、やっぱり楽曲とコンセプトの芯がない、っていうところなのかな、とは思う。

わーすたってどういうグループなのか、っていうことを、メンバーとオタがちゃんと他の人にきちんと説明できるのか、そして共有できているのかっていうのが問題点だと思いますね。

 

(「kawaiiだけじゃ、だめなんですか?」(←夢アドⓇ)

→はい、駄目ですww

 

それ(どういうグループなのか)を知るために、
メンバー自身がどの曲が一番好きで、どの曲に思い入れがあるか、というような「ストーリー」を知りたいな、と思った。

 

一方のわーしっぷも、わーすたのそれぞれの楽曲に対する愛情がどれだけあるのか、がよくわからない。

 

今、楽曲の人気投票したらどうなるのかな。結局オタは

『いぬねこ。』『うるチョコ』

が圧倒的に得票しちゃう気がするんですよね。

提案ですが、一度、私立恵比寿中学の『職員会議』みたいに、

アイドルストリートのスタッフとオタの代表

で、今後の方向性、どうやってわーすたを盛り上げていくのか、について話し合ってみる場を設けてみるのもいいのではないか、と思う。

なんでこんな厳しいことを言っているか、と言いますと、はっきりいってアイドルストリートのお姉さんグループたち、今年はかなり厳しいと思っているわけですよ。

(特にスキャンダルの後始末の展開がよくわからないまま開店休業に陥ってるG○Mのメンバーはかわいそう過ぎですよ。)

 

そんな中でわーすただけは絶対まだなんとかなる要素があるから、期待してるんですよ。

昨年夏の

ももクロ「夏のバカ騒ぎ」

の時、前座的にももクロの運営主催で、会場敷地で行われたSIF(しがこうげんアイドルフェスティバル)にわーすたが呼ばれたんですけど、
これまでももクロしか観たことのない大半のモノノフ(ももクロのファン)たちが初めて見たわーすたに対して、

そのカワイさとスキルに驚いて一同に目を瞠った

、っていう事象があった(ツイッターTLで話題になった)んです。

このことは知ってもらっておいた方が良いな、と思います。

また、この日のライブでは、わーすたの現場に

数日前のエビ中の武道館ライブの物販で発売されたペンラ「Pride」とか「迎春大学芸会」を持ちこんで点灯してる女の子を数人みかけました。

 

多分、楽曲の振れ幅の大きさ、kawaiiものが好き

、そして、ちょっぴりカブいてるものが好きという点では、

ももクロやエビ中といったスタダアイドルとわーすたのファンとは、通じるものがあると思うんですけどね。

 

そこらあたりのファンをうまく取り込んで共存共演を狙う算段はしていってもいいんじゃないですかね。

あとは

「芯、ですよ、芯。」

 

2018.01.11 映画「-咲-阿知賀編」試写&舞台挨拶観覧記~※ネタバレなし~

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1月11日(木曜日) 映画「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」完成披露試写&舞台挨拶@新宿バルト9(東京都 新宿)

映画館「新宿バルト9」で開催された、

麻雀マンガ「咲-Saki-」の実写化プロジェクト第二弾、

映画「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」の完成披露舞台挨拶に行ってきました。

自分が観に行ったのは、ラストの19時25分の回です。

 

映画試写の前に登壇して挨拶&トークしてくれたのは、

4回にわたって先行放映されたテレビドラマと、今回の映画の主役の桜田ひよりさん演ずる高鴨穏乃(たかがも しずの)の所属する阿知賀(あちが)女子学院から


・桜田ひよりさん(女優)(=高鴨穏乃役)
・伊藤萌々香さん(フェアリーズ所属)(=新子 憧:あたらし あこ役)

・渡邉幸愛さん(SUPER☆GiRLS所属(=松実 宥:まつみ ゆう役)
・中山莉子さん(私立恵比寿中学所属)(=鷺森 灼:さぎもり あらた役)
の4人のキャスト(※松実 玄(まつみ くろ)役の恒松祐里さんは、残念ながらインフルエンザ罹患のため欠席でした!)
 

と、
・小沼雄一監督(=本作品監督)
の計5名です。

ここからは、この回のトーク内容のダイジェストをお送りいたします。

 

映画の内容に関しては、99.8%ネタバレはありません!

 

ので、安心して読んでいただけますが、

もし、0.2%でも情報を知るのは嫌w、まっさらな気持ちで次週公開の映画を観たい!

と思われる方はお読みにならないことをオススメします。

(※なお、今回の記事の内容においては、当方、

録画・録音などの禁止行為は一切やっていない

ということと、

速記メモと私の記憶力に頼って再現している

ため、微細な内容部分においては違っている可能性があることををあらかじめお断りしておきます。)

それを承知の上で読んでいただける方におかれましては、
数時間前に公開されたナタリーの記事とは、かぶっている部分と違う部分もありますので、

違いを楽しんでお読みいただくことで、次週公開の映画への期待を膨らませていただければ

と思います。

(※本記事にここの列以下に掲載している写真は上述ナタリー記事、およびネットの無料画像から、となります)


19時26分 この日の司会の女性による、テレビで放映されたドラマのあらすじのおさらい朗読が行われ、

19時28分 メンバー(桜田伊藤渡邉中山&小沼監督)が会場拍手の中呼び込まれます。

司会女性

「これより、阿知賀女子学院のキャストの皆さんの、ガールズトークのスタートです!」

↑伊藤(萌々香)「今日私がどういうわけか、トークリーダー、なんてのを任せられちゃったんですけど(笑)、まずは代表してひーちゃん、皆さんにご挨拶をお願いします。」

 

↑桜田(ひより)「今日は全員で頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」(会場拍手)


↑伊藤「じゃあ、早速はじめましょうか。今回は(後から試写があるので)ネタバレなしで、ワクワク出来るような話をしていければと思います。では(ひよりちゃん以外の)他の方もご挨拶よろしくお願いします」

↑渡邉(幸愛)「今日はこんなにも沢山の方が来て下さって嬉しいです。最後まで精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。」

↑中山(莉子)「今日は皆さんお集まりいただき、ありがとうございます。みんなで楽しいトークをして行きたいです。」


伊藤「今日は実は全員、阿知賀カラーのピンク、をワンポイントに入れた服装で登場しているんですよ!(会場「おおっ」)あ、監督は違いましたね(会場笑)。では、早速阿知賀キャストのみんなに聴いてみましょう。そうですね、まずは『今回の配役をオファーされた時の気持ち』などをお聞かせいただけますでしょうか?」



渡邉(松実宥役のオファーは)最初は電話で知らされたんですが、テレビドラマや映画に出演する、というのは私の小さな頃からの夢だったので、本当に嬉しかったです。私はドラマ初出演になるんですけど、電話があったとき、そばにいたお母さんとお姉ちゃんと一緒になって泣いちゃいました。で、最初は、『絶対頑張ろう』、という気持ちと、やっぱり実写(を上手く演じられるか)という不安の気持ちがあったんですね。でもみんな温かくて、安心して役を演じることが出来ました!」


中山「知らされた直後は『実写』というプレッシャーを強く感じたんですけど、すぐに自分で鷺森灼のことを調べて、画像やイラストをチェックしたんですね。そうしたら、灼の役どころは関係なく、ショートカットの可愛い髪型や表情に惹かれて、どんどん勝手に(自分の演じる姿の)妄想をふくらませて、すごく嬉しい、って思うようになってました。」

桜田「初めて(ドラマ・映画の)主演を務めさせていただくことになって、とても嬉しい気持ちもあったんですけど、より緊張とか、不安とか、マイナス面も同時に感じちゃって。自分がしっかりしなきゃ、なんてプレッシャーを感じていたんですけど、実際の現場はとても優しくて、温かくて、のびのび演ることができました。」


伊藤「最初は(出ることは知らされていたが)憧役をやるとは決まってなくて、私は自分が黒髪ロングだから、玄(くろ)役だと思っていたんです。だから、憧だと聞かされてビックリしました。でも後でみんなから『(憧の)イメージぴったり!』って言われて嬉しかったですね。」
→→→
 

 

小沼(監督)(今回選ばれた)キャストは、ビジュアルが似ているから選ばれたんでしょ?と一般には思われがちなんだけど、実際の現場では、選ばれたキャストに対して、実際の役とどこが近いか、を『少しずつ探っていく』作業をやっていったんですよ。

『ここは近い』

とか、

『いや、違う、そこじゃない!』

っていうところを発見して、どんどん役を作っていきました。
みんな、ビジュアル似てるように寄せてきてるけど、最初は実際はそうじゃない。

『(渡邉)幸愛、(松実)宥がそんな声でいいのか?』

なんて思ったりしてね(笑)」

渡邉「こんな声でスイマセン・・・」(会場笑)

小沼「しかし、そこからある時突然(彼女たちに)役が降りてくるようなことがあって、『あっ宥だ!』『穏乃だ!』と思ったりしましたね。」

伊藤「みなさん、他校とのエピソードなんかは、ありますか?映画撮影では1ヶ月間他校のキャストと一緒に過ごしてきた訳ですけど、ちょっと思い出すのが難しいなら、対局シーンの思い出、なんかでもいいですよ。」

渡邉「対局シーンを一緒に撮った子達とは、より仲良しになりましたね。私はアップアップガールズ(仮)の新井愛瞳ちゃんと対局したんですけど、アプガのまなちゃんとは(アイドル同士)仕事でもこれまで一緒になることはあったけど、今回のことでより仲良しになりました。撮影中、私はマフラーしてるのに(※松実宥は寒がりの設定)、(二条)(役の新井愛瞳)はノースリーブで、『季節感どうなってんじゃ』、みたいな話をしたりしてましたね(笑)

『-咲-』を通してまなちゃんと仲良くなれた!って皆さん、まなファンの人に伝えておいて下さい。」

中山「対局シーンの時は、一日中ずっと同じ部屋で(カンヅメの)撮影が続いたので、なんだか(役に入り込むあまり素の)自分がわからなくなっちゃったことがありました。でも、昼休みにみんなでカレーを作って、撮影所の屋上で食べたことなんかを思い出すと、今でもほっこりします。その時、とても屋上は風が強くて、バンバン風が顔にぶち当たってたのもいい思い出です。」

桜田「私は麻雀練習の時から、色々な方々と関わってたんですけど、練習でやっていたことが後から全て『麻雀』(の大切なシーン)に関わってくるんだっていうのがとても勉強になりました。麻雀の音の出し方、牌の持ち方、捨て方、そういうのが全部映画において大事なんだって。」

伊藤「私はフェアリーズというアイドルグループをやらせていただいてるんですが、この映画では、アイドルさんだけじゃなく、グラビアの方とか、女優さんの方とか、色々な方がいらっしゃって。でも、そういう方達がみんな、同じ年の女の子として集まっているんで、学校の『文化祭』的な感じでとっても楽しかったですね。」

小沼「前作(※-咲-第一弾)は出演者も芸能キャリアの少ない子が多かったんですけど、今回は芸能キャリアが長い子が多くて、桜田ひよりちゃんも子役からだから10年選手ですもんね。そんな芸能のベテランの子たちが、オフの時はワイワイ子供っぽくやってんのにいざ対局シーンになると、突然『ライオンの眼』になって獲物を狙ってる感じに変わるのがね(笑)さすがだな・・・って」

伊藤「でも、対局シーンでは、私、手震えちゃってましたよ」
渡邉中山桜田一同に(笑)!」

伊藤「次は、主題歌の話をしましょうか。今回、この阿知賀のメンバーで映画の主題歌も歌わせてもらってるんですけど、もうみなさんMV観てくれました?観てくれた人~!」(会場多くの人が手を挙げる)



 

渡邉(桜田)ひーちゃん、今回が1stレコードデビュー?」


桜田「レコーディングは初めてじゃないんですけど、PV撮影は初体験です。(歌手をやってる)みなさんのお仕事のPVを観て勉強してました!」

渡邉「ひーちゃんと一緒にPV撮ってて、ひーちゃんはアイドルやってれば、絶対売れると思った!」(会場歓声)

渡邉「ほら、リップシーンとか・・・え?え?ここからはネタバレ?今はまだMVショートバージョンしか出てないの?この話は聞かなかったことに・・・・」(※以下割愛)

伊藤「今日ここにいらしてる人は、実は映画の他の学校の推しの人もいるかもしれないけれど(笑)、私たちは、一応映画では『阿知賀女子学院』としてやらせていただいてるんで、次は、メンバーに阿知賀の絆とか、思い出について語ってもらいましょう。」

渡邉「阿知賀のメンバーとは(クランクアップの)1ヶ月前からずっと一緒に撮影してて、毎日会っていたので、今会うのは久しぶりなんだけど、安心感がすごくある。(-咲-阿知賀編の)物語の中の阿知賀のメンバーって、常に他の人のことを想ってる人が集まってるんです。たとえば、(浅川梨奈さん演じる、原村)和ちゃんのこととか、憧ちゃんとか、玄ちゃんとか、みんな心の中で支え合っているんですよ。その想いと同じように、-咲-のキャストメンバーも愛情で支えあってやってきました。

中山「私も同じです。撮影中は(物静かな)灼として演るので、ワイワイやりたいのを抑えて、表情が緩まないよう気をつけたりしていたんですけど、実際は他のみんなが大好きで、温かいメンバーに囲まれて本当によかったな、と。」

桜田「こんな温かい現場だから、阿知賀のメンバーも温かくなれて、こんな温かい素敵な作品になったと思います。」

伊藤「ひよりちゃんとは、実際は5歳年齢が離れているんですけど、年の差は全然感じませんでした。私以外のみんながとってもしっかりしてたんで(笑)、でもみんなでゲームして、壁ドンゲームとかやってて、撮影時間以外はずっと表で遊んでいましたね。まさに『同級生』だったな、と。今回、離れた後も、絶対また集まりたいですね。」

小沼「昨年1年、私はこの映画にかかりっきりでした。原作を読んで、登場キャラクターの性格もずっと勉強してて。だから今回のキャラ全員に思い入れがあるんです。そうしてるうちに、前作の長野よりも、阿知賀のキャラの方に肩入れしそうになってる自分がいて」(会場笑)
 

小沼「そんな気持ちになってて、ドラマの第三話で、山の道で穏乃と憧が迷うシーンがあったと思うんですけど、そこでは自分が原作にない台詞を足したりもしたんです。そしたら、キャストの2人桜田伊藤が心が通じ合って、役になりきってるんですよね。それが嬉しくなっちゃって、なんか、こうなるとますます阿知賀に肩入れしちゃって、ここまで阿知賀に肩入れしちゃうと・・・今後ほら、あそこと、決勝で戦うことになるわけ?じゃないですか??まだ原作もそこまでは描かれてないけど・・・・あああ、想像したくない!(会場爆笑)

伊藤「あの第三話の山のシーン、しず(穏乃)をおんぶしたシーンは、原作のマンガにはなくって、二人で考えて作ったんですよ!さて、そろそろ時間なんで、みなさんこの映画の『注目ポイント』を、ネタバレしない程度にお願いします。」

渡邉玄ちゃんのシーンが素晴らしい。もう、観てて涙が流れてしまう、そんなシーンになってます。玄ちゃん自身もすごいいい演技で、玄ちゃんファンの人にとっても・・・ああああああ、言いたい!言いたいよぉ!!」(会場笑)

渡邉「私もなんだか、実のお姉ちゃんの気持ちになって・・・これから観る人の、印象に残るシーンになるんじゃないかな、って思います!」

中山「登場人物みんながそれぞれ、熱い麻雀への思いがあって、そういう登場人物みんなの気持ちを、観る人も受け取ってもらえたらいいなって思います。」

桜田「しずの能力が~・・・・・『覚醒』するかな!?」(会場「おおおっ」)
桜田「が・・・観るべきポイント、です!」

伊藤「皆さん、ここまでテレビドラマ、観てきましたか~?」(会場全員手を挙げる)


伊藤「でも、この映画だと、絶対別の学校の方に気持ちが入っちゃいそう~」(会場笑)


伊藤「でも、折角ドラマを見てくれたんだったら、やはりここは阿知賀に気持ちをいれてほしい!(笑)是非ドラマを思い出しながら、観て欲しいです!」

小沼「長野編よりも全員登場キャラが立っている、(青春)群像劇になっているので全員のエピソードを映画の尺におさめるのがとても難しかったですね。みんなが自分のキャストのことを本当によく考えて演ってくれて、自分が思っていた以上にキャラが立ってくれました。観客の皆さんの原作キャストへの『推し』イメージと、どれだけ融合出来ているか、を是非観て欲しいです。」

伊藤「それでは、最後に皆さん、ここにいらっしゃっている観客の皆さんへのメッセージをお願いします」

小沼「とにかく観て欲しい!としか言えないけど、キャスト全員みんな、高いハードルをジャンプして乗り越えた、そういう映画になっている分、色々想像して楽しんでみて下さい。」

中山「これから観ていただくってことで、なんだろう・・・とにかく観て早く感想を聞きたいっていう気持ち?もうまばたきすることもないってくらい、楽しんで観て下さい

渡邉「この映画を、ようやく観ていただけることになって嬉しいです。観ることで、皆気持ちが入る映画になっています。皆さんも一緒に入り込んで、私たちと一緒の青春の一ページを経験して、私たちの思いを受けとって欲しいです。1月20日の公開日にも是非きて、もう、何回も観てくださいね。」

伊藤「演じていた私たちも、今から一緒に客席に座ってまた観たいって思うくらいの映画です。登場人物一人一人にドラマがあり、なんども楽しめる作品になっています。」

桜田「作品の完成前1ヶ月、私たちはずっと麻雀ばかり毎日やってきました。私はずっと(共演の)みんなをみてきました。この映画はその集大成です。一人一人が自分の役を愛して、研究して、打ち方や性格など、自分の役にとりくんでいる。その想いを、見て欲しいです。皆さん、好きな高校があって色々な学校の推しの方の目線に立って、何度も見て欲しいです。」

キャスト、監督、観客の全員で会場の記念撮影をして舞台挨拶終了。

その後、観客みんなで113分の映画を鑑賞しました。

 

試写を見てひとこと。
是非これは劇場でご覧いただきたい作品です。絶対に損しません。キャストの皆さんがおっしゃったとおり、何度も観に行きたくなる、そんな作品になってます。
 

最後まで読んで下さいましてありがとうございました。この挨拶の内容を見て、この映画、観に行きたい、と興味をもっていただける方が一人でもいれば幸いです。
 

映画「-咲-阿知賀編 episode of side A」は

1月20日より全国公開です。

 

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